The Green Hills of Earth
信号待ちの車列に一度は並びながら、信号が赤にもかかわらず右折しようと対向車線にはみ出して進行し左折してきた車と衝突して人身生涯事故を起こした結果危険運転致傷罪などに問われた事件で、最高裁第2小法廷は「時速20キロでも危険運転は成立する」という判断を示し、懲役1年6ヶ月が確定しました。
昨年10月、兵庫県姫路市のある橋の下で生活をしていたホームレスの集団に火炎瓶が投げ込まれ、足の悪い1人が焼死する事件がありました。その事件の犯人として18才の高校生と15才の中学生が逮捕されました。そして、すでに恐喝容疑などで逮捕され少年鑑別所に収容されている2人の16才少年も再逮捕される見込みと言う事です。 人を人と思えなず、人の痛みがわからないまま育ってしまったこの獣たちは、果たして真っ当な道に戻る事ができるのでしょうか。私の時代、私の周囲では「農家の長男」が「どうせ家を継がなければならない」という事で、遊びの延長として高校に通い、家を継ぐ代償としてバイクなどを買い与えられ暴走行為をしたりすると言う事はありました。中には多少飛び出す人も居ましたけれど、基本的には高校を卒業するまでは「子供だから出来る事」と割り切って、それ以降は真っ当な道を進む人が多かったと思います。また「自分も昔はやんちゃだったから」と言えるのは、きちんとその切り分けが出来ていたから言える事でしょう。しかし、これらの獣は高校を卒業した(する年になった)からと言ってまともな道に戻るのでしょうか。昔は高校を卒業したら勉強をするつもりのない者は働けという風潮があったのですが、今は社会の土壌が無理に働かなくても生きていけると言う風潮を作っているので、こういう獣が真っ当に戻る道も閉ざされてしまったように思います。 どうか、成人するまでを鑑別所で過ごした後は、そのまま刑務所週刊となって一生をそこで過ごして欲しいものだと思います。子供は守られるべきだとか、子供の罪は許されるべきだというのは、それが子供らしい罪を犯した時の話でしょう。このような大人顔負けの残忍な犯行を用意周到に計画的に行った事に対しては許されるべきではないと考えます。
福田富昭選手強化本部長が、選手強化本部会の席上でトリノオリンピックの不振について各強化担当者に「負けたのに楽しみましたとは何事か」と怒りをぶちまけたそうです。 確かにそう言う意見もあるでしょう。でも、「何事か」と言うならしっかり予算を取って精神論じゃなくて物理的な支援をしてくれよっていうのが本音でしょう。そして「負けたのに〜」というなら、ボブスレーなどの橇競技、バイアスロンやノルディックなど入賞の実績すらない競技は軒並み参加する事に意味がない競技となってしまいます。そう言う目で見たら、今回のトリノオリンピックでメダルが希代でいる選手というのは何人いたのでしょう。大目に見てフィギュアの選手とスピードスケートの一部選手くらいですか?あとスキーの滑降やモーグルとかを集めても今回派遣した選手の半分以上は「派遣したのが無駄な選手」だったと言う事になるのではないでしょうか。 上から威圧的に「国のため」と言う圧力をかけて実力を発揮できる選手は少ないでしょう。何よりも余計な圧力を排除して実力を出し切る環境を作る事も大切です。そして、ここで良い成績を出せなくても、その経験が次回以降の成績を作っていくという事もあります。短絡的に「負けたのに〜」と言ってしまったら、その多くの競技は参加する事すら出来なくなってしまうのですから、もっと気を遣った発言をして欲しいものですね。 ただ、確かに一部常識のない選手がいたというのも事実だと思います。受験勉強と同じでそればかりを集中してやったため、一般常識にすら事欠くようになってしまったとしたら、果たしてそう言う人に選手としての資格はあるのでしょうか。ただ試合に勝てばよいのではなく、人格も大事な要素と言う事を考えていかなければならないと私は思っています。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |