The Green Hills of Earth
昨日、一枚の不在通知がありました。どうも、それは某大手運輸会社が実施していた、代金のクレジット払いを利用してくださいキャンペーンの事務局からのお知らせのようです。という事は何かが当たったのでしょうか。でも、その「何か」ってなんでしょ。そんなのに応募したこともすっかり忘れていたもので…ってあわてて調べてみたんですけれど、あたったとしたらQUOカードかiPod shuffleという事らしいです。
緊急時には登庁することを義務として、新宿の都庁から徒歩圏内の3LDK住宅を約5万円で借りられる程の手当て(通常職員の倍)を出している災害対策要員が、23日の地震で緊急招集したにもかかわらず34人の当番のうち、登庁したのは13人だけだったことを受け、登庁しなかった当番に関しては、公的な理由がない限りは住宅を退去してもらう方針を固めたそうです。 この緊急要員は本人の希望から決められるそうで、今回だって10数年ぶりの大地震で、召集なんてそんなに頻繁にあるものではないでしょう。それをオリンピックみたいに4年に1回と仮定しても、4年に1回ちょっと大変な思いをするだけで、都庁まで歩いていける都心部に3LDKを5万円で借りられるなんて、これはおいしい話ですよね。おいしい話を享受するのも私は良いと思います。その職業を選んだ特権みたいなものですから。しかし、そこに義務も横たわっているなら、それを放り出して特権だけ受け取ろうと言うのは話が違いますよね。 当日参集しなかった人は「呼び出しが聞こえなかった」とか言っているようです。しかし、あの地震に気付かなかった人がいるのでしょうか。たとえ呼び出しがならなくても、自分は緊急要員で当番だからポケベルを持っていると分かっている筈です。そこにどんな言い訳が通ると言うのでしょう。 防衛大学という特別職国家公務員の幹部養成学校でも、給料をもらいながら学ばせてもらって、職業選択の自由を叫んでほかの職業につく輩が毎年のように出ますが、私はこれをなぜ許しておくのか分かりません。いや、職業選択の自由はあると思います。しかし、それは自分がもらった給料や投入された教育費、そして自分が得た知識に見合う授業料などを返済して初めて言えることなんじゃないでしょうか。まぁ給料を返せは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも任官することを前提にして存在する学校であるという事は入学する前から分かっていたのですから、任官せず他に行くのであれば、契約不履行であり、その人のために使われた税金の無駄遣いであり、公金横領と言われても仕方のないことではないかと思います。 特権、権利の前には大きな義務が横たわっている。その義務を果たして、初めて特権を享受できる。そういうことを理解できないのは大人の資格なし、責任ある仕事は無理と言われても仕方ないんじゃないかなぁ。
今日は丑の日らしいですね。(link) 今日も新橋で仕事をしているのですが、昼に会社の建物の外にでるとそこはかとなくうなぎの匂いが立ち上っていました。弁当屋さん、コンビニ、料理屋…食べ物を扱う店全てが今日はうなぎを扱っているんじゃないかと思える感じでした。 去年くらいからうなぎの稚魚が捕れなくなって、うなぎの価格は高騰しているそうです。本来は丑の日に向けて値が上がり、それを過ぎると落ちるのに、去年の丑の日から値段は横ばいで、今年の丑の日に向けてまた上がっているのだそうですよ。果たして来年は庶民の食べ物として残っているのでしょうか。 普段は菓子パンを1つとか質素にしている私ですが、今日だけはお昼にうなぎをいただきました。ご馳走様でした。でも、ちょっと味が濃かったのは、多分に中国産のうなぎではうまみが少なかったからなんでしょうね。うなぎはまだその生態がはっきりしていなくて、稚魚のうちは川から海に出てかなり大旅行をしているそうです。その稚魚を捕獲してどこで養殖するかで中国産だの浜名湖産だの大隈産なんて産地がつくらしいのです。つまり元は一緒。味はそんなに変わらないのかな?とも思いますが、同じ親から生まれてもこれが兄弟?という感じの人も居るのと一緒でやはり育つ環境でうなぎも味は違うんでしょうね。偏見なしに私が食べる範囲では、大隈産の養殖うなぎが一番好きです。でも、産地より店の料理法や味付けがおいしさの決め手でしょうか。お店で言うなら柳川の「本吉屋」三島の「本町うなよし」が大好きです。 書いているうちに無償に食べたくなってきました。今年こそ久し振りに本吉屋に行きますよ。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |