The Green Hills of Earth
私はものすごい汗かきです。
パソコンショップへ行って、どうしようとうろうろしながら悩んだのです。安い順に
で、まじに40分くらいファンが置いてある棚とファンコントローラの棚、そしてケースの棚をうろうろしていまして、思い切ってケースを買ってみることにしたんです。買ったのはCELSUSのFP-402BK(黒)と言うやつです。本当は白い筐体であるFP-402Wが欲しかったのですが、それを注文したら在庫切れって言うことで…在庫が切れたって事でまたそこで悩みました。人はそれぞれジンクスみたいな物を持っていると思うのですが、私の場合、買うと決めてレジに持っていってケチが付いたものはたいてい長持ちしないんです。どこかに使いにくさを発見したりして「つかえねー」ってなってしまうんです。実は型番は記憶していないのですが、もう1つ候補に上げたケースがあります。今回買ったケースは値段が9,970円と手ごろです。背面に12cmファン、正面に8cmファンを2基装備していて、更にサイドカバーのCPUのある辺りに排気ダクトが付いているタイプです。多分にここにファンを1基増設すれば更に冷却効果は高まるのかもしれませんね。ただ、思った通りに流れないのが流体の嫌ったらしいところなんですよね。 で、もう1つのケースは値段が14,700円と約5,000円高いんです。が、その値段に見合う電源が付いていて、電源自体がかなり静穏設計になっています。そして正面に8cm、背面に9cmのファンが1基ずつ付いています。うちのデスクトップ、一応サーバーのはずなのですが、HDD・DVDレコーダーも兼用しています。そして、サーバーは無線LANでつないでいるのですが、電波の状態が悪いようでLANでつないだ先のパソコンで録画した番組を見ると言うのはかなり難しい状況なので、録画した番組はサーバーのところで見る必要があります。そうするとやはりできれば少しくらい静穏性能の良いやつが欲しい訳で、どっちがいいのかなぁと悩んでいたのですけれど、静粛性に5,000円分の差があるかと考えて、少しでも安いこっちにした訳なんですよ。でも、けちが付いた…やめてあっちにするべきかなぁ・・・でも、ビンボだし…うん、ビンボは贅沢しちゃいけないんだ。そういう訳でこの機種で決めです。 帰宅してあけてみてびっくりしました。今時のケースってベイに機器を取り付けるときってワンタッチではめ込めるアダプタみたいなのが付いているのが普通なんじゃないですか?私が今まで使っていた大昔の安物にもそんなものが付いていますよ。ええ、お店でケースの中も見て、お店の人にこれは簡単に取り付けられる何かが付いているの?って聞いたんですよ。で、お店の人は「簡単ですよ」って答えたんです。そうか、確かに簡単だよね。一応ずり落ちないようにレールみたいなのは付いているし、左のサイドカバーも空けて両側からねじを締めるだけだもんね。でもね、それが面倒なんだよなぁ…まぁビンボだから仕方ないんだけどね。 兎に角、今使っているパソコンを取り外してきて、部品を取り外しました。そして新しいケースにマザーボード、ビデオボード、TVチューナー、増設USBにIEEE1394ボードとかあるものをつけていきます。それが終わって…あ、先にLEDなどの配線を終わらせて置けばよかったと気付いて、また全部取り外して配線して、マザーボードとPCIカードなどをつけなおし、それから120GBのHDを二台とDVD-Rを取り付けました。今まではFDもつけていたんですけれど、多分もうFDを使う機会はないでしょう。そんな訳でFDは今回取り付けをやめました。 取り付けが完了して物置部屋にもって行き、配線をして電源を入れてみました。何事もなかったかのように動き始めました。このケース、フロントのUSBなどがケース側面の左側手前に付いているんです。今はパソコンは机の右側にありますのですごく使いやすいです。先日模様替えしてよかったと思いました。ま、偶然ですけれどね。 動作音は今のところかなり静かです。後ろについている12cmファンがかなりの流速を生み出しているようです。それは前面の2基のファンが効率よく空気を送り込んでいるからなんでしょうね。買ってよかったと思います。あと2時間ほど動かしてみて、様子を見てからちょっと気にくわないところをなおす為にもう一度分解しようと思います。 気にくわないところとは
しかし、最近競って青色LEDが使われていますね。とっても迷惑な話です。高輝度すぎてまぶしいんです。パソコンについているLEDなんて意識してみてはじめて分かる程度の輝度で十分ですよ。
先ほどあげた不満点を解消すべく、一度分解して組み立てなおしてみました。ファンの前の配線はすっきりしましたし、あけ忘れたLANコネクタの穴もあけました。でも、残念ながらヘッドフォンは使えるようにはなりませんでした。マイクは使えます。でも、スピーカーは途中までコネクタを指すと聞こえるのですが、コネクタを全部押し込むと全然聞こえなくなります。もう少し研究する必要があるようですが、ここでヘッドフォンをするような状況ってあまり考えられませんので、これはこのまま放っておこうかと思います。同じ隠し扉の中にあるUSB2.0はきちんと使えるようになったので万々歳です。これはかなり重宝しそうです。 下1/3くらいがメッシュになっていて、縦に丸い穴が二つ並んでいるのが分かるでしょうか。ここがφ8cmの吸気ファンです。この後ろにHDなど3.5インチベイがあるので、そちらも冷やしてくれます。 一番上は友人から譲ってもらったDVD-Rですが、私の持っている機材の殆どは白なんです。ですから今回もケースは白にしたかったのに、在庫がないなんて言うから変な取合せになってしまいましたね。でも、別にサーバー用とのパソコンですから見た目なんてどうでも良いやって気持ちでいます。 後姿はこんな感じ。排気ファンの径が12cmあるので穴も巨大な感じがしますね。 増設されたボードは、上からグラフィックボード、TVチューナー、IEEE1394、USB2.0です。 側面はこんな感じ。ケース左の丸いメッシュはここの裏にダクトがあって、CPUの熱をここから逃がそうとしています。この裏手にファンをつけるとよさそうです。その下の四角いメッシュはPCIスロットにつけたボードの熱を逃がす穴と言うことになっています。本当に逃げるかどうかは私には確認できませんが… 中を開けるとこんな感じです。組み立てやすさは5段階評価だと2くらいですかね。あんまり精度が良くない感じがしますね。うーん「安かろう悪かろうでも、すれすれ合格」ってところでしょうか。でも、安く上げることを念頭に置くなら、このケースは結構いいかもしれません。まぁ、次に奮闘するのは順調なら2年か3年くらい後のはずですし、その頃には面倒だからケース後と買い換えようとか言うかもしれません。今と同じビンボならしぶとく使いますけれどね。残念ながら多分そうなるかと思います。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |