The Green Hills of Earth
1994年12月、福島県の県立病院で帝王切開をした結果、胎盤癒着から大量出血を起こし患者が亡くなった件で、警察は18日にこの執刀医を業務上過失致死及び、医師法違反の疑いで逮捕しました。 また、いつどこで書いたか忘れてしまったのですが、「このまま、このような結果論で医者を責めると言う愚行が続けば、医者は安心して治療が出来なくなるのではないか」と言う心配を書いていたのですが、今回の逮捕によってその心配が加速されるのではないかとまた心配になります。家族からみたらただ1人の人であっても、医者、病院としては何人もいる患者のうちの1人です。全員から目を離さないのが理想ではありますが、現実はそうもいかないでしょう。その中でもできるだけ命を救おうと思って一生懸命やっていると「信じる」からこそそこへ入院させたのではないでしょうか。信じるなら、その結果がどういう事になったとしても、感謝こそしても訴えるというのが如何に愚かなことかを考えるべきです。 こんな事を考えていたら、どくちるさんの「ある内科医の独り言」というサイトで「無と化す努力」という記事を見つけ拝読させていただきました。同じ医師という立場からの声がとても切実に響く文章でしたので、ここでも紹介させていただきます。
ビンボなので食事は自炊が基本です。材料は買っても直ぐに使い切れるものではないので、一週間分などの計画を立てて計画的に食材を買い込む訳ですが、そうすると私の場合は一食あたりの平均は70円前後でまぁまぁそれなりに贅沢な食事ができる計算になります。100円もあったら「豪勢」それ以上だと「超贅沢」になってしまいます。ですから、テレビ朝日系で放送されている節約バトルなんかを見ても「そんな贅沢な食材をそんなに無駄に使って「節約」とはおこがましい」とテレビに向かって憤慨している訳で、私から見たらあんな贅沢ができるなんて羨ましい話だなぁと思う訳ですよ。そんな食生活ですから、コンビニでおにぎりを買うなんてどれだけ贅沢か想像がつくでしょうか。たかだかあんなおにぎり1つを買う金があれば、例えばうちで作った場合は、「白いできたての暖かいご飯、もつ煮込み、白菜の浅漬け、豆腐のみそ汁、卵焼き、海苔」位の食品が並べられる訳ですよ。そんなごちそうをたかがおにぎり一個と交換する気になりますか? いいや、私はなりません。 そんな感じで節約生活というより自炊生活を楽しんでいる訳ですけれど、26日にも書いたのですが近所に出来たスーパーは見切りが早くて閉店間際に行くと結構な食材が半額とか投げ売りで売られているのでついつい誘惑に負けてしまっています。 昨日はチューブ入りわさびを買いに行ったのですが、結構大きめのパックに入ったサラダ300円が90円、総菜コーナーのエビ天弁当が半額、そして鮮魚コーナーの手巻き寿司のネタ(甘エビ、いくら、サーモン、マグロ、穴子、蟹、エビ)798円が200円、そして甘エビ398円が100円…ついつい誘惑に負けて買ってしまいました。 弁当と甘エビは夜食にして、今朝は炊いたご飯で酢飯を作り、五目寿司を作って堪能させて貰いました。超ウルトラ豪華な食事が出来ました。でも、ちょっと虚しいですねぇ。折角節約してきたのに、ここで誘惑に負けてしまうなんて…ま、修業層になったつもりはありませんから、たまにはこういう無駄遣いもあって良いと割り切るのが良いのでしょう。充分おいしかったですしね。特に甘エビは良かった。でも、今考えるとサラダは無駄だったなぁ… リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |