The Green Hills of Earth
2年程前にオープンした温泉銭湯に行った時、キャンペーン価格という事でかなり安かったので回数券を買いました。しかし、その銭湯は人気があっていつ行っても超満員。そんな訳で2年経っても11枚の内7枚が残っていた(その内3枚は最初の日に使ったもの)のですが、その回数券の有効期限が今月末に迫ってきたので、友人を誘って行ってきました。
文部科学省所管の財団法人である「日本スケート連盟」の元会長が、連盟が開催する国際イベントなどで使う記念品を、自分が経営する会社で仕入れ、転売することで転売利益を得ていたそうです。 我々が普通に考える時、決定権を持つ立場にいる人物が身内の便宜を図ったら、そこに「不正」が働いたと見られると言う事は容易に想像が出来ます。だからこそ、企業が主催するイベント、キャンペーンなどは「社員等関係者は対象外」と明記している訳です。しかし、これがお役所となると、その辺りの倫理が欠け落ちている事も多くなり、順番を待っている列があるのに、知り合いを優先して処理をしたり、警察にいたっては違反をもみ消したり、取り締まりの情報を横流ししたりと言う事が当然のように行われている訳です(風聞ではなく、目の当たりにした事実です)。まぁ(多くの)公務員にモラルを求める事は、幼稚園児に高等数学を教える事と同じ位難しいのでこの話はこれ以上追求しませんが、このような「協会」「連盟」という胡散臭い、何の役に立つか判らない集団も、結局はその辺の土建屋政治家と同じで「金を儲けるためには、使われる側ではなく使う側にいる事だ」という事を実施するためだけに存在するのかもしれません。その集団自体意義のある内容を含んでいたとしても、そこを牛耳ろうとする人が、このようなモラルは猿より低い阿呆では、本当に存在する意義があるのかが判らなくなってしまいます。 決定権を持つ人物及びその親族などが関与する如何なる企業も、その人物が権力を持っている間は取引をする事は出来ない。って言う事は、少なくともその資金が税金である以上最低限守らなければならないモラルだと思うのです。そして、その権力を持つ人物の資格として「それ位のことが言われなくても判る頭を持っている事」である事は当然の事だと思います。しかし、それを管轄する省庁自身がモラルというカタカナ言葉を理解できるとは思えないので期待は出来ないのでしょうねぇ…
3月10日、経済産業省は三洋電機株式会社に対し、産業活力再生特別措置法(産業再生法)を適用する事を発表しました。三洋電機が提出した再建計画は2006年3月から2008年3月までに3事業に経営資源を集中、新商品の開発、キャッシュフローの見直し、中途採用を抑える事での人員削減などだそうです。 一昔前は「白物といえば三洋」という評判だったのですが、最近はそう言う話を余り聞きませんね。私も「白物と言えば〜」を信じていた1人で、私の家の洗濯機は三洋ですが、この洗濯機でその神話が崩れ去りました。それまで10年使っていた他社洗濯機よりうるさく、振動も多かったのです。普通10年あれば性能はかなり上がるものだとおもうのですが、これに限っては10年以上前に遡ったとしか思えないものだったのです。 デジタルカメラはキャノンが独走状態だそうですが、実は三洋のカメラって言うのは隠れた名機が多いんですよ。遙か昔から動画も撮れれば連写もできるし、カメラの基本性能をおさえてしっかりしたものを作っていました。それが今「Xacti」という形に昇華しているんですね。 静止画も動画も撮れるって凄い事だと思うのですけれど、でも、残念ながらユーザはそれより、静止画を撮れておしゃれなカメラを求めていると言う事で、これは残念ながら「性能は凄いけど、ユーザには指示されない」ものと言うキワモノになっている感じがします。 結局、私の勝手な感想ですが、三洋は「ブランドイメージ」が平凡で、ユーザのニーズをつかみ損ねている企業という感じです。果たして、この企業に今現在存在価値があるかどうか私には判りません。が、昔はとても良い物を持っていた企業です。どうか企業イメージを刷新して躍進できる事を祈っています。
昨日、広告を見ていたら「婦人専用体温計」というものが目に入りました。あ、よい子のみんなは読んじゃダメだよぉ… 婦人専用? それって男性は使えないものって事ですよね? って事は、男性には(使え)ないところではかる温度計?…などと想像してしまいました。結局、基礎体温を測るためのメモリがあったり、より細かい体温を測れる体温計の事を言うんですね。判った後で顔面真っ赤になってしまいましたわ。だってー、お尻ではかる体温計もあるじゃないのぉ…
絵を描く事は嫌いじゃありません。でも、自分が表現したい事がうまく表現できないもどかしさから、余り描く事はしません。描かなきゃうまくならないのに悪循環ですよね。でも、時々無性に「描きたい」と言う気持ちが高まる時があるのです。昨日もそんな衝動が襲ってきたので欲望に任せて描いてみました。 なぜかCanonのEOS-1Ds MarkIIです。これはキャノンの「製品紹介ページ」の「製品アングル」って所を参考に描いてみたものです。そのまま描くのは憚られましたので、取り敢えず「Camon」にしてありますが…意味ないですね。 あちこちデッサンは狂っているのですけれど、折角描いたものですから晒しておきます。 それにしてもなぜCanonだったんでしょう…
1999年9月に下関駅で発生した無差別殺傷事件で、遺族や被害者計9人が被告及びその両親、そしてJR西日本に対して損害賠償を求めた裁判で、広島高裁は被告の賠償責任のみを認め、両親及びJR西日本の責任を求めた原告の控訴は棄却されました。 犯人が未成年なら、その両親に責任を取れと言う事は正しい事だと思います。例え「家に寄りつかず、手に負えなかった」としても、そう言う育て方をしたのは学校や社会の問題ではなく、ひとえに親の責任でしょう。そして、社会的に独り立ちできないと認められた人以外は成人を迎えたらどんなに精神的に未熟で大人として扱われる資格など無くても独り立ちをしなければなりません。今回のような事件を起こす阿呆に責任を取る能力がなかったとしても、その責任はその本人にのみある訳で、親の善意として一緒に返済をしていくと言う事になる事はあったとしても、被害者の側から「その責任を親に取らせろ」と言うのは、腹立たしさはわかりもしますが、悪質なサラ金の取り立てと一緒で認められるべきではありません。 また、その事件が起こったところがJR西日本の構内だったからJR西日本にも責任があるというのも明らかな間違いです。では、どこかの異常者があなたの家にどこかの誰かを連れ込んできて、そこでそのどこかの誰かを殺したとしたら「あなたの家で殺されたのだから、あなたにも責任がある」と言われて素直に「そうですね」と認めるでしょうか。冗談じゃないですね。JRは鉄道の運行に対してのみ責任を持つべきものです。そこに予想し得ない異常者が出てきて予想もしない犯行に及んだ時にまで責任を取ると考える方がおかしいでしょう。 被害にあったから少しでも金を搾り取ろうと言う浅はかな思いなのでしょうか。そうは思いたくありませんが、余りにも幼稚な考え方にそんな勘ぐりまで出てきてしまいます。責任の所在はどこにあるのかをじっくり考えたら、こんな恥ずかしい訴えをしようなんて考えられないと思うのですが、最近はそう言う事を恥と思える品性すらない人が増えてしまったという事なのでしょうか。嘆かわしい事です。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |