The Green Hills of Earth
先日は国際事業委員会での不透明な支出が問題視されたスケート連盟ですが(link)、今度はこの6年間の間、ショートトラックの合宿の約9割が、先日のトリノオリンピックで日本選手団総監督を務めた日本スケート連盟理事が経営するスケートリンクと宿泊施設で行われてきたことが判りました。選手の間では「氷の質が悪い」ことや「様々な場所で合宿をして、様々な状況に慣れるべきだ」などの不満も出ているそうです。また、連盟内部からも「利益誘導」との不満も上がっています。これに対し当事者である理事は様々な言い訳もあるようですが「どちらかをやめる必要があるのかもしれない」と答えたそうです。
愛媛県警の警部の私有パソコンから捜査情報が流出したお陰で、愛媛県警の裏金作り(公金横領?)の事実が浮かび上がってきました。 ウィニーで流出した資料の中で、操作へ情報提供をして謝礼を受け取ったとされる長所があったのですが、その供述をしたとされる人たちの殆どが「会ったこともなければ、もちろん謝礼を貰った事実はない」と否定をしました。 警察や役所は何かと「プライバシー」や「業務上の守秘義務」などを楯に何をしているか明らかにしません。しかし、例えば役所が接待をした記録のどこにプライバシーが必要とされるのでしょう。役所が公務として必要を認めて接待をしたのであれば、市民、県民、国民はそれを見ることに何の支障があるのでしょうか。民間企業が自分の会社の利益を守るためにその将来の指針を隠すことは何ら問題はありませんし、それは必要な手段であると思います。しかし、利益を追求する訳でもなく、公平性を最重要とされる役所のどこに情報を隠さなければならない理由があるのでしょう。警察にしても、個人の捜査情報などはプライバシーを守られるべきですが、その費用支出などは隠されるべきではありません。 今まで、腹黒いことが横行していて隠されていた事実が、こういう形で明らかになっていくのであれば、ウィニーの功績はとても大きいのではないかと思えます。
2002年10月、神奈川県の昭和大藤が丘病院で腹腔鏡手術を受けた患者が死亡しました。脂肪と間違えて膵臓の一部を切除してしまった事が死亡の原因だと言う事です。その執刀を担当した医師が、術後にミスも気付かず死亡に至らしめたという事で在宅起訴と相成りました。 先日までにも「こうもりじゃなければよいのですが…」や「業務上過失致死は正しいのか?」等で書いてきた事ですが、医者はその場の判断で臨機応変に対処しなければなりません。余程特殊な例を除いて、医者は「助けよう」として仕事をしている訳ですし、患者の家族は文字通り「命を預ける」覚悟をしたからつれてきた訳です。「他に選択肢がなかった」というのも言い訳にはなりません。その医者が信用できないなら、隣の件でもアメリカでもどこにでも連れて行けた筈ですし、医者には連れて行かず、家で祈ると言う手もあったはずです。それらを選択せず、医者の元につれてきたのであれば、お互いの信頼関係はそこで成り立っているはずです。その結果として、結果論として医療ミスがあったとしても、それが「起訴」という形になるのは果たして如何なものでしょうか。 世界の標準としての目で見て、軍隊で敵前逃亡をした場合、その兵隊はその場で撃ち殺される事が望まれます。また、その場を逃げおおせたとしても、後で捕まれば軍法会議の末絞首刑や銃殺が妥当と言う事が殆どです。北朝鮮に逃げ込んで日本の佐渡に住んでいる何とかというおっちゃんが無事に過ごせているのは、たかだか一兵卒であったことと、時間が経ちすぎている事と、生かしておいた方が政治的に得策だったと言う事だけでしょう。基本的に軍の規律は国の民間人を裁く法律より優先されます。つまり軍属のものが罪を犯した場合、警察に捕まっていても軍隊が引き取って軍法会議に掛ける方が優先します。また、それだけ軍の規律の方が厳しいものでもある訳です。ところが日本の場合はあれは軍隊ではなく自衛隊だからと言う言い訳でしょうけれど、敵前逃亡は罪にならず、自衛隊員を特別に裁くための規則もありません。これでは本当に自衛隊の誇りというものが保てるのでしょうかと不安になります。そんな自衛隊は引き合いには出せないのですが、世界の軍隊はそう言う規律の下で「国を守る」という誇りある職業である訳です。医者も「人の命を守る」という特別な職業である訳ですから、私はそれが酒を飲んで車を運転し、人をひき殺したようなケダモノと同じ範疇で「業務上過失致死」と起訴される事がとても苦痛に感じます。医療に関わる人には、医療の倫理委員会で裁かれるべきではないのでしょうか。 今のままでは、本当に医師は育たなくなりそうです。今こそ医師や看護人は「怖くて医療に従事できない」とストにはいるべき時なのかもしれません。
WBCの盛り上がりで、人気回復を期待されたプロ野球ですが、セ・リーグ開幕戦の巨人-横浜戦は、過去最低だった昨年の13.5%に次ぐ低さの15.9%だったそうです。 この数値を高いと見るか低いと見るかは微妙ですが… 結局、多くの人がメジャーリーグの一生懸命さと日本のプロ野球、世界を相手にする時の日本選手と日本のリーグ戦での選手の活気の違い、そんなものをしっかり感じ取っているんじゃないですかね。いや、それ以前にWBCってただの「お祭り」でしょ。野球なんか全然判らない人も「世界と戦っているんだ」って言葉に酔って騒いでいるだけの話じゃないですかね。まぁその辺りはあと何ヶ月かしたら視聴率や入場者数が示してくれるでしょう。
JCBカードを申し込むと「オリジナルメイド写真集」を、入会後1ヶ月以内に3千円以上りようすると「メイドカフェコレクション(mia*cafe×CAFE DOLL)の2体セット」を全員にプレゼントするそうです。 これって本当にJCBカードの申し込み特典なのでしょうか… まぁカードの種類を見ると若者向けという事みたいですが、カード会社の釣り景品が「メイド…」ですか。凄い世の中になったものだと感心してしまいます。 一応興味のある人のために、申し込みは6月末までだそうです。 「JCBカードご入会で限定フィギュア&メイドさん写真集Wプレゼントキャンペーン」
米国人(こめのくにのひと)である私としては、新米(玄米を精米したばかりのものも含む)を炊いて、その甘さを噛みしめる時幸せを感じます。 おいしい米に、夏になればカビの生える(保存料未使用の)醤油をさっと掛けて食べるおいしさ、やはり夏になればカビの生える味噌を付けて焼いたおにぎり、自分で漬けた梅干しで食べるご飯のおいしさ、イカの塩辛を乗せたご飯…雑誌で紹介されたお店、能書きの多い食べ物や食べた事もない料理などをありがたがるより、「自分のふるさと」とも言えるような昔から食べ慣れた食べ物をいただいた時幸せを感じます。あー日本人で良かった。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |