The Green Hills of Earth
今日は友人が来ました。
そして、「ロコモコ」って奴は業務用冷凍ハンバーグを解凍し、上に半熟目玉焼きの失敗作をのせ、ドミグラスソース(多分Heinz)を掛けただけ。タコライスは先にも書いたように、市販のタコスソースの缶詰などを掛けただけ。これって缶詰を開けることができるなら子供でも作ることができますよ。スパもSpamが入っているからハワイアンという事なんでしょうかね。 店を出るとき「ごちそうさま」とだけ言ってでてきた私に、友人は「二度と行かないって事か?」と言ってきました。さすがに判っていますね。そう、おいしかったなら「ごちそうさま。おいしかったです」と言いますし、何かがうまくいっていなかったけど、其れでも多分また来ると言うお店では「ごちそうさま。でも、これがおいしくなかった」とか「ごちそうさま。おいしかったけど、店員の態度は良くなかった」とたいていの場合私は話します。でも、いう価値のない店にはねぇ… 「店がハワイの雰囲気の無国籍料理店」と言われるなら多少無理はあると思いますが納得します。でも、「ハワイ料理の店」と言われた日には「違うような気がします」としか言えません。そして、大して仕事もしていない、ただ市販の具材を載せただけの料理の値段も750〜1200円と高くて、私の見立てではその半額程度が妥当と感じました。お客は何組か来ていましたけれど、果たしてその内の何組がリピーターになってくれるんでしょう。まぁ人の好みは様々ですから何組かはいらっしゃるとは思いますが、あの料理をあの値段で食べたいと思う人はなかなか現れないんじゃないかな。永遠に新しい客が入ってきてくれたらそれはそれで良いのですが、多分そんなことは不可能ですから、多分そんなに遠くないある日、突然貸し店舗になっていたという事になるんじゃないかなぁと思います。 ラーメン激戦区などといわれるような場所では、出入りも激しいのでしょうけれど、生き残っていくお店は、その値段、その味などどれをとっても、お客様が納得されるものが出るのではないでしょうか。私はその中で多分絶対に解消されない不満「行列をする」のが嫌でそういうお店には行きませんが、それさえ覚悟できる人なら、待っているのは「満足」である筈です。しかし、残念ながら私の住むような田舎ではそのような淘汰は非常に長い月日がかかってしまうのがもどかしいんです。出店してあっという間に雌雄決して駄目な店はすぐになくなる…それは経営者には厳しいでしょうけれど、客の立場からみれば、少し待てば確かなものを得られると言う意味では正解なのかもしれないと思います。入るべき店を読み違えて、ものめずらしさに負けて確実にうまい店の味を疎かにした罰として、その高いだけでおいしくもない、何の工夫もないゴミのようなものを食べそんなことを考えていたのでした。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |