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2005年08月07日(日) 気の滅入る話 / 品川庄司

今回は気の滅入る話かも。そういうのが好きじゃない人はパスすることをお勧めします。




私は、自分の書く文章がどれだけ他の人に読まれているのか実はあんまり良く分かっていません。

最初は「読んで不快になるようなことは書かないようにしよう」と思っていたのですが、私の性格は粘度0の活火山(すぐに噴火するけど、後に残さない)という事らしく、結構簡単に爆発はするんですよ。ですから、爆発したことは書かないつもりだったのに、新聞やテレビなどを見ると爆発したいことがいくらでもある。我慢しているとストレスがたまるのでついつい書いてしまう。そんな感じで今日まで書いてきた訳で、毒のある文章は見たくない人にも、毒のある文章を見たい人にも中途半端なんじゃないかなぁと思ってしまいます。まぁ、ここではそれが私のスタイルになってしまっていますので、今更それを変えるという事をしようとは思いませんが、ずいぶん中途半端だなぁと反省する次第。

某所でコメントはどう書くべきかなんて議論が少し盛り上がっていたと思ってください。
Aさんが書いた文章にBさんがコメントをつけた。それを見たCさんがそのコメントに対して感情的な反論をした。それを見たDさんがそういうのは如何なものかと書いたらCさんがDさんに更に感情的な攻撃を仕掛け、たまたまCさんのページはその辛口批評が売りらしく、それなりの読者がいてDさんのページにあれこれ書き込みをしてしまいDさんは休止する羽目になってしまったという事にしておきましょう。
私はAさん、Cさんについては良く知りませんし、こう書いただけでこれは誰と誰のことって分かる人もいたりして、そこから面倒に巻き込まれるのも勘弁願いたいので、これは架空の話で実在の人物とは一切関係がございませんとお断りしておきます。いいですか、架空の話ですからね。
私はBさんとDさんの日記は読んでいます。しかし、Cさんという人のサイトは、以前たまたま少しだけ読んですぐに読むことをやめてしまいました。そして今回の話があったわけです。ええ、架空の話ですけれどね。
そこで、その問題の文章を読んで見たのですが、私は不快以外の感情を持てませんでした。辛口な文章っていうのには2種類あると思うのです。格好良く言えば、1つは感情や余計な贅肉をそぎ落として、事実のみを寄せ集めて核心を突くことによる辛口意見。もう1つは感情に左右されて垂れ流す辛口意見。何度でも書きますが想像の中の私はCさんの文章は殆ど2つか3つしか見ていませんから、これで全部を見たつもりになるのは大間違いだと分かっています。そしてかなり人気のあるサイトのようですから、人をひきつける何かがあるんでしょうという事も想像できます。しかし、私の個人的な意見としてはCさんの意見は後者の意見でしかないように思えたのです。たまたま読んだものがそうだったのかもしれませんがね。また、自分が書いたことに対する反論、意見などについても、相手が「Cさんは偉い。でも、自分の拙な意見も聞いていただけますか?」と言う話し方には耳を傾けても、「あなたの意見は違っているのでは?」と言う意見にはまず攻撃を仕掛けるという感じも見受けられ、その辺りも私としては受け入れられない部分であったわけです。ま、私の想像の中での話ですがね。

「コンピュータはデジタルだから答えはONかOFFしかない」「コンピュータのように割り切った答えなんか出せない」っていう事を聞いたことがあります。コンピュータと人間は違うといいたいようですが、コンピュータも人間も同じなんですよね。人の考えも突き詰めていけば最後の選択肢はデジタルの「はい(ON)かいいえ(OFF)」しかないんです。つまり「ジュースを飲みたい→買うか/買わないか」どちらかを選択するかって言うのと一緒です。多くのことをまとめてあれこれ考えているのでそんな「ON/OFF」で決められないって思うだけで、無駄なことをどんどん切り捨て、複数の選択肢があるときはそれを細分化して選べるところを選んでいくと、残った選択肢は(それがいくつ残っているにしても)「ONかOFFか」で選べることしか残っていないはずなんです。それ以外の答えがあるっていう事はまだその件については細分化できるし検討の余地があるっていう事なんです。そうして最後に残った選択肢も「はいかいいか」で決められるものにしかなり得ないのです。
先の辛口意見をする人で前者の人たちは、この辺りをきちんと整理されているのだと思います。まず感情を抜く、余計な話をそぎ落とす。残ったことを自分の倫理に照らし合わせてどこがおかしいのかを絞り込んでそれに意見をする。その人たちの意見には間違いもあるでしょう。けれど、そうしていることで意見に一貫性が生まれているのだと思います。だから読んでいても不快にならず痛快と感じることができるのではないかなと思います。自分はどっちなのか…できれば前者でありたいと思いますが、果たしてどうなんでしょう。まぁ、その辺りを決めるのは自分自身ではなく読んでくれている人たちですので、あえて自分で答えを書くことはしませんけどね。

「いんたあねっとを楽しくやりたい」というのは立派な1つの意見です。本来、誰にでも見られるものだから、そこに書く文章は責任を持つべきだと言うのが正論ですが、現状ではそういう事を意識していない人が気軽に入ってこられる環境ができてしまっているのですから、そこは文化が違うと割り切る必要があるのだと思います。自転車に子供を四人乗せて走るお母さんがいます。本当は道路交通法違反なのですが、免許を持っていないので取り締まることはできません。いや、取り締まることはできるでしょうけれど、罰則を適用できないでしょうという事です。ええ、私も中学生の頃に自転車でいわゆるネズミ捕りにつかまったことがありますよ。自転車(軽車両)の制限速度を30km/hオーバーしていたそうです。「逮捕されるんですか?」「罰金(正確には反則金)払うんですか?」なんて聞きましたが「捕まえたくても捕まえられないから注意してくれ」といわれました。でも「スピードメータついていないので注意できません」って言って終わりでした。兎に角、そういう風に、ある人には常識であることも、それが万人に通じるとは限りません。気に食わないからという事が「攻撃してよい」「排除するべきだ」には通じません。それは他でむしゃくしゃしたからホームレスを殴り殺したって言う事件と同列の愚劣な考えですし、相手が明らかに間違っていることを教えようとするにしても高飛車な態度で押し付けるのではなく、同じ立場のつもりで話をしなければ余計な軋轢を生むことになるでしょう。ケンカを仕掛けに行って相手が理解できないから「あいつはバカだ」と言うのって子供のケンカみたいですよね。読んでいても不愉快だって言うのはそういうことなんです。私は辛口意見を書く人ほど、人の意見を聞く耳を持たなければならないと思いますし、また人を批判する時はその言い方、書き方に十分注意しなければならないと思います。これは私の考えですから他の人と違っているとしても仕方ないと思います。参考になれば幸いですが、鼻を引っ掛けられても文句を言うつもりはございません。

そんな話をあれこれ「想像」していたのですが、先日、あるサイト様にコメントを書いたところ、どうも消されちゃったみたいです。
日記内に「羽毛布団を一年中使っている。夏はエアコンを18度、冬は30度にして」と言う話があったので、「羽毛布団は空気を断熱する布団だから、それはちょっと違うんじゃない?」って話を書いたんですよ。
削除されるような書き方をしたつもりはないのですが、どうもその人にはそれすら許されなかったようです。まぁ削除するもしないもサイト管理者様の気持ち次第ですから、それに文句を言うつもりはありません。ただ、私のお気に入りからそのサイトを削除しただけです。しかし、そんな「想像」をしているからこんなこともおきるのかなとか、そういうことってコメントに書くべきじゃないのかな。だとしたらどんな使い方をすべきなんだろうと考えてしまった次第。朝から暗い話でごめんなさい。


品川庄司

そう、昨日の品川宿、中ほどにステージが作られていて、私が見て回って一段落した時、そのステージに品川庄司が登場しました。私は芸能界音痴ですので、もしかしたら隣に有名な芸能人が居たこともあるのかもしれませんが、ほとんど経験がなかったんです。そんな訳で一度くらいこの人たちを生で見てやろうと思ってステージに行ったのですけれど、出てきた彼らのテンションは低すぎ…私は5分も持たずにステージから離れてしまいました。
暑かったからなんでしょうか、その辺りは分かりませんけれど、ちょっと残念だったなぁ。それともその後から面白くなったのかな。ちょっと気になるところでした。


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