The Green Hills of Earth
三菱化学メディア株式会社は、3.5インチFDの販売を2009年3月末で終了すると発表しました。 本当に、「ちょっと前」まではパソコンにFDドライブがついているのが当たり前だったのですが、最近はドライブが搭載されていないパソコンも多くなってきましたよね。私の仕事場で多く使われているビジネスモデルのノートパソコンにはついていますけれど(ついているだけで、活躍している現場は見たことがありませんが)、家にある活動しているパソコンにはついているものがないことに今更ながら気付きました。ドライブ自体はあるのですが、今使っているAntecの筐体に取り付けようとしたら、前のカバーと干渉してうまくカバーが閉まらなくなるので取り外しているのですよ。で、今現在一度も困ったことは起きていないのです。
私がコンピュータ関係の仕事に就いたときは8インチFDが主流でした。HDDは大型コンピュータにはついていましたが、パソコンにはHDDでさえ贅沢品でカセットテープドライブとかそんなのが普通だった時代です。それから数年して客先がPC-9801MとFを買って「HD容量が10MBもあるんだぜ、FDを好感しなくて済むんだぜ」と感動していたことを今でも覚えています。この頃FDは既に5.25インチでしたかね。
それからしばらくすると、FDは3.5インチの時代になってくるのですが、私にとっての3.5インチFD搭載機って何が最初なんだろう…少なくともAppleのQadra700は3.5インチFDDだったのですが、その前のPC-9801時代はどうだったんだろうなぁ…その辺りはもう記憶が定かじゃないですね。
「3.5インチFDのヘッドカバーに「256」とか「2HD」とか「2DD」とか書かれているのは何だ?」と良く聞かれました。 256はレコード長、DDはDoubleDensity(倍密度)でHDはHighDensity(高密度)、その前の「2」は両面って言う意味だったでしょうか。 FDの黎明期に各社が様々なフォーマットを持っていた訳ですが、その中で1レコード256バイト(他に128と言うサイズもある)で、ディスクの片面に記録するのか両面に記録するのか、更に密度は単密度(2D(両面単密度)と言うのもある)、倍密度、高密度どれですかと…そういう選択肢を選ぶとFDの容量がそこから決まってくる訳です。説明は厳密に言うと間違っているかも知れませんが、大体そんな感じだったと思います。FDが8インチの頃はそんなところから先輩に教えを受けましたが、今はただの呪文のようなものですものね…
そしてこれを書いていて気付いたのですが、8インチFDと3.5インチFDはすぐに「ああ、あれね」と思い出せるのですが、5.25インチFDに関しては「え? ああ、そう言えばそんなのもあったような気がする。でも、どんな形だったっけ?」と思い出せず、ついついWikipediaで検索しちゃいましたよ。
八百長はやっちゃーいけねー…これは大前提です。
しかし、スポーツの世界にある程度の八百長はつき物だと思います。警察が取り締まる対称にしているのは、賭博の対象となる八百長ですね。野球などでどのチームが優勝するかなどに金がかかって、その勝負に勝つ為に八百長を依頼したり…こんな行為は問題です。
でも、例えばある選手が引退する。そしてチームは既に順位も決定している、又は、既にこの試合の勝敗は決している。だったらあの引退する選手に華を持たせて打たせてやるかなんていうのも厳密に言えば八百長…少なくとも真剣勝負ではありませんね。 F1などのレースでも周回遅れの運転手が青旗を振られた時(進路を譲れの合図。缶詰じゃありません)、本来は速やかに譲るべきなのですが、相手が好きな選手、仲間にはすぐ譲るけど、ライバルなどにはできるだけ邪魔になるようにするとかの駆け引きもあります。相撲だって同様に真剣勝負ではあっても「この力士、ここで負けちゃったら大変だなぁ。俺はあと少しくらい負けたって…」とかそんな気持ちがあったっておかしくないですよね。そんな露骨ではなくても、何かしらの心理が勝負に影響することはあるでしょう。
実際に「ここで優勝したら横綱になれる」と言うことで勝敗を買うということもあるかもしれません。でも、その話題の記事を書いた人たちが主張する、「取り組みの70〜80%が八百長だ」って言うのは如何なものでしょうね。 それはプロレスのようなシナリオのあるショーだと言っているのでしょうか。地方巡業は人々を楽しませる為の巡業ですから、ショー的要素はあると思いますけれどそれと混同していないですかね。 ある程度は八百長が含まれるかもと言うなら「そうかも」と思いますが、それほどの確率でといわれたら「そりゃないでしょ」と思ってしまいます。
果たしてこの泥仕合の結果はどうなるんでしょうね。
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