The Green Hills of Earth
2008年04月21日(月) |
京都…私にとってなぜかホッとする町です |
桜のピークも終わって、何が見所?と言う時期ではありましたが、そういうものがなくても京都は面白いです。
今回は先日も書いた通り、哲学の道周辺と出町の辺りを歩いてきたのですけれど、言葉ではうまく表せない雰囲気が心を落ち着けさせてくれると言う感じです。なんていうんでしょうね。日本を西と東の2つに分けたなら、私は生まれも育ちもずっと東で過ごしています。私の田舎も雪国ですからその昔は冬の保存食として塩漬けの食べ物が多く、腎臓を壊して早死にする人が多いような地方です。濃い口の醤油をたっぷり使うのが田舎の料理と言う場所です。しかし、上京して自分で料理をするようになると、素材の味を大切にする料理が自分の好みとなりました。東側の料理でもそういうものはありますが、京料理を食べるとホッとするというのも事実です。15年くらい前に仕事で全国を飛びまわっていたこともあり、北海道から九州まであちこちに行って、この辺りの雰囲気がとても気に入ったと言うのもあるでしょう。兎に角、そんな様々な要素があって京都の辺りは観光としてみて歩くと言うより、「自分の足で踏みしめたい」的な意味合いで行きたいと思っていたのです。
これは、バス停から哲学の道に続く道です。既に桜は散って葉桜となっていますが、その中を(多分)夫婦で仲良く散歩するご老人…なんとなくいい感じだなぁと、この時、今回は人をあれこれ撮ってみようと思ったのでした。
これは南禅寺だったかな? 庭に一生懸命川(?)を描いている姿です。なんていうのかな。若い修業僧というか小坊主さんというか、そんな感じの人が描いていて、まだ心の迷いが出ているぞってな感じで、それがまた面白かったです。
哲学の道を銀閣寺方面に歩いて戻っているとき、2匹の猫がどこからともなく出てきて身繕いを始めました。この後すぐにもう一匹白い猫が出てきて、それもシンクロするように身繕いをし始めました。かなり近寄っても逃げようともせず一心不乱に身繕い。でも、触ろうとすると逃げるんですね。その辺りのバランスが微妙な猫でした。右側の猫が妙に色っぽい座り方をしていたのが印象的。その写真もそのうち公開します…覚えていたらね。
どの写真もクリックすると、もう少し大きな画像が開くと思います。また、Exif情報にGPSの一データが埋め込まれているはずですので、例えばIrfanViewなどで見れば、ボタンひとつでGoogleEarthで撮影した場所が表示されます。興味があれば見てやってください。
次回も今回と近い場所。観光地と言うより普通にその辺を歩き回るようなのが良いなぁと思っています。
※一枚目の写真は無断で撮影した写真ですので、顔をぼかす等の処理をしようかと思いましたが、このままでも判別はつかないかなと思い、処理はせずこのままにしておきます。一応気にはしているのですけれど、判断が甘いかちょっと心配。
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