The Green Hills of Earth

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2006年07月15日(土) 1階でよかった

私は集合住宅の1階に住んでいます。
この集合住宅を購入する時、一応は「何階にしようか」と悩む振りはしましたけれど、実際には余り悩まず、最初から決め撃ちだったような気がします。理由は簡単で「見晴らしと利便性」を天秤に掛けて利便性をとったということです。私の住む集合住宅は小さいのですけれど、それでも一番上の階に行けばそれなりの眺望はありますし、それまで安いボロアパートで隣や上階のしゃべり声や足音に悩まされた経験もありますので、候補の1つとしては最上階と言うのもありました。しかし、2階以上になると日常の生活でエレベータ又は階段を使う事が必須となります。エレベータはいつも目の前にあるとは限りません。運が悪ければ他の人が人や荷物を出し入れするために動かない時もあるかもしれません。朝、遅刻しそうな時エレベータが来ないなんてストレス以外の何者でもありません(そんな時間に出なければ良いだけなんですけれどね)。更にエレベータの中でただ同じ集合住宅に住んでいると言うだけの人と一緒になるのもちょっと気まずいですよね。2階か3階くらいまでなら毎日の通勤などではエレベータを使わず階段を利用すると言うのもありでしょうけれど、例えば旅行の行き帰りなどでは大きな荷物を何度も家と車の間を往復して荷物を積みおろしするとか、古新聞など重いゴミを出す時など、それを上階から1階に持ってくるのはとても大変じゃないでしょうか。そんなことを思って結局、中途半端な眺望より利便性をとったという訳なのです。
実際にはそれ以外に、上階の方が外から覗かれ難いとか、風の通りが良いかもとか、蚊などが登ってきにくいらしいという話はありましたが、まぁうちは隣により高層の集合住宅がありますので、どの階も覗かれる危険性は同じくらいありますし、かぜの通りはどの階でもそんなに変わらないでしょう。蚊は1階でもそんなに見かけません。そして、今朝最上階にお住まいの方から「パソコンのことで教えて欲しい」と頼まれたのでお邪魔してきたのですが、部屋に入った途端汗が噴出してきました。そう、1階の私のところと最上階ではかなり暑さが違うのです。最上階は屋根部分に太陽の熱を受け、1階は上の階が空気入りの断熱層となるので温度が違うのでしょうね。そういうことが判って、改めて1階でよかったと思った次第。


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