The Green Hills of Earth
2日連続の徹夜になってしまって、殆ど家からも出ていないし、ニュースを見てもオリンピックだらけだし、書く事がないですね。平和で良かったと喜ぶべきなのでしょう。兎に角、昨日も深夜の「ショートトラック1500m男子」などを生中継で全部見てしまったのです。頑張っている選手には申し訳ないですが、生で見ているより、ゆっくり寝気持ちで一杯です。
ニュースといえる事ではないですが、一昨年それまでUFJが住友信託銀行にUFJ信託を3000億円で売却する方向で競技をしていたのに、その年の7月に突然白紙撤回し、三菱東京フィナンシャルグループに統合を申し入れた為、既に統合に向けて予定を組んでいた酢煮とも信託銀行が契約の有効を求めて裁判を起こしました。しかし、統合自体は既に実現してしまったため、同行は統合差し止めの訴えを損害賠償に切り替えて訴えていたのですが、その判決が今日東京地裁であるようです。 企業が生き残るために合併などを行う事が日常化してきました。そんな中で「最終契約をしていない内は、撤回する事はあっても当然」という旧UFJ側と「契約事項を守らず勝手な事をされた」という住友信託側の主張は、当然ながらどちらも自分勝手です。「お互いに水面下で他の企業に浮気をせず、情報を漏らさず合併に向けて競技をする為の守秘義務があるのに、UJFは三菱とも接触していたのはルール違反。ルール違反を犯した方が得をするのはおかしい」という住友信託の言い分は正しそうに思えます。これが「白」となったら、これからのこの業界はルール無用の何でもありって事になってしまいそうですね。しかし、実際にはどこでどんな契約があり、どこまで基本合意に達しており、どういう経緯で白紙撤回になったのかと言う事を詳細に知らなければどちらが正しいかなんて判りません。ですから、私はひっそりとこの判決の結果を期待している次第です。まぁどちらが勝っても上告され、最高裁までもつれ込むでしょうから、今日の結果はまだ「ふーん」なんですけれどね。それでも、一応の方向が見えるという事でちょっとは注目されても良いのではないでしょうか。
デンマークの新聞が掲載した風刺画の影響がオリンピックにも出ているそうで、デンマークのカーリング選手が練習に行く時にも前後を警察車両に挟まれて移動し、会場でも私服警官が警戒にあたっているそうです。 宗教は簡単に人を狂わせます。人の心の支えになるはずが、それだけが正しい唯一のものだとなって、他の宗教を弾圧したりしてきた訳です。イスラム教とキリスト教も相容れない宗教でずっと戦争を繰り返してきた訳ですけれど、その宗教を風刺する漫画って言うのはまぁまずいって言えばまずいですよねぇ。 しかし、デンマーク政府の対応は見事だなと思うのは、そう言う風刺画を新聞が載せた事に対して批判はしても、表現の自由を弾圧する訳にはいかないと言う姿勢を貫いている事です。論理的な対応をとらずに曖昧な態度ばかりしている為に、どこかの後進国にいつまでも金をせびられて、それでも尚文句を言われているバカな国の政府に爪の垢でも飲ませてやりたいものです。 表現の自由としての風刺画、生活の一部としての宗教、どちらも間違ったものではありません。しかし、相容れないものですね。その結果がテロという最悪の結果になるかもしれませんが、それでも私は、風刺画という表現を弾圧しない世界であって欲しいと思う次第です。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |