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2006年01月24日(火) 受験トラブル / (体は至って健康ですが)病気あれこれ…

私には遙か古の思い出となった大学受験ですが、今年は新兵器が登場して混乱したみたいですね。英語のヒアリングテストにICプレイヤが登場したのですが、各地で故障などが相次ぎ、再テストを行った会場、再テストを申請したけど却下された会場など様々なトラブルを招いたようです。

代々木ゼミナールなどが受験対策にと採用したのは松下製のICプレイヤーで、受験勉強用ですから何度でも繰り返し再生ができるみたいですが、実際の試験会場に提供されたのはSONY製らしいですね。ICプレイヤの写真を見ましたが、操作をできるだけシンプルにしようと言う魂胆からか「1.電源」「2.確認」「3.再生」という3つのボタンと音量調節つまみしかない単純な構成になっています。が、「2.確認」って何のボタンですかね。電源ボタンは押せば電源が入るのでしょう。再生ボタンも押せば再生が始まるのでしょう。でも、確認って?
個別にこんな機械を渡すのですから、少なくとも個人が自分のペースで何度でも聞きたいところを繰り返し聞く事ができるのかと思ったら、このICプレイヤは巻き戻しの機能が無く、一度聞いたらお終いというものです。だとしたらなぜ個別にこんな機械を持たせる必要があったのでしょうか。一台の機械からスピーカーを通して聞かせると「場所が悪くて聞き取れなかった」と言う人がいるからなんでしょうか。まぁ確かに自分の耳元で自分の好みの音量で流す事ができるなら、それはそれで良い訳は出来ませんもんね。でも、先にも書きましたように、この機械には「確認」という訳の分からないボタンがありますので、少なくとも私は操作を間違えそうです。また、イヤホンを耳に装着して再生をしたら音量が小さすぎてまたは、大きすぎて最初のところが聞き取れなかったなんて事は十分考えられますが、果たして、そう言う音声を調整する為の準備は考慮されていたのでしょうか。そう言うチェックをするのが「確認」ボタンなんですかね。

不具合を訴えた人は460人を超えたと聞きました。実際に保管場所と試験会場の温度差での結露による短絡などで機械が壊れたものもあった事でしょう。ソニー製となれば他社より初期ロットでの事故率が高くても、「ソニー玩具だからね」と頷いてしまう人は少なくないでしょう(頷かれたところで受験生は納得しないでしょうけれどね)。でも、本当の機械の不具合だった人はこの内の何人なんでしょう。そして何人が実際には操作方法を間違えて聞き取る準備をせずに再生を開始してしまって、何人が「判らないから機械のせいにしちゃえ」と言う人だったんでしょ。
試験センタ側はこの機械が壊れるとは思っても見なかったし、壊れたら再試験をすればいいやと言う感じでのほほんと構えていたみたいです。まぁ危機意識が欠落しているのはこの手の人たちのお約束です。危機意識のない管理者に、初期不良が当たり前の製造メーカー、不慣れな使用者…これでスムースに物事が進行したら奇跡だよってなものですね。被害を受けた受験生にとっては「良い迷惑」だったことと思います。
それにしても、このトラブル数はICプレイヤを採用しなかった場合と比べてどうなのでしょうか。どちらにしてもトラブルがあるなら、壊れる個体数が少ない方がトラブルも少なくなると思うんですけれどね。受験生の都合より、企業の都合で採用されているという感じが拭えません。それで人生を左右されるって悲しいですね。どうかここで悔しい思いをした人は、頑張って将来松下やソニーの社長になって「こんな理不尽な事は辞めさせてやる!」と言う事を目標に人生を頑張って欲しいと思います


(体は至って健康ですが)病気あれこれ…

客先は残業ができないので定時で仕事が終わり…ならまだ良いのですが、実際には定時より更に30分から1時間はやく、一段落ついた時点で作業を終えてホテルに帰っている状態です。仕事は結構きつかった(自分で自分の首を絞めた)けれど、順調に終わったと思います。明日の朝動作を確認して問題がなければ終わりとなるでしょう。

