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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年09月26日(月) デジカメ… / 国鳥 / 田尾監督

贅沢な話しだなぁとは思うのですが、もう趣味の域に近いことと諦めるしかないかなと達観していることのひとつに「コンパクトカメラの買い替え」があります。最近では去年の9月頃にCASIOのEX-S100とRicohのRXを買い、その一ヵ月後にはRXを下取りにしてPENTAXのOptioXを手に入れています。その一年前は最も買い替えを下年だったんじゃないかなぁ。兎に角PanasonicのFZ20やKonica-MinoltaのG400やNikonのE3700などあれこれカメラが入れ替わったように記憶していますから…
その頃も言い訳をしているのですけれど、私がコンパクトカメラに求める性能は様々です。それだけを聴くと一貫していないように思われるかもしれませんが、実は単純に「ポケットに入れられて/すばやく起動して/使いやすいこと」位のものなんですよ。でも、それをうまくバランスしたカメラがないのであれこれ買い換えてしまうのです。カタログではとてもすばらしい事を書いているのですが、大半は大嘘と言うことが身を持って確認できたと言う次第。

特に今は「きれいな画像を撮る」為にはNikonのD70があるので、コンパクトカメラはすばやく気軽に撮れたらよいという方向にシフトしていて構わないのです。でも最近は1cmを切る薄さを自慢するようなクレジットカードサイズのカメラが数社から出てきましたし、RicohのGRやpanasonic LX1のように28mmの単焦点レンズを搭載してスナップ写真を楽しく撮りましょうというコンセプトのカメラも登場してきました。

あれこれ買い換えて使ってみて思うことは、PanasonicとRicohって結構良いかもということでした。一時期のPanasonicのデジカメって本当ひどかったのですけれど、FZ20を出した頃からユーザインターフェースをすごく研究して、どのカメラより使い勝手が良いんじゃないかと思えるくらい使いやすくなったんです。先に紹介したLX1も単にシャッターを押すだけのカメラではなく、絞りやシャッタースピードを自由に変更して自分なりの写真作りが簡単にできます。ただ、マニュアルフォーカスは微妙なことができない感じですけれどね。でも、そのボタンの配置などはさすがに良く研究されているなぁと思いましたし、ライセンス生産とはいえLEICAの名前は伊達じゃないなぁと思えるその描写力は私自身FZ20を使ってみてびっくりしていますからねぇ。
また、Ricohも銀塩のコンパクトカメラで伝説を作ったメーカーではありますが、デジカメでも本当に奮闘しているんですよ。コンパクトを求める競争には参加していないのでちょっと野暮ったい厚め(とはいっても普通のコンパクトカメラサイズ)の筐体ではありますが、ズームレンズは他社の多くのレンズは広角側が35mm前後からなのに対してRicohは28mmからとなっていますし、近々デビューするR3に至っては28〜200mmのズームレンズを突っ込むと言うすごさです。更にマクロは本当に1cmまで近寄って撮影ができますし、マクロ撮影ではピントの合う範囲が極端に狭い(奥行きのあるものを撮ろうとすると、ピントの合っている距離の部分だけピントが鮮明で前後がぼけてしまう)のですが、このカメラは簡単な操作で画面の任意の場所にピントを合わせることができます。これはマクロ撮影ではかなり強力な武器になるんですよね。RXでその性能のすごさは十分に感じたのですが、残念ながらRXは逆光に極端に弱かったのです。太陽などに向かってカメラを向けるのはあまり良いことではないのですが、それでもそうされた時にどう写るかがカメラメーカーとしての腕の見せ所なのです。
良いメーカーのカメラは自然に写ります。(Panasonic FZ-20)

自然な逆光写真の例(panasonic FZ20)


悪いメーカーのカメラはスミアという光の線を作ってしまいます。(Konica-minolta Dimage G400)
スミアがでてしまう例(Konica-minolta Dimage G400)


そしてRicohはそれより悪く、ミルククラウンのような変な物を写してしまうのです。(Ricoh RX)
変な光のしみができる(Ricoh RX)


まともなカメラで太陽を取るとこんな感じなんですがね…(CASIO EX-S100)
逆光に対してまともなカメラの例(CASIO EX-S100)


ところがまともな写り方をするカメラは図体が大きかったり他のところで不満があったりしてどうしても帯に短し襷に長しというか一長一短と言うのか、満足ができなくて、結局一眼レフカメラを買ってしまうに至ったわけなんですけれどね。
でもD70を買った今でも常に持ち歩きやすいカメラを探すことはやめていません。

そして今注目しているのが、RicohのGXやGX8、R3などなんですよね。ただあの変な逆光での光が解決していなければ買う気にはなりませんけれどね。
それ以外にNikonやPanasonicにも注目するカメラはあるのですが、果たして本当に私はまた買うのか自分でも自分の衝動に注目しているところなんです。


国鳥

テレビで「日本の国鳥は?」と言うクイズがありました。
皆さんは分かりますか?

私は何の疑いもなく「朱鷺(トキ)」だと思っていたのですよ。だって学名が「にっぽにあ・にっぽん」ですよ。日本の国鳥じゃなくてどうするんですか。
そう思っていたのですが、残念ながら1947年に制定された最初から「雉(きじ)」なんだそうですね。はぁ…まぁ絶滅してしまった鳥を国鳥にしておくと言うのも変ですけれどねぇ…

これを見ていて、外国の人が日本に留学して来たとき「日本大学」より「東京大学」の方が格上(失礼)と知って「理解できない。なぜ? なぜ、国を代表する大学より一都市の大学が格上ですかぁ?」と悩むと言う話を思い出したのですが、その気持ちがとても理解できた気がします。


田尾監督

楽天は3年契約だった田尾監督を1年目で解任する方針を固め、昨日発表したそうです。シーズン中2度の11連敗や100敗に近い記録的な負け数を残したことなどが原因のようです。

でもねぇ、言い方は悪いかもしれませんが、只でさえBクラスだった近鉄の余り者とかよそでは通用しなくなった選手の寄せ集めと言うのが今年の楽天でしょ。シーズンが始まった頃にも書いたと思いますが、今年はその戦力で勝つことは殆ど無理だから、まずは長い目で見ることが大切なんじゃないですかねえ。100敗したってそんなのはこの選手層じゃ当たり前のことでしょう。今シーズンが終わればドラフトでまともな選手も引き抜けるし、トレードなりお金で面をひっぱたいて選手を補強することは可能な訳ですから、本当に数年かけて徐々に普通の弱小チームレベルにして行くしかないんじゃないのでしょうか。勝負はそれからですよね。私は田尾監督が名監督だったのかそれともくず監督だったのかは分かりません。でも、今年の楽天はどんな監督が来ても成績は似たようなものだったんじゃないかと言うことは言えるんじゃないかなと思います。それだけの悪い成績を残したことを誰かが責任を取らなければならないと言うことだったのでしょうけれど、果たしてそんな必要があったのでしょうか。「今年はまだ何も整っていない状況だったから、もう一年付き合ってください」と言うコメントで十分だったんじゃないかなぁ。なぜ最初から最下位が定位置だと分かりきっているこの戦力で制裁を下さなければならなかったのか良く分からないですねぇ。

上層部がこんな簡単に方針を覆したら、指導者たちは果たして安心して働けるのでしょうか。また良い信頼関係を築けるんでしょうかね。監督としてのレベルは不明ですが、解説者としての理論や、テレビなどで見える人柄、話し方などは良い監督になれるんじゃないかなと期待していた存在だけに今回の解任は残念に思います。


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