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2008年09月01日(月) 監督

オリンピックでの野球の結果から、星野さんの監督の資質が話題になっているみたいですね。

正直「アホか」と思います。

サッカーのように突然外国の聞いたこともない人が監督に就任と言われたら不安になる気持ちも分かります。けれど、星野さんの実績って多くの人が知っているんじゃないですかね。落ちこぼれ球団だった中日を強くして、負けることに美学を持っていた阪神を優勝に導いたのは星野さんだったんでしょ。その実績があるから「星野さんしかいない」となったんじゃないのかな。

私は、確かに采配の妙というのも重要だと思いますが、今回の件については、「選手の能力」と「やる気」の問題だったんじゃないの?と思います。韓国や中国など後進国は「国の威信をかけ」必死にやります。アメリカも野球大国のプライドで必死です。でも日本は…観光気分なのかどうかは分かりませんが、その辺りの必死さは感じませんでした。

この選手群でも他の監督ならもっといい成績が残せたでしょうか。私にはそうは思えません。ドングリの背比べ。コーチが仲良しクラブだとか批判する人もいるようですが、戦略がまずくて負けた試合がどれくらいあったのでしょう。「ああ、ここで監督が(コーチが)別の人だったらなぁ」なんて思う場面がどれくらいありましたかね。私は個人の力負けだったと思いますよ。

兎に角、実績を重々承知して依頼したのに、結果がでなかったら能力を疑うって言うのは愚の骨頂ってやつで見ていて不愉快なことです。そういうことを平気で言える阿呆が蔓延していることも嘆かわしいし、そういう意見がでないことも腹立たしいです。

結果論で正義を振りかざすのは愚かで格好悪いことですから、どうか、そういうことが世間の常識となり、こういうバカな意見が外に漏れることのないようになってほしいものです。 


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