まだ暗くならない内にホテルに帰ってきてしまったので、今日は1時間半ばかり外を歩き回りました。健康のためと言えば格好が付くかもしれませんが、実際には優柔不断で気が弱い性格が災いして、店に入って食事をとるのはお金が勿体ない。でも、コンビニはまずいし結局店で食べるのと同じ位お金がかかる。どっちにしようと悩んであちこち歩き回って、コンビニに入っては商品を眺めて買わずに出てきて、店の前に行っては「こんな繁華街の店は高いだけでまずいに決まっている」とか「こんな寂れた場所にある店はまずいに決まっている」と拒み、1時間半健康のためにしっかり歩いてきただけで、結局はホテルの近くのコンビニでおにぎりを買って済ませてしまいました。

その歩いている途中で鞄屋さんを見かけました。
実は私は密かな鞄フェチです。ブランドマークが前面に押し出されたようなデザインは苦手ですので、そうではなくて美しいフォルムの鞄に目がないんですよ。そして、今使っている鞄の多くは「冬の北海道に列車旅行へ行き、立ち寄った帯広の鞄屋で…」とか、地方に行った時、衝動的に買う事が多いのです。
そして、私は実は密かなランドセルフェチ…別にランドセルを背負う小学生の女の子を…とかそんな趣味ではありませんし、自分が仕事にランドセルを背負って行こうと言うつもりも更々ありません。ただ、日本では当たり前のように「ランドセルは小学生のもの」と決めつけていますが、あのフォルムは侮りがたいんですよ。
で、今日見かけた鞄屋さん、オーダーメイドの鞄を作っているみたいなのですが、様々な材質の革を使った、様々な色のミニチュアのランドセルがたくさん置いてあったのです。とってもきれいで思わずうっとりと眺めてしまいました。その陳列されている窓の少し上には私を誘うように「クレジットカードが使えるよ」と言うお知らせシールが貼ってあります。思わずフラフラと入ってしまうところでした。2歩ほど前に出たところで我に返って、今は貧乏だから駄目と思いとどまる事ができた次第。実際、既に様々な鞄が押し入れ一杯に詰まっているんです。とても使い切れない量なんですよ。鞄フェチ…この病気どうにかしないとなぁ

更に私は良く言えば「多趣味。広く浅くいろいろな事を」という性格です。でも、有り体に言えば「何でも興味を示すけど長続きせず、飽きっぽくて直ぐに放り出す根性無し」という事になるのでしょうか。その性格のおかげで家には様々なものがあふれかえっています。が、殆ど役に立った事はないものばかりという感じです。
まぁ持って生まれた性格で、今更それをどうにかできるとは思いませんから、その性格をこき下ろして惨めになるのはやめておきますが、かなり昔からの趣味でお絵かきって言うのがある訳です。シャープのザウルスで書いた下手な絵を公開した事もありますが、時々無性に絵を描きたくなるんですよ。そんな訳でメインに使っているパソコンがMacのQuadra700だった時代にも、今もワコムのタブレットを買って持っているんです。しかし、エンピツで紙に書くのと違って思ったように線が引けないって直ぐにめげて使わなくなってしまう訳です。でも、何年かするとまた書きたくなってくるんですよ。本当どうにかならないものですかね。
で、最近またタブレットを持ち出して遊んでいるんですが、私の持っているのはA6サイズのワコムの一番安いヤツ。これだと描く面積が小さすぎて凄く使いにくいんだって事にようやく気付きました。でも、A4サイズのタブレットって約4万円もするんですよね。趣味で描くのにそんなお金はどこからも出せません。でも、写真加工(下手な写真の失敗を取り繕う)のもこのタブレット使い慣れると凄く便利で手放したくない…はぁ…で、無理矢理買ったとしても、買った事で満足して使わなくなるんだろうなぁ…これも貧乏人のくせに無駄遣いしたい(無駄遣いばかりするから金が貯まらない)病なんですよねぇ。それもかなり重傷のようです…


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