The Green Hills of Earth
今日は宣言通り仕事はお休み。
故三原順の漫画「はみだしっ子」と類似した表現が複数箇所あると指摘があり、原書房が今年出版した飛鳥部勝則著「誰のための綾織」が絶版回収となったそうです。 引用したとされる部分を比較したものを拝見しました(link)が、確かに指摘されたら「なるほど」と思う部分が多かったですが、三原順のファンでしかない私には、そのまま「誰のための綾織」だけを出されても殆ど気付かなかっただろうなぁと思いました。が、一カ所「目には目と歯を」は私も時々使わせてもらっている表現なので、これは私にもすぐに分かったでしょうし、あと数ヶ所「これって?」と思うだろう箇所もありました。 今でも根強いファンが居るっていうのは理解していましたが、25年も前の漫画についてこれだけの反響があると言うことも、その根強い人気を改めて実感させる事件になりました。 わたしも三原順は好きでした。萩尾望都や文月今日子や太刀掛秀子などを見ていた時代の話なんですよね。 私は年寄りの部類に入って居るんでしょうけれど、でも年寄りになった実感はありません。子供でも居たなら、子供の成長を目の当たりにして自分も年をとったと実感するのかもしれませんが、残念ながら子供には縁がありませんでしたので、いつまでも若いつもりで居ます。まぁ外観は確実に年をとっていますけれどね。そういえば高校を卒業してもう○十年かあなんて思うこともありますが、そうやって数値化してはじめて「え、もうそんなに経ったの?」と自分でびっくりします。はみだしっ子が終わって24年。若い人には「24年」は遙か昔でしょうけれど、当時からのファンの人にとっては「たった24年」というか「え?もうそんなに経ったの?ついこの前のことのようだったのに」という感じでしょう。そういうものだと思います。 先日も別のところで漫画の構図をまるまるコピーしていたなんて事件があったばかりですが、ものを作る側の人が著作をないがしろにするなんて自分の首を絞めるような事はこれ以上続かないことを祈ります。オチのない話でごめんなさい リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |