The Green Hills of Earth
アメリカで、企業のコンピュータ・ネットワークに侵入しクレジットカードなど4000万枚以上の個人情報を盗み出していた集団を起訴したそうです。
犯行は自動車にパソコンを積んで、小売店などのワイヤレスLANから侵入し情報を盗み出すソフトウェアをインストールしていたとのこと。
まぁ、コンピュータを使った犯行はこんなものでしょうね。セキュリティが進歩したとはいえ、それは大企業の重要回線の話で、一般的な無線LANなどは一応セキュリティはありますけれど、そんなに高いレベルではないし、中にはセキュリティなんて利用していない場合もありますものね。
今回起訴されたうちの1人は、これらの情報を売って1100万ドル(約11億9100万円)を荒稼ぎしていたそうです。
今回被害にあったのはアメリカの書店チェーンやオフィス用品販売、衣類ディスカウント店など9社だそうです。海外旅行に行くと最近はクレジットカードでお支払いと言う機会が多いのではないでしょうか。どうか気を付けて…と入っても、こればかりは気を付けようもないですよね。店の人も知らないうちに盗まれるんですものね。
じゃあ、日本なら安心かというと、日本でもクレジットカードの読み取り機に情報を盗みとる仕掛けを作る犯行が時々ニュースになりますね。結局有効な防御手段は「クレジットカードを使わない」という本末転倒な話になりそうです。少なくともこの手の被害にあった場合はクレジットカード会社が責任を持ってケツを拭くという環境にならならないとダメなんでしょうね。
怖いけど使わないと不便…思いきって無しにしてしまいたい衝動もありますが、グータラだからなぁ…
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