The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年12月09日(金) ブログパソコン / 空港のパスワード流出 / 牛肉輸入再開 / コスプレ / 呼び方 / 取りこぼし / ニュース(コンドーム/ヒーター/諏訪)

ソフマップ、goo、MCJの3社が共同で企画する「ブログパソコン」が発表されました。コンセプトは「初心者でも簡単にブログが出来る」と言うことらしいです。

CPU:Celeron M 350/Mem:256MB/HDD:40GB/CD-RW-DVDコンボドライブ/12.1inchWXGA液晶のノートパソコンで11.98万円。特典はgooのブログに素早くアクセスできるショートカットと、gooのアドバンスドパッケージを最大3ヶ月無料で使用することが出来る事らしいです。そのほかにも何個かの特典はあるみたいですが、私には「ぼったくり」と言っては失礼ですが、どこかのやくざな会社が「な〜んもしらんけどやってみよ」と中老年層を無責任に煽って以来の「兎に角、何でも良いから素人かっ込んで来いや」的な戦略に思えてなりません。

もし、今使っている回線がナローバンドで、これからブロードバンドに変えるよというのであれば、その時のサービスに「○ヶ月無料」というのがあれば、それは魅力的な宣伝だと思います。今使っているプロバイダに未練がなければ乗り換えたらいい訳ですしね。でも、今回販売するのはハードウェアで、ブログエリアが恒久的に低価格でとかただでと言うなら魅力もありますけれど、最初の数ヶ月だけただで、後は普通通り有料ねって言われたら「結局は何の特典も付いていなかったんじゃないの?」と言う感じに思えるんですよね。
あ、でも継続していけるかどうか判らないとか、全く何がなんだか判らない初心者の人にとっては、兎に角数ヶ月お試しが出来ると言うことは大きなメリットなのでしょうか…うーん、視点を変えると、一方では「素人をカモにしている」と見えることが、他方では「素人に優しい」になるのかもしれません。ちょっと今回の雑記を書いて目から鱗が一枚取れた気がします。

しかし、お年寄りや初心者にパソコンを教える機会が多い私としては、もっと初心者にわかりやすい、取っ付きやすいサポートサービスを展開してくださいよとお願いしたいものです。まぁ、初心者が安心して掛けられるくらい取っ付きやすくすると言うことは、一人の人にかなりの時間を割かなければならない事を意味しますから、商売としては成り立ちにくいのかもしれませんが、これからはそう言う需要も増えるんじゃないでしょうかね。


空港のパスワード流出

日本航空のコ・パイロットが個人用のパソコンにWinnyと17空港の立ち入り制限区域の電子ロックの暗証番号やボーイング767の操縦マニュアルを入れ、ウィルス感染した結果それらの情報が全て流出してしまいました。

極端なことを言えば9.11事件を再現しようとしている犯人に情報を与えました。みたいなものですよね。被害は出なかったようですが、出ていたら大惨事になっていたものでしょう。
いや、私にはこの制限区域への暗証番号が漏れたと言うことと操縦マニュアルが流出したことがどれだけ重大なことなのか、はたまた全然たいしたこと無いよと言うことなのか判断がつきません。マニュアルなんて読んだって実物がなければ意味がありませんしね。先に書いたようにハイジャックして自分が操縦してどこかにつっこむつもりがあるような人でなければ意味はないのかもしれません。
でも、そろそろ、大事なデータを個人のパソコンに入れるとか、あまつさえそのパソコンにWinnyが入っていたなんて言う事件は終わりにして欲しいものだと思います。「会社で仕事が終わらないから家に持ち帰るしかない」と言う言い分は通用しないんですよ。家に持ち帰らずに会社ですれば良いんです…まぁ、これは建前なんですけれどね。仕事の都合上、どうしても持ち帰らざるを得ない時もあるでしょう。でも、そんな時に酒を飲んで泥酔するとか、パソコンにWinnyが入っているって言うのは言語道断だと思いますけれど。

Winnyの是非について、私は特に意見はないのです。違法と判断されたらそうなんだろうなと思うし、合法だと判断されたらそうなんだろうなと思います。ただ、私自身は利用するつもりはないですがね。そう言う意味では違法だと思っているのでしょうね。そして、個人が勝手に使う分には好きにしたらいいと思いますが、その結果として個人の情報ではない会社の情報などを流出させた場合はそれ相応の覚悟をして責任をとるべきだと思ってもいます。うまい汁を吸ってきた分のツケは払って貰いましょうかってなもんです。
個人用パソコンにデータを入れて流出させた場合は原点1、もし酒を飲んでいたら更に減点5、Winnyが入っていたら更に減点5で減点6で停職3ヶ月、減点10で懲戒免職…などという社則があっても良いと私は思いますよ。


牛肉輸入再開

内閣府食品安全委員会で、アメリカ・カナダ産の牛肉について、危険部位を取り除いた若い牛に限って安全を認めると言う答申を出しました。これにより12日にも解禁が正式決定され、今月下旬には輸入が再開される見通しとなりました。

牛丼屋さんなどは喜んでいるでしょうね。でも、これは本当に安全性が確認できたのでしょうか。以前血液製剤で欧米では「危険」とされて使用禁止になっていたものを日本だけが「安全」として輸入した結果、大問題となったことがありますよね。その時の言い訳は、「こんな事になるとは思わなかった」というものでしたが、今回はそんな言い訳は通用しないんですよ。でも、危険とされる肉骨粉をアメリカは牛に使用する以外は禁止にしていません。鶏や豚の餌に使用され、その同じミルで牛の飼料も作られています。アメリカという国は、劣化ウラン弾のように自国で過剰に生産して在庫調整が必要になった場合、他国に捨ててしまえと言う国です。自国の安全さえ守られたら、他の国がどうなろうと知らないよと言う国ですよ。劣化ウラン弾を引き合いに出さなくても、暫く前のオレンジ輸出での防カビ剤散布とか、怖い話は幾らでもあります。私はそう言うのが怖くて、アメリカ産の食物は極力食べないように意識しているのですけれど、これでまた外食が怖い時代になってしまうんですね。まぁ、自炊をしろと言う神の啓示なのでしょう。

今回の安全確認、果たして本当に安全が確認されたのか、それとも政治的圧力に屈したのか、どちらなんでしょう。興味深いことです。


コスプレ

昨日テレビのチャンネルを回していたら「コスプレ選手権」なんてものをやっていましたね。
ちょうど優勝者が決まる頃だったのでほとんど見ては居ないのですけれど、なんて言うか気が重いです。
うーん、私が若かりし頃(余り若いとも言えなかったかもしれませんが)は、コスプレって言えば、コミケ会場の川崎とか晴海の出入り口付近でお祭り的にやっている人がほとんどだったんですよね。それがいつの間にかこんな番組が出来るようになってしまったんですね。
でも、コスプレが市民権を得たという訳ではなく、どちらかと言えば、無理矢理居座った感じがしないでもありません。
下妻物語とかって映画や電車男のドラマや映画などでそのような人たちが認められたかのような勢いになっていますけれど、個人的にはそう言うものは地下に潜ってひっそり同好の士の集まり的なお祭りだからおもしろいのであって、それが市民権を得ようとするのは大間違いだと思うんですよねぇ。なにか舞い上がって本来の楽しみの部分を忘れ去っているというか、表に出てくる奴らは本当のマニア何じゃなくて、ただの中途半端納屋ロウなんじゃないかと思ってしまいます…あ、私にはコスプレの趣味はありませんから、お間違えなきように…


呼び方

今、日本テレビで「ヨネスケのとなりの晩ご飯」ってやっています。ある人がある家にヨネスケを連れて行ったところ、それを見た家の人が「ヨネスケよ」と言ったことに対して、司会の海老名みどりの夫(名前知らず)は「ヨネスケ『さん』だろ」と言っていました。
確かにそれはそれで正解だと思いますけれど、私は「ヨネスケ」で良いと思うんですよ。

その司会は「ヨネスケ」と顔を合わせて居る訳ですから、敬意を持って接っするのが当然と思っているでしょう。しかし、私たち視聴者は、本当の知り合いでもない限り、そのテレビに出てくる人たちを一方的に知っているだけなんですよ。私も知っているし相手も私を知っているなら敬意も持てましょうが、こちらが知っているだけの存在なんて、知り合いでも何でもないですよね。ただの記号なんです。「ドラム缶」とか「こたつ」って名前と一緒で、「ヨネスケ」という物体を識別するだけの名前なんですよ。だって生身を感じていないんですもん。それが現実の人になって目の前に現れたからすぐに敬意を表しなさいという方がおかしいんじゃないのかな。
私は、彼ら芸能人などは有名になった代償として呼び捨てにされる(記号として名前を呼ばれる)事に対して寛容にならなければならないと思っています。少なくとも私はここで芸能人の名前を出す時は意識して記号として扱うので呼び捨てにする事が多いです。


取りこぼし

ショック!…って言うのはこういう事なんでしょう。
先週末、今まで買いためた球根や種を果断とプランタに植えたのです。来年の春分と言うことで夏から先はどうするかまだ何にも決まっていませんけれど、そして、植えたものが全て咲くかどうかも判りませんけれど、兎に角「全て植えた」と言う満足感は持っていた訳ですよ。ところが…ところがですよ。木曜日、生協の配達で届いた箱を開けてみたら、私はてっきり注文していた車載用スクレーパーだと思っていたのですが、ラベルには「ホスタ パトリオット」と書いてあります。幾ら何でもミサイルは頼んでいないんだけど…と蓋を開けてみるとそこには…
パトリオット


こんなのが入っていた訳ですよ。
注文したことをすっかり忘れていました。半日陰を好み、7月から8月に草丈40〜60cmほどに育つそうです。株は50cm程度の間隔を開けて植え…もうそんな余裕ありませんよ。12月4日「花壇作り(昨日のこと)」に花壇の見取り図を書きましたが、それを見れば余裕のないことが一目瞭然でしょ。かくなる上は、サフィニアを引っこ抜いて(どうせ素人には越冬できないらしいですし)その代わりに植えてしまうか、それとも鉢植えにするか、それとも他の球根と食い合いになるかもしれないことを覚悟して隙間に植えるかを考えなければなりません。植えるなら明日か明後日です。さぁ、どうしよう。悩みどころです。


ニュースから

コンドーム論争…
ユニセフと国連エイズ合同計画の親善大使を務めている、ブラジルの人気歌手ダニエラ・マーキュリーさんは予定されていたバチカンのクリスマスコンサートへの出演を取り消されました。その理由は、「コンドームの使用をコンサートで提唱すると述べたから」と言うことで、当のマーキュリーさんは「バチカンのコンサートで呼びかけるといった覚えはない」と反論しているそうです。

カトリックの総本山であるバチカンは「避妊反対」の立場をとっており、その結果としてコンドームの使用にも「非道徳的で快楽的な生き方を増長する」と反対の立場をとっています。

エイズ関連の親善大使を務めているのであれば、コンドーム使用を提唱するのは当然ですね。でも、さすがにバチカンの元で提唱するつもりはなかったんじゃないでしょうか。結局は、常にそう言う提唱をしていることが問題になったんじゃないのかなぁと勝手に推測をしていますけれど、こう言うところではバチカンは癌ですねぇ…というのが私の素直な感想です。その昔レーガン大統領(だったかな?)も、「学校で進化論だけ教えるのはおかしい。聖書に沿った内容もきちんと教えるべきだ」なんて話をして話題になりましたけれど、宗教の世界を今の世界にも当て嵌めようとするので矛盾があることも頑固に貫き通すんですよね。また、それだけの力があるから怖いんですけれどね。
確かに神様が「光あれ」と言って光が出来てとか、そうやって6日間で世界を創造して7日目を休みにしたんですから(だからカレンダは月曜で始まって日曜で終わるのが正解なんですよね)、神様の都合に関係なく人間が猿から進化したなんて認められないですもんねぇ。
ついでに私的な偏見ですけれど、カトリックの国の女性、当てはまらない人も多いですけれど、私があったことのある数十人、結婚するまではすごいプロポーションなんですよ。それこそブラジルのバレー選手とか、リオのカーニバルとか見ていれば想像できますよね。でも、結婚したらすごい貫禄になるんです。諸説ありますけれど、カトリックでは離婚が認められていないので、結婚してしまったらそれこそ「釣った魚に餌はいらない」とそれまでの努力を全て放棄するからだそうで…人間緊張しなくなったらおしまいよ。そんな意味でも私はカトリック反対なんですがね。お粗末。

因みに、世界で一番カトリック教徒の多いブラジルでは、エイズ予防のため、来年10億個のコンドームを無料で配布すると言う発表があり、バチカンの意志がそのまま全て受け継がれるという訳ではないようです。

松下製温風ヒーター
ホースの劣化から死亡事故が起きた松下製温風ヒーターを、リコールに従って修理に出した後で、修理ホースが外れまた一酸化炭素中毒の死亡者を出してしまいました。その修理ミスは1台にとどまらず、新たに12台の修理ミスが判明しました。

こりゃまずいですよねぇ。リコールがあることは、建前としてはあってはならないことでも、兎に角仕方ないことと受け止めるしかないのですが、その修理でこういう事態を招いてしまってはねぇ。まるで三菱自動車みたいなものですよねぇ。信用がた落ち。
それにしても、リコールって難しいですね。テレビや新聞など様々な媒体でアナウンスしても、それを見るとは限りません。まぁ新聞に出されるリコールのお知らせなどは、余程興味を持ってみている人でなければ気付く方が珍しいと言っても良いくらい小さな記事ですし、13〜20年も前に販売していた商品でしたら、リコールされていると気付くのも難しいでしょう。どこに出荷したか販売店は特定できたとしても、誰が買ったか消費者を特定するのは難しいですし、今までに何台が廃棄されたかすら判らない訳ですから、どうやって周知させたらいいのか本当頭を悩ませる問題ですね。
修理ミスという大きなミスを犯した松下が、この件についてしっかり責任をとらなければならないのは当然ですが、命に関わる問題ですから、リコールをいかに周知させるかのシステム作りはこれからの課題と言うことになるのではないでしょうか。

諏訪の男児行方不明…
行方不明になった男児に食事を与えたと言っていた女性の言っていたことは嘘だったことが判明しました。

おかしいと思っていたんですよね。
その女性がそれなりの年代の女性なら、今上映している「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界で育ったような人であれば見知らぬ人に「この子を送ってあげて」と頼んだというのは頷けますけれど、二十歳そこそこの女性が見知らぬ人に頼んだって言うのはどう考えても無理があるでしょ。「そ〜んな話あらへんあらへん」そんな話をしていたんですよ。
何でこんな嘘をついたんでしょうねぇ…不思議です。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010