The Green Hills of Earth
今まで、ワールドカップサッカーは、深夜にやった放送を生で見られなかった場合、他の一切を振り捨てて、録画したものを見るということを実践してきました。
ええ、「おなかが痛くて調べたら胆嚢が」…なんてオヤヂギャグがすんなり出てくるくらいワールドカップの決勝を堪能しましたよ。結果がわかっていても声がでてしまうくらい白熱した試合でした。そして、どこぞの国の三流球けり試合を見るのとは訳が違う高度な技の応酬をみせていただきました。まぁ、試合の中には三流品な場面もありましたけれどね。 兎に角、トラップした球が体に吸い付いているように見えるあの技術、基礎がしっかりしているからこそ何気なくすごいことをやれるんですよね。本当うっとりしちゃいます。日本もあのような技術を持てるようがんばって欲しいものですね。
東京都中野区の男性が都環境確保条例違反の疑いで逮捕されました。 庭で生ゴミや排泄物などを「煮つめて」いて、その悪臭に周辺住民が苦情を言ったのに無視され、区からも3回にわたり文書で勧告をされ、更に行政命令に切り替えて改善命令を出しましたがそれも無視し、出頭要請も、無視したため逮捕と相成ったようです。 私も部屋を片付けること、ゴミと必要なものを切り分けることが苦手です。「さて、今度こそ部屋の中をすっきりさせてやる!」と意気込んで掃除に取り掛かっても、普段全く使わないものなのに、「これは捨てるのが惜しい」とか「これには思い出があってね」などと思ってしまって捨てるのに躊躇してしまうのです。上京してきた頃は、夜逃げをしようと思えばすぐにできるくらい荷物は少なかったのにね。そんな私は更に多少部屋が散らかっていても気にしません。でもね、よくテレビで紹介される「片付けられない人」と言うのには呆れますね。何年も前の食べ残しとか足の踏み場もない部屋などはさすがの私でもちょっと耐え切れません。なぜ、そこまで片付けないのでしょう。私の場合はそンな状況へ行く前にスイッチが入って掃除をします。ただ、「もう良いや」と思うスイッチもすぐに入るので、きれい好きの人には「汚い部屋」と思われるでしょうね。要は度胸も根性もないので、「片付けられない人」みたいに度胸を据えて部屋を散らかし放題にもできず、きれいに部屋を片付ける根性もないヘタレということなのでしょう。そして「片付けられない人」とは自分が住む最小限の空間以外への執着を見事に断ち切った達人なのかもしれません。自分もやってみたいとは間違っても思いませんが(いや、そんな能力はありませんから)、まだそういうものなのかなと思うことはできます。しかし、冒頭の人のように、庭で生ゴミや排泄物を「煮つめていた」って言うのはどういう気持ちなんでしょうね。以前(バブル崩壊前の話だと思います)千葉の農村地帯に新興住宅地ができて、そこに引っ越してきた人が近くに昔から住む農家の家に「お宅の鶏が臭くて仕方がないので、鶏を飼うのをやめてください」と苦情を言ったという話を新聞で読みました。なんとも愚かな阿呆がいるのだろうと思ったものです。そこに昔から住んでいて、昔から鶏を飼っている家に対し、その新参者はどんな顔をして苦情を言ったのでしょう。引っ越してくる前にそこがどんな環境なのかをどうして調べなかったのでしょう。明らかに既存の環境を守らなければならないのはそれら新参者の方です。もし、今回の話が同じように中野区(弥生町って昔ながらの住宅地ですよね)の古い農家などが昔からやってきたことで文句を言われているなら「筋違いでしょ」と思うのですが、この男性は何を考えてそんな行動にでたのでしょう。私には理解できません。昔はこんな風に何でも処理していたんだと懐古趣味が頭をもたげたのでしょうか…兎にも角にも近隣の人には迷惑な話ですね。2年以上前からそんなことをしていたって事は、周囲の人は2年以上もその悪臭に耐えてきたってことでしょ。行政はもっと早く対応すべきなんじゃないでしょうかねぇ。加害者の人権を考えすぎだと思えてなりません。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |