The Green Hills of Earth
23日に投票が行われる千葉7区の衆院補欠選挙の為、選挙合戦が展開されています。
鹿児島の佐多岬沖でおきた高速船の衝突事故の相手は鯨ではなく、流木の可能性があると調査が進められています。 3月13日に沖縄で木材運搬船が沈没し、その積み荷と思われる木材が鹿児島県に漂着しているのが確認されていました。今回の事故でも船に木材の繊維が付着しているのが確認されたため、更に詳しく調査をするそうです。 この事故で、私は客がシートベルトをしていなかったのでは?と書いたのですが、出発時にはきちんと係員がシートベルトの着用を確認して回っていたそうです。ただ、シートが腰を固定するだけのものだった為、衝突による衝撃で腰を固定されたまま状態が前に飛ばされた結果、鼻を前席にぶつけ骨折したり、腰が折れたりする被害が多かったと言う事です。 古い自動車にはこの船と同じようなシートベルトを付けた物もあったと思いますが、今の規則ではこのシートベルトでは道路を運行できないのではなかったでしょうか。今の車は2点式で腰と斜めに掛かったベルトで上半身も固定し、それでも衝突時には体が前に投げ出されると言う事から衝撃が加わった時にはシートベルトを巻き戻して固定したり、その直後にゆるめて衝撃を吸収したり、ヘッドレストが動いて頸椎を保護したり、エアバッグがあちこちで開いて体を保護するなんて事になって居るんですよね。レースでは更にベルトが増えて確実に体を固定するようになっています。このように自動車という身近な世界では、シートベルトの環境はどんどん進化しているのですが、同じような速度で進む船などでは、その対応はお座なりで終わっているように思えます。自動車のようなシートベルトを付けるとなると、場所を取ってしまってシート数を減らさなければならないなどの問題も出てくるのかもしれませんが、そろそろ高速船も安全を考えなければならない時期に来ているのかもしれません。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |