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2008年10月05日(日) 補助 / 食材

文部科学省は来年度から「大学などの研究機関が女性研究者の採用を増やせば、その分の人件費を補助する」そうです。

それには「研究の多様性を高める狙い」『も』あるとの事ですが…

全く良く分かりません。
まず、このお金(女性研究者新規採用で600万円/人)を出す背景は、日本の女性研究者の割合(12.4%)が世界の先進国に遠く及ばず、さらには韓国にすら負けていることがショックだったようです。そして、今までは「女性の為の支援スタッフ…一体何のことでしょう?」や「託児所の整備」といった環境整備をしてきたのですが拉致があかなかったので、兎に角比率をあげろやと即物的な行動に出たということですかね。

なんていうんでしょうね、こういうのを「無駄遣い」って言うんじゃありませんかね。
環境を作っても増えないのは、その環境づくりが足りないか、それ以外に問題があるのではないでしょうか。そういう部分を放置したまま、単に金で釣りますと言っても根本的解決にはならないでしょうし、結局、真の研究者は増えず、金を取る為だけに在籍し、実際には何を研究すればいいかもわからない人が増えるだけのような気がします。

大体、「女性が働きやすい環境を整え、増員を確実に定着させる採用計画を作った研究機関に限定」との事ですが、それができていなくて、今まで女性研究者が増えなかったのですから、その原因もわからず、その環境を整える事が補助の条件って本末転倒も甚だしいです。果たしてどのように審査をして、どんな基準で審査を通るところがあるのか興味のあるところです。

今、別のところで余りにもずさんなチェックで国民の健康が脅かされていることが話題になっているのに、またもこんないい加減な税金の無駄遣いをしようとしているのは、呆れて開いた口がふさがりません。


食材

自分が買う食材は「中国食材はパス」「アメリカ産の牛肉・豚肉はパス」「保存料の入った醤油はパス」と言う基準で、後は味を試しながら選んで今の台所を形成した訳ですが、外食の場合は、本当に食材を選べません。

ここでも何度か書いていますけれど、入り口に使っている食材の素性を明記して欲しいものです。というのも、先日ある外食店に行ったのですが、この10月から新しいメニューになりましたといって、出てきたメニューには「アメリカ産豚肉」「アメリカ産牛肉」のオンパレード。食べられるのは国産と明記された野菜と鶏肉のみ。しゃぶしゃぶがメインの店でこの仕打ちは何?と思いつつ、もうこの店を出る機会は逸していたという感じでした。

帰り際に(何度も行っているお店なので)「いつもありがとうございます」と言う言葉をいただいたのですけれど、こちらは微妙でした。この食材を食べに来いとまじめに言っているのか…この値段で?ってな感じです。

最近のメラミン混入などは、見つかったから良かったものの、実際に食材に不安のあるものはどこに潜んでいるかわかりません。と言っても、「中国『だけ』が悪い」と言うつもりはありません(今の中国の姿は一昔、二昔前の日本だと思います)が、やはり国内の農業振興は大切なんじゃないの?と思うこの頃です。


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