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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2006年06月02日(金) ダビング / 理由はないけど腹が立つこと… / 作法と言えば / なるトモ! カムバ〜ク / 松下はいつからSONYに…

今まではデスクトップパソコンにTVチューナーを付けて、パソコンのHDDに録画をしていました。最近は保存しておく物って言うのが無いので、DVDに焼くという事は殆どしません。兎に角見たら消すと言う感じでした。しかし今回DVD/HDDレコーダを買ったのですから、一度位はDVDに焼いてみようじゃないのと、適当に映画を録画してダビングという物をやってみました。

「やってみました」と書けば一言で終わってしまうのですが、これが結構ややこしいものなんですね。HDDに録画する時にはこの機械の場合「TSX/TS/XP/SP/LP/EP」という録画モードがあります。TSXはデジタルとNTSC両方で記録し、TSはデジタルで、XP〜EPがNTSC信号の出力と言う事みたいです。TSモードで録画というのが標準と考えられていて、これで30時間前後記録できるといっている訳です。しかしその標準的なTSモードだとDVDに高速ダビングは出来ません。そしてTSXモードは1時間以内の番組推奨と明記されています。これは折角高画質で録画するのに、それ以上の時間ではDVDに入りきらないので、高画質で保存することを優先するなら1枚の容量をそれ位にしておけと言うことなのでしょうね。TSXやXP〜EPモードなら高速ダビングができるらしいのですが、それを知ったのは番組を録画した後のことでした。DVDに残すつもりなら録画モードもきちんと考えなければならないのですね。

兎にも角にもデジタルで記録したデータがデジタルで一度たりともダビングが出来ないっていうのは如何なものでしょうね。個人で楽しむのなら許される範囲であるのですが、まぁヘタに規制を緩めて画質・温室が劣化していない海賊品が出てきてしまう事を考えると企業の過敏さも理解をしなければならないのでしょうね。昔の私なら、こんな画像には我慢できないなんて言うかも知れませんが、今の私は「見ることが出来ればそれで良いです」と言う感じに変っています。確かにデジタル信号に比べるとかなりが質は落ちるようですけれど、それでもこれしかなければ「こんなもんだ」と思えますからね。


理由はないけど腹が立つこと…

先日テレビを見ていたら、最近は「広報」という仕事が人気なのだそうです。

ライブドアの広報の女性など、注目を浴びる部分だけがクローズアップされていたからなんでしょうかね。会社を代表して臨機応変に対応をしなければならないなど、良く言えば「やりがいのある仕事」だとは思いますが、多分多くの人があこがれているような「華やか」な部分はかなり少ないと思います。それでも専門の雑誌や専門の学校ができる位人気だと言うことですから、理想に向かって頑張ってくださいねと思う次第です。

テレビでは広報の仕事を教える学校を紹介していましたが、そこで講師の女性が挨拶の仕方を教えていました。両手を軽く曲げて、手の先をお腹の辺りに置いて一礼をするのですが、この挨拶の仕方って、私は無性に腹が立つんです。何か見下されているような気がするんですね。普通にペコリと一礼するだけで良いじゃないの。なぜわざわざそんな取って付けたような挨拶をするの?と思う訳です。「ハンバーガー50個ください」「こちらでお召し上がりですか?」とか「一緒にポテトは如何ですか」と同じ、教科書通りの心のこもっていない形だけの挨拶って気がしてしまう訳です。学校が「学校に来なければ教えてもらえなかったこと」をアピールするためにわざわざ作り出した仕草なんじゃないかと思ってしまう訳ですよ。何かのショーのコンパニオンならわざとらしい挨拶も「ま、そう言う場所だからね」と思えるのですけれど、もし普通の会社で普通に仕事をしているはずの人があんな挨拶をしやがったら…多分私は暴れると思います。ってか、そう言う人と一緒に仕事をするのは嫌だと思って、思い切り偏見を持って接することになるでしょうね。スパを食べる時スパをフォークで絡めて丸める時、その底にスプーンを宛てるのが正式な作法だと思っている人(実はフォークをまだ扱えない子供の作法)、ご飯はフォークの背に乗せて食べるのが正式な作法と思っている人(そんな作法あるはずがない。普通にフォークに載せて食べるのが正しい)など、思いこみでこれ正しい作法と誤解をして、それを得意気に披露している人が沢山居ます。知らないことは罪じゃないです。この挨拶も作られた阿呆な作法と思えてしまうのですけれどどんなものでしょうね。兎に角、私はこんな作法を不作法と思ってしまうのです。



作法と言えば

そうそう、そう言えばカツ丼を食べるのにも作法があるってご存じでしたか。

以前NHKを見ていたら、そんな番組をやっていたのですが、カツ丼と漬け物とみそ汁とお茶があったら、最初にお茶と漬け物で喉を潤して、それからカツ丼を食べるのだそうです。そう、漬け物は「お茶請け」なのでご飯と一緒に食べるのではなく、本来お茶と一緒に出てきて、お茶を飲む時のおつまみにするのが正しいのだそうです。って事は多くの飯屋は作法を守っていないって事ですよね。あとは丼の蓋の開け方、開けた蓋をどこに置くか、カツ丼はどこから食べるか等々、結局その殆どが「アホか!こんな作法どこに必要やねん!!」ってものでした。結局そこでは全く得る物がありませんでした。ただ一つ、それまでもやってきていたことですが、おいしかったお店に対しては箸を袋に戻して、「これは使いました」と袋の底の部分を折って置くと言うことが作法として紹介されていたので、それって作法と言うべき事なの?と疑問に思いつつ、間違ってはいなかったなと確認が出来たこと位が収穫だったでしょうか。ええ、私はおいしい店でしかそう言うことはしませんよ。まずかった店では割り箸は折って茶碗の中に投げ捨ててきますから。

何でもかんでも「作法」って言うのは良いんですけれど、作法って言うのは他の人を不快にしないための「最低限の決め事」でしょう。カツ丼ごときにそんな作法があれこれあってどうするよと私は思ってしまいます。


なるトモ! カムバ〜ク

関東地方では、この春から、それまで放送していた「なるトモ!」に替わって「ラジかるっ」と言う番組が始まりました。期待はしていませんでしたが、その期待に違わず「くだらねー」と見る気の起きない番組ですね。中山秀征さんをメインに、春先まで夕方にやっていた番組をそのままこの朝の時間帯に持ってきたような感じがしますが、兎に角、若手漫才師を使うと言う部分では「なるトモ!」と似ていますが、見ていて「痛い」物が多すぎます。

確かに「なるトモ!」は関西の番組ですから番組で紹介する地域も関西の物が多くて関東に住む人には「良い」と思っても気軽にはいけないところが多かったかも知れません。しかし、だからといって、その番組の構成をパクっただけでは同じおもしろい番組にはならないのですよ。デジタル放送だとかCS放送だとかでチャンネル数はかなりあるのですから、どうかテレビ番組は様々な地域の物が競えるよう、視聴者が地域を越えて見る番組を選択できるようにして欲しいものです。


松下はいつからSONYに…

一昨日「アンテナ」でたった2年ほどでPanasonicの衛星放送アンテナが壊れてしまったことを「いつからSONYタイマーを搭載するようになったのか」と書いた訳です。(SONYタイマーって言うのは、保証期間が過ぎる頃を狙って壊れるSONYの製品への当てこすりですね。「最初のロット2手を出したらまず間違いなく壊れる」とか「SONYが作っているのはオモチャだから。SONY玩具だよ」そう貶しながらもSONY製品を買い続けるSONY信者のなんと多い事よ…私もその1人ですが)

そう言えば、最近PanasonicのAVのCMを見ていると「VIERA LINK」と言う言葉が出てきますね。あまり興味がなかったので聞き流していたのですが、先日自分がDVD/HDDレコーダを買う時に目についてしまいました。その機能と言えば「テレビとビデオを専用のケーブルでつなぐことで、ビデオのリモコンでテレビも操作したり、電源を連動させたり、入力を切り替えたりを簡単に出来ますよ」と言うことらしいのですが、例えばその昔のSONYの「PROFEEL」KXシリーズのようにテレビにチューナーを搭載せず、モニタとチューナーとスピーカが全て独立しているような製品であればそれらを専用のインターフェースでつなぐことも理屈として適っているのですけれど、それぞれが単品で動いている製品を専用のケーブルでつなぐというのは如何なものでしょう。それは「便利さを提供する」より「1つの製品を買った客を囲い込む」「せこい」方法にしか思えません。ユーザの立場で言えば、自分の買った(買おうとする)機器に使いもしない余計な端子があるというのはある意味不愉快なことですし、私個人としては「客を舐めてんのか?」と思えてしまいます。
こういう事もその昔はSONYが得意としていたんですよね。勝手に様々な規格を作って、それが当たることもありますけれど、その多くはいつの間にか消えていってしまいました。SONYの初代PROFEEL(KX20HF1)の「将来に備えたインターフェース」を信じて買って、次世代のHF2になって見事あっさりそれが覆され拡張性のないテレビを持つ羽目になった私は、その後も何度かSONYタイマーの被害とその身勝手なインターフェースに騙されながら、最近ようやく経験を積んで「SONYの製品は暫く時間をおいてから買う。飛びつかずに状況を見極める」と言うことを学びました。最近ではメモリースティックという物があるのですけれど、これが私には未だ海のものとも山のものともつかない物で、手を出さないようにしていたりする訳です。
話が少しずれてしまいましたね。兎に角、「最近のPanasonicは」と括るのはちょっと危険ですけれど、でも以前のSONYを見るようで、本当に大丈夫なのかと心配です。SONYがおもしろい着眼点でオモチャを作ったら、それを完成度の高い製品にするのが松下の仕事じゃないですか。だから「マネシタ電器」っていうんですよね。間違っても松下がSONYになったりしないことを祈るばかりです。


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