The Green Hills of Earth
昨日は1日京都。 疎水記念館も見学した後は、南禅寺を通って哲学の道に出て少し散歩をしつつ、今回も誘惑に負けて「銀閣寺 喜み家」へ立ち寄ってしまいました。ここであん豆かんを食べて一休み。その後はバスで東上禅寺町付近に移動して昼飯。 辛口に批評させていただきますが、行ったのは「にこら」と言うお店。 うーん、食べたのはそばなんですよ。茨城のそば粉のいい所だけをその日に石臼で挽いてそばにしているって、兎に角能書きの多い店なんですが、正直30点でした。「そばを噛んで風味を楽しめ」ってさ、そばは飲み物ですって。風味とのど越しを楽しむものですわ。まぁそれを置いといても、そばの風味はないし、歯ごたえも不十分。いや、本気で批評をするならざるにすればよかったのですが、今回は京鴨のつけ汁ざるそばって奴を頼んだのです。で、冷たいそばに温かいつけ汁…こりゃ最低ですわ。熱いなら熱い、冷たいなら冷たいと徹底して欲しい。 ま、そばは江戸文化だから、関西でまともなそばをって言うのは無理な話だ。なんていうと反論する人が多いでしょうけれど、このそばで1400円は高すぎます。東京なら立ち食いそばでもこれよりおいしいところはたくさんありますね。そば文化のない町ではこれで通用するかもしれませんが、そば好きには通用しないでしょう。お気を悪くする人が居たらごめんなさい。 この店の杏仁豆腐は、物の本には「多くの店ではアーモンドパウダでごまかしているけど、ここのは杏仁の仁からきちんと作っている」のだそうですが、確かにおいしかったけど、私には「だったらアーモンドパウダで十分じゃね?」と言うのが正直な感想だったことも付け加えておきます。 もう少しまともなそばだったら、「今回は条件が悪かったから、次回ざるそばを食べて正確に判断しよう」と思うかもしれませんが、残念ながら「あの程度だったら、もういいや。100年早いね」としか言いようがありません。えらそうに言ってごめんね。素人批評家なんてこんなものだと思ってくださいな。 このお店を出て左を見たら、「カメラ 中古」の看板が… ついつい吸い込まれるように入っていって、2時間ほど店主と話しをしてしまいました。 zeiss ikonとか大正時代から昭和のカメラがあれこれ置いてあって(残念ながら殆どがジャンクですが)買ってしまおうかどうしようか悩んでいました。 その後この近くで漬物屋さん、蜂蜜屋さんに立ち寄ってそれぞれ自分用のお土産を購入。 漬物は「近為」と言うお店。前回行った漬物屋さんでは試食せずに買って、ちょっと失敗だったため、今回は試食しまくっておいしいものを選んできました。とてもおいしい漬物が揃っているのでまた行きたいお店です。 蜂蜜はドラートというお店で「ひまわり」「桜」「そば」「タイム」の蜂蜜を買かいました。「桜」は「基本の味だなぁ」って言う感じ。桜の花の咲いている期間が短いし、蜂の活動時期との兼ね合いもあり、とても貴重な蜂蜜って感じですね。 ひまわりやそばの蜂蜜は、それより癖があるのですが、何をどう表現したらいいのでしょうねぇ。兎に角面白い味です。小瓶は300円って事で気軽に楽しめるのが良いですね。 そんなことをしている内に時間も遅くなってきましたので、バスで京都駅に向かったのですが、途中四条川原町で「カメラ 中古」と言う看板を見つけてしまったため、途中下車。その店に立ち寄りました。先ほどの店でジャンクだった蛇腹のzeiss ikonがこちらでは整備済みで更に安い値段がついていました。うーん…でも、まだ買いません。フィルムカメラを買ってもフィルムがいつまで生産されるか分からない今の状況では、そのうち間違いなく飾りになるものに対して何万円もかけることにどうしても抵抗があるのです。無駄遣いの極みですものね。もう少し考えてみることにします。 この後は適当に夕食を食べ、駅で蓬莱の豚まんとシュウマイを買って漫画喫茶にてバスの時間まで一休み。今回はあっちもこっちも見たと言うことではありませんでしたが、それなりに楽しい時間を過ごすことができました。 次回は7月に行こうかなと思っているところです。果たして実現できるでしょうか…
先ほど、昨日行った漬物屋として「近為」を紹介したのですけれど、ネットで検索してみたら、なんと…東京にも店を出しているのですね。 http://www.kintame.co.jp/ 更に鎌倉ではお茶漬けも食べられる…漬物と京風雑煮が食べられるって事で、今度京都に行くときは予約して行こうと思っていたのですが、鎌倉でも食べられる、漬物は東京で買えるとなれば、わざわざ京都まで買出しに行く必要もないかなぁ…ま、おいしい漬物がいつでも買えるならうれしい限りです。 あ、もうひとつのお気に入り、「銀閣寺 喜み家」のページは次の通りです。 http://www.kimiya-kyoto.com/
私には、ひとつの(軟弱ではありますが)信念がありまして、それは「タレント、芸能人の経営する店のものには(極力)手を出さない」と言うものです。 もしかして、本当にまじめに作っているのかもしれませんが、少なくともマスコミの取り上げ方などは、一般の人と芸能人、タレントでは差が出るでしょうし、例えば先日、カンボジア(だったか?)に学校を建てようとオークションをした番組で、タレントが書いたからというだけで、下手な絵が数万〜数十万円で競り落とされた事実を見ても、そのネームバリューを抜きにして本来の実力を評価するという下地が日本のマスコミにはないと思われますので、踊らされないためにも、例え本当に力があるとしても遠慮をしておくと言う理由なのです。 ただ、それは「絶対」条件ではありません。最初のうちは「どうせ、げーのーじんの店だから」とある意味偏見で敬遠していたとしても、それを覆す何かがあるなら、手を出すのはやぶさかではありません。 さて、北海道の中札内と言う、私のお気に入りの場所に牧場を開いたタレントが居ます。そこで生産される製品は結構人気のようですね。特にここ最近は、そこで製造される「生キャラメル」が大人気のようで、その牧場の直営店はパンク状態ですし、北海道展などでも売り切れ状態、更にローソンで限定販売というのもあっという間になくなったそうです。 私の地方に住む友人がこれをどうしても食べたいと言いました。もし、あるならと期待せずにローソンを何軒か回ってみましたがどこも売り切れ状態。どうしようかねと生協のチラシを見たら、そこにその生キャラメルが載っているじゃありませんか。そういえば、この生協はそこの製品を定期的に売っていたように思います。その広告を見る都度、「確かにまじめに流行っているようだけど、まだまだ認めません」と思っていたのを思い出しました。 今回友達(一応、かわいい女性と言うことにしておきましょう)に頼まれて、その当日ローソンで探したけど見つからず、あきらめかけたところに生協のチラシで注文できることを知ったと言うのは、これは「そろそろ買ってみろ」と言うタイミングなんでしょうと言うことで、友達の分と私の分2つを注文したのが今月の始め頃、連休が明けたころの話でした。待つこと数週間、先日木曜に届きました。なんとも軟弱な信念でしょうねぇ。 食べてみましたけれど、確かに解けるような食感は新しいですけれど、これ(12粒)で850円です。1粒70.8円ですよ。これを安いと思うかどうかは微妙なところですけれど、私には高いと思いました。おいしいのは認めますが、値段はもう少し安くないとねぇ…ま、私に購入を頼んだ友達は「おいしい」と素直に喜んでいたので、それはそれで良い事にしましょう。 それにしても、今回や世間で野菜の価格が高騰している時のように世間で品薄状態が続いているものも、事前に契約をした結果、安定した値段で安定した数量が供給される事は「生協を利用していて良かった」と思えますけれど、例えば梅干用の瓶が耐熱ガラス製じゃなくポリエチレン製ですと書かれていたり、外国産の食材が多量に使われているところは、「それは本当に会員の安全を考えた結果か?」と思ってしまいます。また、生協のお店で、非会員にも販売するのは如何なものでしょう。客が居なければ経営が成り立たない、ものがなければ客が来ない。それも真なりですが、まずは生協としてのツッパリを見せて欲しいものです。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |