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2005年08月23日(火) 今日の天国のような地獄のこと / ニュースから(虫唾が走ること)

一段落したと思ったのに、また終電間際の帰宅が続いています…
家と会社の往復なので、話題はあんまりないのですが、今日はなぜか行き帰りの列車の中できれいな女性に囲まれていました。私は車内では本を読んでいるので最初は全然気付かなかったのですが、何か気持ちいいなぁと思ったら、私の背中と腕に女性の胸が…これは自宅で仕事をしていたら経験できない天国(?)ですね。今は強がってこんな風に書いていますけれど、実際にその場では、どっちに逃げても女性にぶつかるというか余計に触ってしまいそうで、では動かないようにしようと意識すると余計動作が硬くなってしまって不自然になっていたような気がします。今更女性にちょっと触れるくらいで緊張するような年でもないのですけれど、やはりしばらく自宅で仕事をしていたのが祟って、免疫が薄れているのでしょうかね。嬉しいような地獄のような複雑な通勤時間でした。もう二度とこりごりと思う反面、また明日同じ状況になっても良いかな…不謹慎でごめんなさい。


ニュースから(虫唾が走ること)

ニュースからですが、昨年5月にイラクのバグダッド近郊を取材中に銃撃されて亡くなったジャーナリストの遺族が「海外旅行傷害保険の支払を『理由無く』拒まれた」として750万円の支払を保険会社に求めた裁判の判決があったそうで、東京地裁は「銃撃は反米武装勢力によるもので『武装反乱』によるものである」として請求を棄却しました。

遺族側は「軍隊などの指揮官にではなく、民間人に対する銃撃だから反乱ではない」と主張したらしいですが主張は通らなかったようです。そして判決が下った後は「銃撃版も特定できていないのに、反米勢力の仕業と判断するのはおかしい。フリーの貴社の仕事をやりにくくする判決だ」と言っていたそうです。

私の目で見たら、こんなことで保険金が下りるとしたら、保険会社は倒産しちゃうでしょうね。下りなくて当然でしょう。っていうか、この遺族の人って本当に常識のない人という以外になんと表現したら言いのでしょうね。治安が悪いところとしって、あえて取材に行っているのでしょう。それは今までにも何度も言ってきましたが自己責任です。他の人と同じような事をしている中で、確立の問題で自分に不幸の白羽の矢が当たったと言う時のために保険はあるのです。「フリーだ」「取材だ」とわざわざその囲いの中から飛び出しているのに、どうして囲いの中にいる人と同じ権利を要求するのでしょう。私にはその頭の構造が理解できません。都合が悪いと「フリーだから差別されている」とかそういう言い方をしますけれど、フリーだからとかではないでしょう。いや、どこかの企業に属しているなら会社の保障などがありますからフリーは確かに一番厳しい立場に立たされるかもしれません。しかし、企業に属さず一匹狼を気取っていたのは、それなりの役得があったからでしょ。自分で望んでそういう立場に居たのではないでしょうかね。自分の意思で取材に行って、自分の意志で危険な場所に居た訳で、フリーだから行かされた訳じゃないでしょう。様々な危険を承知の上で自分の意志で行ったのに、事故があったら他人のせいにするって言うのは、単に精神的に成熟できていないお子様なんですよね。亡くなった本人がどれだけの覚悟があったか分かりませんが、残された遺族がこうやって醜い愚かな騒ぎを起こしているところを見ていると、亡くなった人の価値まで下げているように思えてなりません。

治安の悪いところに言って、「民間人だから」って言うのは平和ボケした一番愚かでみっともない阿呆の台詞だと思います。アフリカでもアジアでも中東でも、その場に居る人たちは民間人だから攻撃されていなかったでしょうか。民間人であるかどうかにかかわらず、虐げられたり虐殺されたり、更には民族紛争の犠牲になったり、爾来の恐怖におびえているんです。それは兵隊だけではなく民間人も無差別な対象なんですよ。そういう人たちのことも考えず、平和な高い場所から下を見下ろして「民間人なのに打たれるのはおかしい」なんていうなら、平和な日本から外に出なければいいのです。こういう阿呆の言葉聞いているだけで虫唾が走ります。勘弁して欲しいものです。



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