The Green Hills of Earth
2008年08月19日(火) |
iPhoneのケース(つけました) / 泡工房 |
13日に注文した「BodyGuardz for Apple iPhone 3G」が今日届いていたので、早速挑戦してみました。
結果から言えば今のところ60〜75点かなぁ。
まず、どんなケースやカバーより、薄く本体にぴったりなのは満点の魅力です。 でも、平面のフィルムを三次元の筐体に貼り付けるため、どうしても無理は生じてくるというのはわかっちゃいるけど減点ですね。
自動車の窓ガラスへのフィルム貼りは何度もやった事があります。元々そんなに高い素材ではないので、5回や10回失敗したってたいした損害じゃないやと、納得のいくまで失敗を繰り返してみたことがあるので、それなりに経験はしているのです。で、今回も同じ感じかなと思って挑んだのですが、同梱されているスプレーに入っている液体は洗剤の濃度が薄いようで、いくら接着面を濡らしても接着面は結構な接着力を持っていて、貼り付けてからずらすという技は生かせませんでした。次回挑戦する時は、別途、水に台所用洗剤を数滴たらしたものを用意して挑戦してみようと思います。
今回の状況を簡単に説明すると、まずは、手に数回スプレーして手を濡らし、そして保護シートを台紙からはがします。はがす時も3段階位に分け、はがしたところにスプレーをしていきます。そうしないと接着面がくっついて厄介なことになりそうです。手のひらにシートを広げて、改めてシートに満遍なくスプレーを吹き付けてから貼り付けに入ります。
私の場合は、カメラの穴で位置決めをしました。前述したように、ここで洗剤濃度がもう少し濃ければ、シートを貼り付けた後もシートが滑って結構自由に動かせるのですが、今回はそうは行きません。カメラの穴1つで縦横位置を正確に決められるはずがありませんから、本来はそこを中心に多少回転させつつ位置を決めるだけなのですが、今回は貼りついたら2度と動こうとしないのであせりました。仕方なく何度かはがして、その都度スプレーで水分を振り撒いて(振り撒いた後は、iPhoneに掛からないよう余分な水分は下に落とすんですけれどね)、最終的にはカメラの穴とイヤホンジャックの裏面側を基準点にしてシートの位置合わせをしました。
ここからはiPhoneを片手で縦に(イヤホンジャックを上に)持って、付属のスクィーザーで上から下へ水を押し出すようにフィルムを貼っていきます。側面は後にして、まずは上下を優先させました。iPhoneを持つのは、ここからは水が押し出されてくるので、下手に横にしたままだと水がコネクタなどに接して故障の原因になる可能性が否めないと思うからです。縦にして、水滴は下に落ちるように工夫しました。その後、側面を貼っていき、最後に上下のコネクタの上側のシートです。ここは、なんと言ったらいいんでしょうね、コネクタのところだけ穴が開いているのではなく、コの字状に一端のみが繋がっている形なんです。そして、四隅は曲面が集まってくるところですので、シートはそんな簡単にフィットしてくれません。ここであせって力任せにこすったりするとシートが伸びて失敗してしまいます。軽く押さえつけても、すぐにシートははがれて隙間を作りますけれど、隙間が適当なら、その内水分が乾いてきて接着力が上がるときちんとくっつきますので、それを信じて、無駄な力が加わった無理な隙間になっていないかを考えつつ、何度でも貼り直しましょう。はがしたらスプレー、これで何度でも挑戦ができます。
ある程度納得できたら、後は隙間のある部分を力を入れないよう意識して軽く押さえつけます。焦らず、ずっと出なくてもいいからはがれているのに気付いたらそっと押し付けてやる…私の場合はそんなに時間はかかりませんでした。では成功したのかといわれると微妙です。全体としては成功です。でも、下側のコネクタの両側に、少しシートが浮いている部分があります。これはコネクタの上下を繋ぐ橋の部分なのですが、上もぴったり縁にあわせてあるし、下もコネクタの端にあっている。何でここが余るのかわかりませんけれど、Ω←こんな形にたるんでいるのです。でも、それ以外の部分はきっちり接着されましたから、ここが問題で剥がれることは無いと思います。気になるなら、この部分をカッターで切り取ってしまうのが正解かもしれません。
