The Green Hills of Earth
東京の山手線と湘南新宿ラインと埼京線が全線停まっているそうです。
沖縄に駐留する米海兵隊の再編でグアムに移転する費用100億円の内、日本は59%にあたる7200億円を負担する事になりました。 沖縄から米軍を追い出すために費用がかかるというなら納得は出来ても、一部隊だけが移転するのにこんな費用を掛けるなんて誰が納得できるのでしょう。なぜ日本はアメリカの軍隊にこれだけの費用を負担しなければならないのでしょうね。竹島の問題をどんどん悪化させた時、どちらも協調関係にあるけれど、アメリカ軍を追い出した韓国とアメリカの属国のように従っている日本の間でアメリカはどのように対応するかの試金石にすれば良かったのにと思わないでもないです。アメリカが日本の防衛ラインになる事はないと思われます。虎の威を借りて威張る輩が格好良く見えるか考えてみるべきです。アメリカが「世界の警察」というのは思い上がりであり、そう言うところに金を掛けるのは本当金の無駄です。はたして、今後この支出をどのように言い訳するのでしょうか。
先月の末実家に帰った時は、退路を降雪で断たれた為予定外に実家に滞留する事を余儀なくされました。平日ですからまともな社会人である私の友人達は会社に行っていないでしょう。そんな訳で父親にパソコンの事を教えながら、資料を作ってやりながら時間を使っていたのですが、それでも余る時間があったので久し振りに「キューハチ」を使ってみました。 ここでも何度か書いていますけれど、その昔は私が使っていたものですが、父親の呆け防止にとワープロをプレゼントしていたのですけれど、それでは物足りなくなったという事を父が言い始めた時期と私が「キューハチ」から「マック」へ乗り換える時期が一致したので、父親に「キューハチ」を引き渡したのです。そのパソコン自体は今更古くて性能を云々するものではありませんが、そこにインストールされたZeit(つぁいと)社の「J'sWord」というDTPソフトはとても使いやすいものだったんです。DTPなんて今時は殆ど口にする人が居なくなったみたいですが「ですくとっぷぱぶりっしんぐ」の略で、ワープロより上位の製本をするための編集ソフトみたいなものですね。世の中がまだ24ドットフォントだの4倍角文字だのと言っている時に(15万円ほどしましたが)TrueTypeフォントセットを取り込んで印刷するだけではなく、自分でTrueTypeフォントを作成する機能がついていたり、文字を縦横独自に拡大縮小ができたり、文字間や行間も自由に設定したり、アウトラインプロセッサが添付していたり、ベジェ曲線のようなものが使えたり、ワープロと図形作成機能が融合していましたし、Ver.2では写研の写植機に直接出力できる版下データを出力する事も出来たんです…と書いても判る人は少ないかもしれませんね。兎に角、「もう時代はWindowsだから、そろそろ乗り換えてWordで我慢したら」とWindowsXPを載せたパソコンを持っていっても、「こんな何にも出来ないソフトは使えない」とそっぽを向いてしまっていたんですよ。確かに、一度J'sWordを使ってしまったら、Wordのような自由の利かないソフトは使いたくないよねという気持ちは判ります。それでも、既に10年近く使ってきたパソコンがいつ壊れるかもしれません。そう言う危機感を父も持っているので、ようやく諦めて「Wordで我慢する」結審をした次第なのです。 その「キューハチ」を久し振りに触ってみました。何をすると言う目的があった訳ではありませんが、まずはJ'sWordで絵を描いてみたり、適当に思いついた事をアウトラインプロセッサで形にして文章を作ってみたり。まぁいい加減にしたのでいい加減なものしかできませんでしたが、それでもWordだのPowerPointだのとあれこれソフトを駆使して中途半端なものしかできないOffice製品に比べたらこっちの方が数段使いやすいのになぁと改めて思いました。そしてその後は、「一太郎Ver.3」も触ってみました。いや、体は覚えているものですね。懐かしいESCを押してメニューを表示させて、そこから項目を選ぶやり方、10年以上触ってもいなかったものなのに結構スラスラ操作できました。 一太郎Ver.3は今時のワープロから比べると「なんにもできません」と言っても過言じゃないでしょうね。ドットフォントを横2倍表示する「倍角」か縦横それぞれ2倍する「4倍角」くらいしか文字の大きさは選べませんし、罫線や網掛けは結構種類がありますけれど、ワープロとしての基本的な事ができるだけで、これだけを使って「訴求力のある」「美しい」文書を書くと言う事は難しいでしょう。でも、「訴求したい文章を簡潔に判りやすくまとめる」事に掛けては天下一品です。ESCを押して始まるメニュー構造はすっきり整理されて使いやすいですし、余計な機能がない分軽快です。なにより当時はHDが高かった訳ですが、この一太郎Ver.3は2HDのFD1枚に本体が収まるのが魅力でした。本体1枚とATOK辞書のFD1枚を持ち歩いて、それでどこでも(当時パソコンと言えばキューハチだったので)自分の環境が使えたというのはとても便利でした。メモ的なものは一太郎Ver.3で作成して、ここぞと言うところでJ'sWrodを使った資料で訴えかけると言う良いコンビネーションだったんです。 実は私の家には一太郎の前身「Jx太郎」も保管してあった筈です…もしかして捨ててしまったかな…まぁあったとしても5インチのFDを読み込む装置がないので、ただの思い出の証拠として残っているに過ぎないのですがね。ワープロとは違いますが、文章の編集と言えば「Dynastar」とか「WordStar」のようなエディタを使っていたり、単漢字変換の「漢神(かんしん)」なんてワープロとか大塚商会の「オーロラエース」なんてものを使っていた時代が本当懐かしいものです。そんな感傷に浸るために使ってみたんですけれど、もし、今きちんと整備された「キューハチ」があって、もう一度環境を作れるなら、文章作成に関しては「一太郎Ver.3」+「J'sWrod」にしても良いなぁと思ったりします。ただ問題は印刷が極端に遅い事とと対応できるスキャナがもの凄く古いと言う事でしょう。うちにあるEPSON GT-6000まだ使えるのでしょうか… 一太郎に関しては「Ver.3」は歴史に名を残すべき名作だと私は思っています。が、Ver.4以降は使う気になりません。いや、正確に言うとVer.4で幻滅してVer.6辺りまで「次こそは…」と期待して裏切られ、それ以降期待する事も触ってみる事もやめたんです。ですから今の「一太郎」がどれだけ素晴らしいのか、或いは使い物にならないのかは全く判りません。兎に角Ver.4で「Windowsに対応」を試みたのですが、ユーザインターフェースは全くだめでした。そしてそれが何世代か代を重ねる事に改善されるどころかどんどん改悪され、無駄な機能がついて、更にメニューがわかりにくくなるにつれ私は感心を失ってしまったのです。感傷に浸ったついでにジャストシステムのサイトにでも行って久し振りに一太郎がどうなっているのか見てみようかな…ま、ATOKがあれこれ言葉を尽くして「進化した」と言いつつ、殆ど変わっていないところを見ると、話1/1000位で見ないとダメでしょうけれどね…
山手線は午後4時過ぎに復旧したそうです。が高田馬場-新大久保間は終日15km/hの徐行運転を行うそうです。また、埼京線は今復旧工事をしていて、午後6時半頃復旧の見込みだそうです。影響のある人は気を付けてくださいね。また、明日も朝は普段の半分程度の速度で運転するそうですから、出勤はちょっと早めにした方が良いと思いますよ。 原因はやはり、現場下で行っていた道路拡張工事の影響だったようで、トンネルにコンクリートを流し込む作業をやった結果、その圧力で線路が盛り上がったのではないかと言う事みたいです。 それにしても、私は「今夜突貫工事をして復旧は明日になるのかな」と思っていたのですが、流石に東京の大動脈ですから「今夜」なんて悠長な事は言っていませんでしたね。直ぐに作業員が動員されて復旧しちゃいました。凄いものです。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |