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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2008年07月19日(土) 恥ずかしい告白…

ものすごく恥ずかしいことですが、ここに書いておきます。

昨日、SONYのNF-S706F(以下706)のノイズキャンセル機能は優秀だけど物足りないというようなことを書きました。でも、足りていなかったのは、私の知識であり、知ったかぶりの慢心で大変失礼なことをしてしまったとお詫び申し上げます。

と申しますのは、手っ取り早く言うと、実は今まで私はノイズキャンセル機能をオフにして「こんなものか」と思って使っていたことが判明したのです(恥ずかし〜)。

なぜそういう事がおきたかと言うと、この706ではノイズキャンセル機能のOn/Offの設定ですが、もともと表示画面が狭いので、メニューからノイズキャンセルのOn/Off選択へ行くと、画面の下段に「Noise Canceling→ ON」と言う感じで表示されるのです。「取扱説明書は分からなくなったときに読めば良い」派の私は、これを見て「今On状態」と言う表示だと思ったのです。しかし、実はこの表示は「ここで設定をするとOnになるよ」と、「→」は設定を変えた未来を示す記号だったのです。私は個人的には「アホか!」と思います。けれど、それはそれで一理ある表示だというのも分かります。

では、なぜそのことに気付いたのかと言うと、昨日ここに書きましたように、ノイズキャンセル機能つきヘッドフォンをあれこれ物色しているのですが、その中で、この706の話題があり、そこからこの706にはキャンセルするレベルを調整するメニューがあるという記事にたどり着いたので、それを試してみたのですが、うちの706にはそのメニューが表示されませんでした。あれこれ調べてみたけど分からないので、SONYのサポートに電話をして話を聞いたら「お客様、ノイズキャンセルの機能はオンにしておりますか?」「はい、表示にONとなっていますから…」「お客様、それはオフになっておりますね。」と言われたのでした。

更に、なぜ今までそんなことに気付かなかったのかと言うと、このヘッドフォン、耳の中に入れる(インナーイヤー)タイプのヘッドフォンなのですけれど、パッドが結構外耳に密着して外からの音を遮断してくれるので結構外の音が聞こえなくなっていたのも事実なんです。ええ、ノイズキャンセル・ヘッドフォンというのは、本来2つの機能が合わさったもので、1つは私が経験していたヘッドフォン自体が外の音を遮断する機能。オープンエアタイプのヘッドフォンではこの機能は余り望めませんが、密閉型やカナル型等のヘッドフォンではある程度その性能が見込まれます。2つ目が、その遮音性を通過してくる音をマイクで拾って、逆位相の音を作ってぶつけることで電気的に音を消してしまう機能なのです。私はその1つ目だけ(他の普通のヘッドフォンでも得られる程度の遮音)で「おかしい、こんなものなのかな」と思い続けていたと言うわけです。

まぁ、もう恥は掻き捨てましたので、気を取り直してノイズキャンセルの性能を試してみました。先ほどの記事の他、もう一つ「706は再生しなければノイズキャンセルも働かないが、ボリュームを0にしていてもノイズキャンセルは働く」と言う話を見つけたので、それが本当なら、昨日書いた「私が欲しいのは、他人の出したノイズを聞くことでも、それを打ち消すために自分が持ってきた音楽を聴くことでもなく、普通に静かな環境だけ」と書いたのですけれど、これが本当なら、一気にリーチですよ。これも一緒に試してみることにします。

昨年買った冷風機がリビングにおいてあるのですが、これが半年も持たずに音がうるさくなってしまいました。そう、話は少しずれますけれど、最近ボックス型の扇風機みたいなのが流行っていますね。でも、あれって普通の扇風機よりスマートではあるけれど、風を送る効率は多分扇風機の方が上じゃないかなと思います。そして、何年も持たずに動作中の音がうるさくなるのはどうにかならないものでしょうかね。
閑話休題。
で、その冷風機を運転させてそのノイズがどうなるかを試してみました。結果、音が消えちゃいました。いやー、今まで何をしていたんでしょうねぇ…

ただね、贅沢を言えば、やはりこのヘッドフォンは耳の中に入れているため圧迫感がありますし、ちょっと静かになるとホワイトノイズも少し気になります。まぁノイズキャンセル機能つきヘッドフォンは静かな環境で遣うものではありませんし、普通に使っているときはそんなに気になるノイズではありませんのですけれどね。ですから贅沢を言えば、昨日も書きましたようにBOSEの4万円を超えるヘッドフォンを買おうかと言うような話になるのですけれど、そこまで贅沢をしなくてもいいじゃん。兎に角、今まで知ったかで機能を十分使ってやっていなかった分、しっかり使ってやれと半生をこめて思った次第です。


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