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2006年04月26日(水) スケート連盟 / 男女差別 / 強度偽装で逮捕 / 栃木県が控訴 / ヌードサンダル

先日からここでも取り上げているスケート連盟理事の不祥事ですが、JOCは提出された報告書の受け取りを拒否しました。また、問題の理事を含む理事8人が6月末を持って辞任の意向を示しているそうです

まず報告書ですが、JOCは早期解決を求めゴールデンウィーク前に、そして文部科学省へ提出する前にJOCへ報告書を出すよう求めていましたが、「理事会の承認を得ず、理事会の前に先に文部科学省へ提出した上でJOCに事務局を通じて提出された事」と、「報告書だけ渡され、対応策が説明されていない」という理由での拒否となった模様です。
「理事の承認もなく、誰かがやっつけで作った報告書には何の意味もない」と言うのはもっともな事だと思います。しかし、勝手に機嫌を大型連休前と決めておいて、まともな形になっていないと騒ぐ事や、自分の所より先に文部科学省に提出されたと言う件は、「派閥第一主義」的な部分ではないのかなと思えます。

理事が8人「責任を取って」辞任するとの事ですが、辞任をする事で責任の追及は終わるという事なのでしょうか。どんな小さな仕事でもその責任は一緒ですが、特に今回の事件の1つは「オリンピック代表選手の強化」という、ある意味国民の夢を、私利私欲に利用したものですし、もう1件も私利私欲のために国際行事を利用したんですよ。まぁ、あくどく儲けようとする人にとって、それがどんな意味のどんな大会か等という事は全く関係がないのだとは思いますが「もし、ショートトラックの選手がもっと様々な高速リンクで練習が出来ていたならもしかして…」と思うと、こういう世界で「たられば」の話は意味がないとわかりつつも、考えてしまいますよね。理事を辞任したかどうか出はなく、きっちりと責任を追及して欲しいものです。


男女差別

住友金属を相手に女性社員が起こしていた差別問題に対する裁判で全ての兼について和解が成立しました。

女性も男性も立場は一緒。そう言って頑張る女性、男性より能力を発揮する女性が数多くいる事も確かです。そして、こういう人達の働きによって社会が変わっていくのも事実です。そんな礎となっている事に敬意を表したいと思います。
ただ、事実として「私は仕事なんてしたくない。就職したのは結婚相手を見つけるためだから、コピーとお茶くみだけさせてくれたらいいのよ」と公言する女性もまだまだ多いのも事実です。男女平等を訴える片方の極端に居る人は「全ての女性は平等を求めている」と叫びます。そしてその中には「全ての女性は男性と同じに働ける。働きたがっている」との前提で話を展開します。でもその逆の極端にいる人は先のような意見を言います。まぁ男性の中にも「俺は働きたくない。宝くじでも当たったら仕事なんか辞めて一生働くもんか」と思っている人もいるでしょうし、事実ずっと無職で親に頼って生きていたり、兎に角働かない人も居ます。でも、実際その数値化された資料が手元にある訳ではないですが、腰掛けとして仕事に意欲がない人の比率は女性の方が圧倒的に多いと思います。平等を訴える人も、多分に逆の極端の女性が腹立たしくて「あなた達のような人が居るから」といって怒るのを私も目の当たりにした事があります。でも、それが現実で、だからこそ男女格差がなくしきれないのだと私は思っています。

企業の中には、社内結婚はNGで、結婚するならどちらかが辞めなければならないと言う規則がある会社もありますし、子供が出来た時育児をどうするかと言う問題もあります。その辺りの社会的な問題があるから女性が落ち着いて仕事が出来ないのだという意見もあるみたいですが、果たしてそれらが改善したら今「仕事なんか腰掛け」と思っている女性は仕事に意欲を燃やすのでしょうか。少しずつでも男女平等を目指して女性の地位を向上することは大切な事だと思います。が、それは女性自身の意識改革を含め、やはり長い時間がかかる事ですね。


強度偽装で逮捕

姉歯もと一級建築士や木村建設元社長、イーホームズの社長など8人が今日逮捕される予定らしいです。更に元請けの一級建築士など9人を名義貸しや、強度偽装を見抜けなかったとして免許取り消しや業務停止処分とするのだそうです。

何度も書いているように、名義貸しなんてどこでも普通に行われている事です。それを今ここで全て明らかにするべきだと言うつもりはありません。が、今後名義貸しが再発しないようにとか、強度偽装が出来ないようにと言う対策はいつできるのでしょうか。確かにここまで大がかりに強度を偽装した事件は珍しいかもしれませんが、建築会社による手抜きでの費用削減(手抜き工事)をチェックする機構もなければ、設計時点での手抜きをチェックする機構もあるだけでまともに働かないのであるとしたら、その建物が本当に安全なのかどうやって信用したら良いのでしょうね。枝葉部分の逮捕などより、今後建築業界が「安全」をどのように考えるのかに注目はしてくれないのでしょうか。


栃木県が控訴

7年前、19才の少年がリンチを受け殺された事件で、「警察の対応に怠慢があった」と裁判所に認定され損害賠償の支払いを命じられた栃木県は、その判決を不服として控訴しました。

警察の対応に問題はなかったと言うつもりでしょうか。それとも、警察の対応が適切だったとしても、少年の死は免れなかったとでも言うつもりでしょうか。どういう理由での控訴なのか注目したいと思います。それにしても殺されるまで警察を信じて「どうにかしてくれ」と訴え続けていた親はこの控訴を腸の煮えくりかえる思いで受け止めているでしょうねぇ。


ヌードサンダル

slashdot.jpによると、アメリカで数十万足の販売実績がある「ヌードサンダル」が4月下旬から販売されるそうです。

これは、ストラップのないサンダルで、足と接触する面がヌードブラのような粘着質になっていて、その粘着質で足と密着する事で脱げなくなるのだそうで、「接着剤が足につく事はない」「接着剤は1年ほど効果が持続する」らしいです。そして「ストラップの日焼け跡ができない」「アンクレットなどの足下の装飾が目立つ」などの利点を上げています。

海などでは良いかもしれませんが、果たして街中ではどうでしょうね。
アメリカのように車社会だったら問題はないでしょうけれど、日本のように列車に乗る機会が多かったり、人混みの中では直ぐになくしてしまいそうです。もしこれが街中でも流行ったら、何十年かぶりに(サンダルをなくして)街の中を裸足で歩く人が急増するかもしれません。それはそれで見物と思います。
私はもともと、庭に出る時以外サンダルを履く習慣はありませんし、1年しか効果が持続しないと明言されているものにも興味がないので、この情報には余り縁がないのですが、確かに自分の足の形に地震がある人はより美しく見せてくれるのでしょうし、それほど地震がない人もそれなりに見せてはくれるのかもしれません。流行することを祈っております。←ちょっと悲観的…


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