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2006年03月15日(水) 殺される事殺させない事

大阪教育大付属池田小学校で卒業式が行われ、2001年に男が乱入し無差別殺戮をした事件で犠牲になった7人も、この日卒業証書を授与されました。

この話について、何が正しいのかとか、どうあるべきだと言う意見がある訳ではありません。遺族としてみれば、阿呆のせいで突然亡くなってしまった愛する子供のせめてもの思い出として、こういう行事で取り上げてもらえるのは嬉しい事なのかもしれません。しかし、この卒業式に出席した遺族は7人の内の4人だったそうです。
また、この事件当時もPTSD(外傷後ストレス障害)が騒がれました。そのような出来事は速く忘れてしまえば良いのにと言う考えもあります。しかし、この卒業式で卒業生代表は「7人の事はこの先もずっと忘れません」と言う答辞を述べたようで、これは自発的に入れたものなのか、先生の指導によるものなのかは判りませんが、PTSDに苦しむ生徒が居るとしたら、それは残酷な話なのではないかと思う事もあります。
こんな事件が多発するような世の中になって欲しくはありません。幸いな事にまだそんな世の中でもないと思います。従って、この卒業生達は運悪くそのような事件に当たってしまった人たちである訳です。これがめでたい事であれば生涯忘れず、人に自慢できる事なのでしょうけれど、その逆であったなら、一刻も早く忘れてしまった方が良いのではないのでしょうか。そんな風に思っても見ますが、こればかりは体験してみないとどっちが良いのか判らないでですね。

山口県光市で起きた未成年による強姦殺人事件の公判で、死刑反対論を唱える弁護士が口頭弁論に出席せず、裁判を引っかき回して楽しんでいるようです。今裁判を担当している裁判長が今年の5月で定年を迎えるため、それまで時間を稼げば新しい裁判長の下でまた時間を引き延ばせるという計算という事なのでしょうか。
人の命を尊ぶ事は大切だと思います。しかし、人の命を弄んだ代償と言う事もきちんと考えて欲しいものです。そして、今、その弁護士は人の人生を弄んでいると言う事に気付いて欲しいものです。いつから弁護士はそんなに傲慢な事ができる偉いものになってしまったのでしょうね

アメリカで「強姦などの状況も含めた中絶反対」法案が提出されニュースになりました。強姦などで出来た子供も堕胎してはならないのかと日本では女性を中心にかなり否定的な意見が多かったようですが、アメリカでは肯定的な意見が多いように見受けられます。まぁ宗教的な意味もありますし、セックスについての倫理観がもっと大らかという事もあるでしょう。どの命を助け、どの命を切り捨てるべきか。誰の命が尊重され、誰の命は諦めるべきか…理想は全ての命が救われる事なのでしょうけれど、光市の事件の犯人はまるで反省の色もなく、ゲームでもしているかのような態度のようですね。果たしてそのような獣を税金で生かしておく事に何の意味があるのでしょう。野良犬と同様保健所で薬殺するのが良いのではないでしょうか。そうそう、アメリカではクリスマスに大統領が選んだ数羽の七面鳥に恩赦が与えられ、余生を動物園で過ごすそうです。日本ではこのような獣並みの犯人を、保健所で薬殺を待つ動物と入れ替えるというのはどうでしょう。保健所で薬殺をまつ動物に、獣と判断された犯人の文だけ御社を施しその一生を税金で面倒を見ましょう。その代わりに獣と判断された犯人を保健所で薬殺するのです。
動物なら人間より短命ですから餌代もかからないでしょうし、誰からも憎まれる獣を税金で養うより、かわいい動物を救う方が余程世の中のためになるのではないでしょうかね。


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