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2006年01月28日(土) 権力を持つ事の責任について / 東急イン / NTTの詐欺のような勧誘広告 / 東急イン -その2 / それは強姦? / 占えなかったの?

長崎県の佐世保市で、勤務先の会社から現金を着服したと2000年4月に自首した女性を約4年間放置して事情聴取もせず放置していた事が判りました。昨年の11月に逮捕したのですが、既に一部の被害は7年を経過して時効が成立し立憲が不可能となりました。これに対して佐世保署の副署長は「しかるべき捜査はしていたはず。担当者が異動し実態が判らない」と話しているそうです。

前にも書いた事があるかもしれませんが、私は一度当て逃げにあった事があります。
狭い道路の片側にトラックが止まっていて、車一台がようやく通れるスペースが合ったのですが、そこを通過していたら前から軽のワンボックスがつっこんできたのです。こちらは逃げるスペースがなく壁に思い切り寄ったのですが、バックミラーに腕を引っかけられ傷めてしまいました。車は私が立ち上がるまで止まってみていたのですが、私が立ち上がると逃げていきました。私がナンバーと車種を警察に連絡したのですが警察では「調べたけど該当車両がなかった」とされました。しかし、暫く後に、その事故現場の直ぐ近くでその車が止まっているのを見かけました。それで改めて警察に連絡を取ると、「こちらは普通乗用車だと思っていた」などと苦しい言い訳をし、「実はその家は以前泥棒に入られて、ちょっと参っている人たちだから…」と暗に実はその人達だと判っていたけど、できればそのまま放っておいてやって欲しいという事を言ってきたのです。結局その跡取り調べもしたのですが、既に3ヶ月位経過しており、相手は記憶にないと逃げ回って、それでも一応ひき逃げとして起訴はしましたが、検察側の検事もとても変わった人で不愉快な思いをし、更にこの手の事件は被害者には非公開なのだそうで、その後その事件で加害者がどうなったのか被害者の私は知る事ができなかったのがとても悔やまれる事件でした。
また、あるお店は歩道にまで店の商品を広げています。本当はそう言う事をしてはいけないのですがね。しかし、これから一斉調査が始まるとかそんな情報が、警察に勤めている親戚から事前に電話であるのだそうで、その時は店先を片づけやり過ごすのだそうです。

この事件も、警察内部でそのような私欲が働いたのでしょうか。それとも、異動している内に担当者が曖昧になって誰も担当がいなくなったと言う事なのでしょうか。副所長は「捜査はしていたはず」と言っていますが、実際には誰も担当せず、放っておかれたというのが実態でしょ。「身内だからごまかそう」も「誰の担当か判らなくなって放っておかれた」もどちらも勘弁して欲しいものだと思います。この手の手抜きに対するチェック機構はできないものなのでしょうかね。

そう、先に書いた「変な検事」というのは、こちらに事故の状況などを聞いて、調書を書いているのですが、全部が終わった所で「私が読むから間違いがあれば指摘して」と言うのです。でも、その人の読む早さは私の聞き取りやすい早さではなかったのと、読んで耳に入れるより見て確認をしたいと思ったので、「見せてもらえないか」と言ったところ「あなたは失礼な人だ。私が折角読んであげているのに」と怒るのです。「文章を見もせずにサインはしません」と私も意地になって言いましたが、「あげている」と言う時点でこの人はどうも検事としては失格だなと思ってしまった次第。
それより何年か前に、私が使っている電話番号を以前使っていたであろう人が、今でもその番号を気のない男性に教えて、だまされた哀れな男性が私の所に電話を掛けてくると言う事が続き、それについてNTTと相談の上、警察に相談に行ったのですが、通された部屋で私の話を機構をする係員は新聞を読みながら「話は聞いているから、話しなさい」と言う態度だったのです。「おまえ、何様のつもりだ?」と吠えたのは言うまでもありませんが、その部屋を出て、下に行って「あいつは何様だ?」と問いただしていたら「話を聞いてあげるからもう一度部屋に来なさい」という連絡があったのには心底びっくりした次第。私が警察を信用していないのにはそのような背景があるのです。
警察は権力があります。人を逮捕したり(これは私たち一般の人にも逮捕権はあるのですけれどね)、職務質問をしたり、拳銃を持ったり…人様の安全を守るための公僕として市民に滅私奉公するための道具として権力がある訳です。
その権力を持ったから「自分は特別だ」と思う事は、その人はその職業に向いていない事を示してます。先にも書きましたように、本来の公僕は人の上に立つのではなく、人のために働く事を必要としているからです。それを勘違いして「俺は偉いんだ」「俺がその気になったらおまえを逮捕できるんだぞ」などと思うから軋轢が生まれるのです。

学校教育で体罰は厳禁とされていますが、果たして本当にそうでしょうか。私はここに何度も書いていますが、体罰は許されるべきだと思います。集団生活のルールを守ると言う事については学校で学ぶ事柄だと思いますが、子供の資質、子供の個人としてのしつけは親の問題であり、その親がしつけられなかった事に対して、他の子供へ迷惑が掛かるような事については体罰によって身をもって悪い事と知る事が教育には必要だからです。犬のしつけと一緒です。しかし、今の教職員に体罰を認めた場合、先の警察と一緒でその体罰という権力を正しく扱える先生もいれば、ヒステリーの発露として乱用してしまう先生もいるでしょう。聖職者と言う言葉が表すように、先生とはその子供達の将来を左右するだけの力を持つ存在であり、そこには私情を入れてヒステリーを起こすなどと言う贅沢は許されない職業なのです。その淘汰ができていないからこそ、体罰と言う権力を先生に開放しにくくなっているのではないかと思われます。

「権力を持つ事への責任」について各自がもっと考えるべきではないでしょうか。


東急イン

ビジネスホテルチェーンの「東急イン」で建てたホテルを市などが検査し終わった後に無断で改装工事を行い身障者用設備などを取り払って開業していた事が判明しました。

ホテルとして開業するためには、条例などで身障者のための設備を義務づけられているのですが、このホテルは横浜という地価の高い場所にあるため、身障者用の駐車場は普通の駐車場(多分立体駐車場)と一緒にできず、玄関の脇を専用スペースに充てざるを得なかったようです。それと実質問題として身障者が利用するのは年に数件という実態から、市が確認をした後で身障者用駐車場をつぶして明るい玄関を作り、身障者用の部屋もリネン室にするなどの改造をしてしまったそうで、それが条例違反になるのは分かっていて、「時速60キロ制限の道を68キロくらいで走っても違反になるんだ」と言う表現を使って説明をしたみたいです。そうか、市の条例に違反する事、身障者を無視する事は「そんな大したことのない違反」という認識なんだ…そう考えてしまいます。
確かに「経営者」としてみれば、年に数件しかない利用者のためにあけておかなければならないスペースなどは無駄でしょうし、その駐車場を開けておくのと、そのスペースを利用して明るく広いロビーができるのとでは印象が全く違ってくるのも事実ですね。でも、今この時代で身障者の事を全く無視して営業をしようと言うのは、少なくとも市の条例とも、国としての方向とも全くそぐわない、明らかに犯則である事を理解するべきではないのでしょうか。経営者は「10キロ未満の軽微な違反」と思っているようですが、私は30キロオーバーの免停に相当する違反だと思います。

また、この違法改築で名前を貸した1級建築士が「自分は名前を貸しただけ」と言い訳をしているようですが、実際に名前を貸してお金を貰っていただけなのかもしれませんが、名前貸しというのは横行しているけど悪質な違反行為であると言う事が判っているのでしょうか。今まで名前を貸すだけでお金を貰って言い思いをしてきたのですから、こういう状況になったら、その甘い汁を吸った分、きっちり責任をとって欲しいものですね。


NTTの詐欺のような勧誘広告

昨日、私の住む集合住宅のポストに一通の封筒が投げ入れられていました。
それはこの地域を担当するNTT東日本のBフレッツ販売PTと言うところからのお知らせのようで、「(私の住む集合住宅)居住者の皆様へ」と名指しで宛先が書かれており、「固定電話の基本料金がおやすくなる「ひかり電話」のご案内」というものでした。

安くなると言う図表の中で「現在フレッツ・ADSLをご利用の場合の月額基本料金」合計6,310円が「「ひかり電話」ご契約後の月額基本料金」合計4,725円に1,585円もお得になりますという案内でした。


この案内は先にも書きましたように私の住む集合住宅をターゲットに配られたものです。そしてNTTなら、この集合住宅がBフレッツマンションタイプを既に導入している事を知っているはずです。それなのに、もっとも客に訴求力を発揮する図表が「フレッツADSL(4,526円)からBフレッツマンションタイプ(3,728円)に変わる事で発生する差額798円を含めて「1,585円もお得です」と書くのは殆ど詐欺に近い広告なのではないかと思います。

NTT東日本のページを見ると「NTT東日本をかたったセールスにご注意下さい」という言葉が見受けられます。しかし、そのNTT東日本東日本がこういう図表に引っかかりやすい人をターゲットにした、実際には「一般加入電話(1,785円)からひかり電話(998円)」に変わるだけでその差額は787円にしかならないのに1585円もお得という詐欺まがいの広告を配っていることに問題はないのでしょうか。
他社(第2電電)が同じようなサービスを勧誘しているのは知っています。私の知っている中でも数人がそのサービスを契約したようですから。ここでも競争があるのは判りますが、だからといってこのようなごまかしの上で契約をもぎ取ろうとするその体質に疑問を感じざるを得ません。


東急イン -その2

あちこちのニュースを読み進めると「一級建築士の名前を勝手に使った」という見出しが結構あるのにびっくりしました。本文の中では「要請があり、許可をした」旨が書かれているにもかかわらずです。「自分も知らない間に名前を勝手に使われていた」と言うのと「自分は名前を貸しただけで、その名前を何の目的で使っていたか知らない」と言うのでは大きな隔たりがあります。そして今回は後者の話で、この建築士は名前を使わせる事で報酬を受け取っていたに違いないのです。免許を有するものとして、自分の名前が使われるのがどういうものなのかを知らずに名前を使うのを許可するというのは大問題です。自動車の免許を持っている人が、その免許を免許を持っていない人に貸し与えて運転させるようなもので、大事故に繋がりかねないのです。「この人がそんな大事故を起こすとは思えなかった」なんて事故の後で言い訳をしたって何の足しにもなりません。
東急インが条例を無視した違法な改築をした事は大問題です。それはそれで1つの事件として扱うべきですが、この名義貸しをした建築士の問題はまた東急インの事件とは別の問題として取り上げなければならないのではないでしょうか。実際、名義貸しはかなり多くの場所でごく普通に行われている悪習だと思います。このような悪習を根本から絶ちきり、その問題が起こる背景をただす事こそマスコミのあるべき姿だと思いますが、残念ながら、責任の所在を取り違えているのか、それとも東急インだけを叩こうとしているのか、どうも頓珍漢な見出しのニュースが多く嘆かわしく思います。果たしてマスコミは何をしたいのでしょう。また、マスコミは自社の報道をどのようにあるべきだと考えているのでしょうね。


それは強姦?

京大アメリカンフットボール部の元部員による強姦事件というものがニュースになっています。
ゲームで酒を一気飲みさせた上、正体の無くなったところで強姦をされたと言っているようですが、どうも話が見えません。被害者と称する女性は、自分が嘔吐した事も正気を取り戻してから気付く程泥酔して何がなんだか判らない状態だったと言う事ですが、だったらどうして強姦されたって判るんでしょ。
いい大人なんですから、酒を飲むのも合コンをするのも自分の意志でやった訳でしょ。そして私の知り合いでもいますけれど、酒を飲んだら気が大きくなってしまう人、服を脱ぐ人、周りのものを壊し始める人…酒癖は様々です。そう言うのが嫌だから私は酒を飲まないのですがね。兎に角、その年頃の男としては、何とか女性を口説こうとするのは当然の話でしょうし、男女を問わずセックスというものに興味を持つのも当然の年でしょう。まぁそれを酒の勢いに頼ってしまうとしたら「情けない」と言う事ですが、それで女性が酔って大らかになって合意したと言う可能性は充分ある話なんじゃないですかね。何をしたかも覚えていないのに、強姦されたとだけ覚えているなんて不自然すぎる話じゃないでしょうか。多分に正体無く酔っぱらって、朝起きたら服も着ていなくて、それだけで「強姦された」と騒いでいるように感じますが、果たして本当のところはどういうものなんでしょう。

以前話題になった早稲田のスーパーフリーとか言う集団は、それが目的で計画的に犯行を犯していた訳で、そう言うのは論外ですが、合コンをやった結果似ついての責任はお互いにあるんじゃないのかなと私は思うのですが如何なものでしょうね。


占えなかったの?

27日茨城県警日立署は、信用金庫から融資金3千万円をだまし取ったとして、東京都町田市在住の画家を逮捕したそうです。

この画家、占い師細木数子の弟だそうで、折角高名な占い師なんだから身内の不幸くらい占ってあげれば良かったのにと思いますがね。まぁそんな能力があればの話ですが…


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