The Green Hills of Earth
2008年07月20日(日) |
桃とアフターフォロー |
先月の下旬に配達された桃が、樹上完熟をうたい文句にしていたはずなのに固かったという話を書きました。
その後、店から評価をしてというメールが来ていましたので、そのままを書いて送りましたところ、「調査の結果、樹上完熟とは書いたが、あんたが曜日指定をしたため、それに間に合う時期に完熟する桃がなく、そこでお断りすればよかったが、農家が送ってしまった」と言うような話がありました。
「へー」…私はそう思うしかありませんよね。樹上完熟がうたい文句なら、ないときは断ればいいじゃない? 中途半端なものを貰ってうれしい訳がありませんし、今だけを見れば農家だってお金は手にしますけれど、長い目で見たら信用がなくなりますものね。
お店のメールには更に続きがあって、「お詫びに、今度こそ樹上完熟の桃を近々送らせていただきます」と言うものでした。そして、先日「送りましたので、味の感想をお聞かせ願えれば」と言うメールが来ました。しかし、待てど暮らせど運送屋さんは来ません。おかしいと思って先のメールから運送屋さんのトラッキング番号を拾って、ネットの配送状況確認画面で問い合わせたところ、とっくに配達完了となっています。誰かが着服したのかと思いつつ画面を良く見ると、受け取った配送センターは私が住むところとは全く違う県のセンタでした。仕方なくまたメールで問い合わせてみたら、今度は配送伝票を間違ったのだそうです…
私はね、もうどうしていいかわからないですよ。基本的には自分の店の看板である「樹上完熟」でない桃を送ってきた時点で店としては落第点です。でも、失敗はどこにでもあるわけで、大切なのはそのフォローアップ。メールはそのフォローが成功したといえるものでした。が、そのフォローを実行する段階でまた失敗…結局、私にとっては縁のない店だったという結論が正しいってことになるのかな。 でもね、今までこういう状況まで行きながら結局20年以上のお付き合いになった店も数軒あります。まぁ、最終評価はまだ先でいいと思いますけれど、早くおいしい桃を口にしたいものですねぇ…って、今月はもう一つ別の店から桃が届くんじゃなかったかな。ワクワクです。
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