The Green Hills of Earth
ホンダのスーパーカブが販売開始50周年だそうです。
「操作が簡単」「壊れない」「燃費がいい」…思いつく褒め言葉を並べると、それはカブに行き当たります。確かに一般的な美的感覚から言うと「格好良い」とは言いがたい形ではありますが、それ以外の褒め言葉は下部のためにこそあるといっても過言ではありません。壊れたら死を意味するような土地、メンテナンスが出来る設備のない土地、そんな場所で「信頼できる」と選ばれているのがカブです。
カローラのように、○年連続売り上げ台数1位といいながら、歴代のカローラを並べるとどれ1つとして同じ車と思える形の車はないというような「名前だけ」の称号ではなく、確かに発売当初から見れば多少形も変わっていますし、中身はそれこそ同じところなど一つもないかもしれないですが、それでも一目見れば「カブ」とわかるその形で50年。これは本当にすごい偉業だと思います。
1つだけ私が分からないのは、何年か前にカタログスペックで180km/lと言うタイプがあったのですが、最近は110km/lになっているのですね。ここまで下がったのはどうしてでしょう。当時のそれに乗っている人から聞くと、今でも30km/hではしれば120km/l位で走るそうですが、どうしてこのエンジンはなくなってしまったのでしょうね。まぁ耐久性とかそういうものに問題があったとか、何かしらの理由はあったと思いますが、その驚異的な燃費を見て、当時衝動買いしてしまおうか悩んだ記憶があるのですが、買わなかったことを今後悔しています。
それにしても、最近のカブはPGM-FI(Programmed Fuel Injection:コンピュータ制御燃料噴射装置)をつけているんですね。PGM-FIがついているのに、バッテリが上がってもエンジンが掛けられるってなんかすごいもの作っていますね。
ホンダは50周年を記念して、特別モデルを用意するそうですが、これを機に1台買ってしまおうか考えてしまいます。でも、買うとしたら特別仕様じゃない普通のカブがいいなぁ…
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