The Green Hills of Earth
2005年12月01日(木) |
メイド… / ニュースから(HAL/電気バス/人工心肺/民間検査機関/宗男節) / 映画の日 |
メイド喫茶に始まって、何か様々な「メイド…」があるみたいですね。そう言えば部屋の掃除もメイドの格好をした女性がやってくれるサービスがありましたね(link)。こちらも「大そうじコース」以外は「メイドさんとの会話を楽しみながら」なんだそうで、同じお金を払うならここが良いっていう人はいるかもしれませんね。 でも、私の所は散らかっているとはいえ、まだ人様に金を払って掃除をして貰わなければと言う汚さでもありませんし、メイド喫茶などを楽しむには年をとりすぎているし、まぁ「メイド(姿の女性)」とは縁がないだろうと思っていたのですが、最近、私が良く行く漫画喫茶の女性がメイドの格好をし始めたんですよ。で、その格好で場内の掃除をしたり初めての人に案内や説明をして居るんですね。さすがに「ご主人様」とは言わないようですが、そう言う姿が新鮮でかわいいなぁって思うのは、やはりまだ煩悩がたくさんあるって証拠なんでしょうね。ある意味うれしい事です。人間煩悩が無くなったっら詰まらないですもんね。さ、今日もメイドさんを見に漫画喫茶行ってこようかな…
- HAL
- 私は環境破壊の象徴である愛知万博には行きませんでしたので、ようやくこのニュースが耳に届いたのですが、筑波大学の山海研究室が開発した生体電位信号を増幅して機械が人間の動作をアシストするというロボットスーツ「HAL(link)」を装着した人が、20kgの米袋を3袋もって、その状態でにこやかにスクワットをしている姿がテレビで紹介されていました。
2足歩行ロボットもどんどん進化していて、昔のブリキのおもちゃみたいな物とはかけ離れ、本当にアニメのように人間のように歩き回るロボットの出現も近そうなことを予感させてくれますが、私にとってはそれよりもこの「HAL」のようなアシストロボットの出現が未来を感じさせてくれます。軍事に利用されるのではと言う心配もありますが、なにより今までは車いすに乗って人に頼るしかなかった人たちにもまた自立の道が開けると言うこと、運送業などの重い荷物を持って腰を痛めるような作業を軽減できることなどを意味する訳で、まだまだクリアしなければならないことも多いのでしょうけれど、早く実用化される日がこないかと思う次第です。
- 電気バス
- 栃木県の奥日光 戦場ヶ原で運行されてきた電気バスが引退しました。
12年前に環境を配慮して導入された電気バスですが、当時の技術としては仕方ないのですが、バスの多くの部分を動力であるバッテリーにとられ、バスと言っても最大定員17人、そのバッテリーも3年ごとに200万円近く掛けて交換するというのも負担になったとのことです。今から15年くらい前、ある企業で特殊機械の開発をしていたのですけれど、そこにある営業さんがやってきて「これを買ってください」と持ちかけてきました。それはプラズマディスプレイだったんですよ。当時は液晶が普及し始めた頃なんでしょうかね。私の所に持ってこられたプラズマはオレンジ色単色で値段はすごく高かったんです。「確かに視認性は良いけれど、この値段では買えないから、値段が下がった頃にまた来てね」と言ったら「皆さんそう言うんですよ。でも、誰かが買ってくれないと値段も下がらないんですよね」と言っていました。全くその通りですね。結局うちではそれを採用することはなかったのですが、あの当時はあの程度だったプラズマが、今は大画面テレビとして活躍をしていることを思うと本当時代の流れはすごいなぁと思います。そして、どこにでも「先駆を告げる者」が居なければ進歩はないのですね(なんだかんだと言いながらそう言う役割は役所が果たしているような気がします)。 電気自動車の進歩の一端をこの路線バスが担ったのだという事を意識して、拍手を持って引退を見送りたいと思います…温い自宅のリビングからで申し訳ないですがね。
- 人工心肺担当医 無罪
- 東京女子医大病院で心臓手術を実施した時、人工心肺装置の操作ミスで脱血不良が生じたため死亡したとして訴えられた担当医に対して東京地裁は無罪の判決を言い渡しました。
これは当然だと思います。医師は患者を救うことに全力を傾けています。それを信じられないのなら、なぜその病院を選んだのでしょうか。 今回の件については、それ以前に人工心肺装置に欠陥があり、当時の他の医師でもそれを予見できなかったと言うことから、業務上過失致死には当たらないと判断されたのですが、そうでなくても、明確に医師が業務を怠ったと信じる理由があるならともかく、結果論としてその医師が「○△していれば」などと言うことで訴えられるような土壌が出来ては誰も医者などやれなくなってしまいます。結果論はあくまでも評論として言えることでしょう。その場の判断が間違っていたとしても、それを処罰するのは如何なものかと思います。自分がその病院を選んだのに、結果論で相手を告訴するなんて人間として恥ずかしいと私は思います。
- 民間検査機関
- マンションの強度偽装事件で、民間検査機関は「偽装が巧妙で見抜けなかった」と言っています。でも、それでは何のための検査機関なんでしょうか?
素人考えかもしれませんが、いわゆる「検算」と言うものには様々な形があります。第三者がもう一度同じ計算をすること。計算式を別の形に変えて同じ答えになるか確認すること等々…
例えば「4×2=8」「5+10=15」とあれば、同じ計算をしてチェックするもよし、「8÷2=4」「15-10=5」と置き換えて計算するもよしですね。これが何百ページにも及ぶ複雑な計算になっても基本は同じで、その基礎データを同じソフトに入力して同じ答えが出るか、または別の専用のチェックソフトを作って、それでも同じ結果が出るかをチェックすればいい訳ですよ。 少なくとも「検査機関」を名乗るなら、それを目で見て通過させるのではなく、それくらいはして「当たり前」ですよね。そうでなければその「検査機関」は何のために存在し、何に対して料金を請求するのでしょうか。「役所の承認印がついていたからノーチェックで良い」と言うことが間違えているのですよね。全ての構造計算をきちんと検算できる体制があって初めての「検査機関」なのではないでしょうか。 結局、一番根本的な原因は、計算自体はパソコンのソフトを使って行われるのに、そのチェックがパソコンを使って行われていなかったと言うことにあるのではないでしょうか。提出資料として紙以外の媒体はあったのでしょうか? 結成事務所が計算をするにあたって入力した基礎データなどを紙だけではなくCDなどの媒体で、そのままソフトに入力できる物を提出していたなら、検査機関はその数値をチェックしてソフトに掛けるだけでチェックは出来るはずです。そのチェックがすり抜けられていたと言うことは、そう言う小学生でも思いつくような「検算」をする体制がなかったと言うことでしょう。結局は、未だ「分厚い資料を作ることが仕事をした証拠」という古生代以前の古い考えに捉えられ、効率的な仕事=不正を防止できる体制を築けなかった役所の問題でもあるのではないかと私は思います。
- 宗男節炸裂
- 衆院沖縄北方特別委員会の閉会中審査で新党大地の鈴木宗男議員が在モスクワ日本大使館の裏金疑惑などについて質問にたったそうです。
恥知らずってこういう人のことを言うんだろうなぁ…それって、あんたが土台を作ったことなんじゃないの? 私にはそうとしか思えないんですけれどね。
今日は「映画の日」ですね。 折角映画が1,000円になるのですから何か観てこようかと思ったのですけれど、今のこの時期に観たい映画がありません。ちょっと遠出して「親切なクムジャさん」を観てみたいという衝動もあったのですが、普段事前情報を全く入れずに映画を観ている私ですが、韓国映画はちょっと別なんですよ。巷では韓流とか流行ってもてはやされていますけれど、私は正直苦手なんです。ですから他の国の映画なら玉砕覚悟で事前情報なしに映画を見ることも楽しめるのですが、韓国映画だけは公式ページのあらすじや予告編を見ただけでは心配なんです。案の定、この映画も予告編などでは楽しそうな映画だったのですが、実際にはちょっと予告編のイメージとはかけ離れているようです。また、私には全く知識のない3部作の完結編という位置づけらしいことなどが分かり、これは見ない方が良かろう(見るとしたらDVDになってから、もっと安く見られるようになってから)と思うようになりました。そうだとしたら、前回良く分からなかった「エリザベスタウン」をもう一度見てみるか、それとも「イン・ハー・シューズ」か「ALWAYS 三丁目の夕日」をもう一度見直すかとも考えたのですが、どれも「DVDになってから見直したらええやん」と言う結論に(1,000円の価値無しと言うことかな)。そんな訳で結局、今日は映画を見ることなく、家でモツ煮を作りながら時間を過ごしています。その代わり土曜は「Mr. & Mrs.Smith」を見に行きますよ。レイトショーですけれど一番ど真ん中の席を確保しましたとも。楽しみです。
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