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2008年09月12日(金) 川辺川ダム

熊本県知事は、2008年9月11日県議会本会議で川辺川ダム建設計画に「反対」と言う見解を発表しました。

旧建設省(現国土交通省)の無能の輩が、何十年もかけて自分たちは偉いんだ、自分たちが日本を作っているんだと誤解し、能力も無いくせにプライドだけが高くなって、またお役人特有のお金(税金)とは予算さえとれば無尽蔵に湧いてくるものと認識した結果、計画から施工の間に状況が変わり全く用を成さなくなった計画も、そのバカで無用なプライドと、過去に受け取った賄賂のため、地元で大きな口をかばのように開けて税金投入を待ちわびる役人及びその子分が仕切るヤクザ土建屋を潤すため、その無駄な計画を、地元及び国民の反対を押し切って強行し、「国土を破壊し続ける事こそ建設省の仕事」と的外れなことをしてきた訳ですが、有明海の干拓事業、長良川の河口堰の辺りから、常識のある市民の反対運動が激化し、今まで高圧的にありもしないデータをでっち上げて地元住民をだまし続けてきた御用学者の嘘八百も通用しなくなってきました。

大体、これだけ減反政策が続いている中、農業用地の開発だとか、灌漑用だとかそんなダムがいるはずがありません。そう反対をすると、「では、これは飲料水を確保するためとして」などとその場しのぎの事を言う役所のどこに信用があるかと言うことにようやく「今は江戸時代じゃない。お上の言うことに「ははー」とひれ伏しているだけが能じゃない」と国民はわかり始めてきたと言うことでしょうか。

そんな中で、いくつかの「国の大事業」が覆されるようになってきました。しかし、お役所はこの最後の清流、球磨川流域を壊すことに建設省としてのプライドをかけているかのようにしつこく計画を進めようとしていたのですが、熊本県知事の良識ある判断にホッと胸をなでおろしている次第です。

全く仰るとおり、財産とは、建物や持ち物ばかりではなく、その地域に根付く土地そのものが財産なんですよ。地域を大事にすることが全ての基礎です。

兎に角、一個人として熊本県知事の判断にはスタンディングオベーションを、大きな拍手と歓声を贈りたいと思います。


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