あと、背面に何箇所か小さな水溜りが残りました。今はそれが結構目立ちます。これも、洗剤濃度が薄くてすぐに接着されてしまったため、水を逃がす処理が間に合わなかった感じです。でも、これもそんなに心配していません。サイズはそんなに大きくないので、これから数日の間に中の水は蒸発し、それと同時にここもぴったり接着されるはずです。
構造的に、四隅は底面のシート、側面のシート、上(下)面のシートが組み合わされてガードをせざるを得ません。もしかしたら、うまくこのシートを貼るとその3面のシートがうまく組み合わされて隙間無くガードするのかもしれませんが、私がやってみた限りでは、四隅に1mm×15mm位の線のような隙間が出来てしまいます。構造上仕方ないのかもしれませんが、ここが一番傷つきやすいところなんじゃないの?と言う思いもあります。
後数日は背面に小さな水玉もあるでしょうし、四隅のところには少し手触りでわかる凸凹もあります。でも、これは買ってよかったと思いますよ。ものの見事にiPhoneの形を全く損なうことの無いカバーになるのですからね。ただ、私も不器用な方ではありますが、不器用を自負している方には、結構冒険かもと言うのは間違いありません。兎に角、水を使うので、iPhone自体を壊す可能性もありますし、それを無視しても、これだけ細かく切り込まれたシートを思った形に貼り付けるのはちょっと大変かもしれません。まぁダメだったら諦めるさ程度に考えて楽しめそうな人にはかなりお勧めです。
この製品、私は底面の保護シートだけを使いましたが、実際には液晶面保護シートもついています。それらが2セット入っています。液晶面もこの保護シートにしてみようかとも考えたのですが、まだ様子見です。まずは底面の保護シートが使ってみてどうなのかを見極めてからですかね。いや、それより液晶保護シートは優れた商品が沢山あるので、それを使った方が良いかなとも思います。
ボディソープが無くなりそうなので、新しいものを買おうと店に行きました。今は手軽さから液体石鹸を愛用しているのですが、どの商品と決めているものがある訳ではなく、その都度興味のわいたものを買っています。
わかりきったことではあるのですけれど、液体石鹸の、容器つきと詰め替え用では倍ほども値段が違いますね。そこで、長い目で見たら詰め替え用をそのまま使えるポンプ容器を買ったら良いのではないかと思い立ち、ポンプ容器を買ってきたのです。
それが、タイトルにある「泡工房」と言う商品。泡になって出てくるなら良かろうと思って買ったのですが、帰宅してボトルを開けて中の説明を読んでみると、「10倍程度に希釈する」と書いてあります…なんじゃそりゃ。
説明書に書いてあったネット上のページを見ても、水で希釈するので節約ができるとは書いてあっても、水で薄めることで洗剤の本来の効果が維持できるのかについては一切触れられていません。また、水を入れることで水が腐るなどの心配はという事についても、それぞれメーカにお問い合わせくださいと記されているだけです。
このポンプは、ポンピングするとノズルから洗剤が泡になって出てきますというのが売り文句です。で、泡を作るために、洗剤を適宜希釈して適度な濃度に調整しようとしているのですが、この製品を使わないとしたら、それらの人は普通に洗剤を水で薄めて使っているのでしょうか。それで洗剤はその能力を100%発揮できるのでしょうか。
残念ながら、私はこの製品について「手段のために目的を選ばず」的支離滅裂さを感じます。もし、洗剤を「希釈して使う」のであれば、それは売り場でもきちんとわかるようにしておくべきだと思うのですが、残念ながらそんな説明はありませんでした。ただ、私に常識が無かっただけでしょうか。申し訳ないけれど、明日お店に事情を説明して返品させていただこうと思います。ダメなら捨てるしかないですね。
私が買ったのは800mlのものでしたが、これが180万本、そして350mlは200万本売れたと宣伝していました。重複して買っている人もいるでしょうけれど両方あわせて300万人が買ったとしても結構な人が買っている事になりますね。で、これらの人は洗剤を水で薄めることは製品に全く問題が無いと思っているのでしょうか、それとも、それは「自己責任の範疇だ」と理解しているのでしょうか。私には、後者だとは思えません。自己責任と認識せず、製品を希釈して使うってとても怖いことだと思うのですが、その辺り、この会社は意識しているのでしょうかね。
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