The Green Hills of Earth
金曜の夜からまた京都へ。 今回は祇園祭の準備を覗くって言うことで、ちょっとカメラも頑張って持ってきた…筈でした。でも、大失敗でした。はぁ… 朝6時半にバスは京都駅に到着したのですが、これが困り物です。実は京都駅の辺りで、この時間にオープンしている店って、駅地下のハンバーガーショップ位しかないのです。他の店は早くて7時から。つまりここでそのお店の席を確保できなければ、ゆっくり休憩も出来ないのです。若い人の中には通路に座り込んでいる人もいますけれど、お年寄りの私はそれではちょっと休憩になりません。行く先が都会なら底まで移動しちゃって、そちらにある24時間営業の店で休むなんてこともできるのでしょうけれど、私がいくのは大抵そんな店とは縁遠い場所なので、まずは出かける前に計画を練ると言う儀式が必要なのにお店がない。このお店は6時開店で、更に高速バスはやはり6時前後からどんどん到着しますので、6時半につく今回のバスは中途半端なんです。着くならもう30分早く着くか、もう30分遅く着いてくれた方が良い。次回はその辺りも気にして予約しようと心に誓った次第。 今回は当然ながらそのハンバーガーショップは満員で、近くにある漫画喫茶に行っても満席。どうしようと思ったら、前回着た時にはなかったと思うのですけれど、朝6時から回転しているという喫茶店があって、そこに飛び込みました。コーヒーとパンとサラダと卵…おいしいとかまずいとか批評できるようなものは何もなし。時間をつぶすには丁度良いお店です。どうか余り人気が出ることも、潰れることもありませんように…わがままですけれど本音です。 8時半頃までのんびりしてそれからバスに乗って現地に行きました。組み立て始めたばかりの鉾、組み立て終わりそうな鉾…様々な風景が見られます。
なんていうのか、臍(ほぞ)は組んでいますけれど、基本的に単に木と木を組み合わせ、それを荒縄で縛っているだけで、今回初めて鉾の重さを測ったら7トンほどあったと言いますけれど、その重さを支えているなんてすごい事だと思いませんか。縄の目を詰んで、締め上げて締め上げて締め上げて…ついつい「すげー」と魅入ってしまいました。 次の写真は先の写真とは別の鉾で、これから試運転(?)が始まるところです。 人が乗り込みお囃子が鳴り始めました。これでお祭り気分が高まります。それにしても、あちこちの鉾を見ていると、いかにもトルコの絨毯と言う模様やら和洋中華あれこれ入り混じった装飾ですね。どんな由来があるんだろうと想像するだけで楽しいです。 また前の写真とは違う鉾の風景です。 この鉾の地元にある小学校(?)の子供も曳きに来ていました。本番では触れないのですが、試運転のこの日は誰でも曳けるって言うことで、結構な人が縄の取り合いをしていました。来年は私も参加してみようか… こんな写真を撮りつつ、ちょっと途中で抜け出しておいしい甘味処に寄り道して氷金時を食べてきたりしましたけれど、今回は本当にそれ以外においしい食べ物って言う楽しみはなかったかな。蓬莱のエビチリ弁当を食べた程度でした。 それにしても、今回目からウロコだったのは、ここ最近「氷」といえば、コンビニなどで売っている何とかフラッペと言うもので、なんていうのかな、「氷を小さく砕いたもの」だったのです。ストロー兼スプーンで吸ったり、すくって「ゴリゴリ」と音を立てながら噛み砕くという食べ方ですね。で、今回余りにも暑いので氷金時を頼んだのですけれど、その氷は口に含んだ途端さっと溶けるんですよ。知ってました?奥さん…ついそんな言い方になる位私は感動しちゃった訳ですよ。フラッペじゃなく、氷何とかを食べたのって何年ぶりでしょう。兎に角、私はその極上の食べ物の存在をすっかり忘れていたんですね。ついついおかわりをしてお店の人に笑われてしまいました… 今回は、Nikon D300にレンズがMicro Nikkor 55mm/f:2.8とNikkor 45mm/f:2.8、Nikkor ED 85mm/f:1.8、Nikkor ED 180mm/F.2.8を持っていったのです。お気づきの方はお気づきでしょう。こういう風景を撮るっていうのに、広角レンズを持っていき忘れているんですよ。アホですね。 それにしても、今回は様々なアマチュアカメラマンの方をお見かけしました。中にはD3とかEOS-1を構えている方も多く、凄いなぁと思いました。けれど、その多くの人がつけているレンズは、高倍率のズームが殆ど。翻って私は全て短焦点レンズ…時代の流れなんでしょうかねぇ。 ちなみに下の写真は180mm/f:2.8で撮ったもの。折角持っていったのですから、使いましたけれど、やはり三脚が必要かなぁ…
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