The Green Hills of Earth
2005年03月25日(金) |
こんな番組は要らないんじゃ? / カタカナ キライ |
夜、NHKのBS-HiVision放送を少し見ていました。 25時からクラシック倶楽部の「鈴木秀美 チェロ・リサイタル」バッハの「無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV.1008」「無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV.1010」他、とても良かったです。でも、折角演奏に聴き惚れているのに、カメラが前から後から横からとあれこれ切り替わって、余計なお世話ではありますが、これは演奏している方にしてみたら「うるせー」だろうなぁと思ってしまいました。クラシック音楽なんだから、画面は「静」で良いと思うんです。
更に、その番組が終った後にやっていた「エクササイズタイム」と言う番組、「こういう番組を作っている限り、NHKに受信料を支払いたくありません」と言われても文句は言えないよなぁと思ってしまう最低の番組でした。 何が悪いって、エアロビクスみたいな事をするためだけにオーストラリアのケアンズでロケをする必要どこにありますか? 更に、エアロビクスだと言うのに(まぁこう言っちゃ見も蓋もないですが、美男でも美女でもない)インストラクターのアップばかり撮っていて、肝心の「どうやって動いているのか」が殆ど判りません。画面の中でバストアップのインストラクターが上下左右に揺れているので、足は某かのステップを踏んでいる見たいなんだけど、それはどうなのか、全然判りません。これって結局、制作スタッフが海外旅行に行きたいってだけなんでしょ。制作していた時間とリゾートに費やした時間と金、どちらが多かったんでしょうね。本気で視聴者の健康を考えたエアロビクスの番組ならこんなになるはずがないもの。そりゃね、「みんなの体操」みたいなのは地味過ぎるなぁと思いますよ。「もう少し見ている人が明るく楽しくやれる雰囲気を作れよ」と思いますよ。でも、それが海外ロケに直結して良い訳じゃないでしょう。ちょっと…いや、かなり非常識だと私は思いますよ。きちんと番組のプロデューサおよび制作スタッフの名前を明記して欲しいと思った番組でした。
私も無意識に使っている事もありますし、そのまま使った方が理解されやすい場合もあるという事は重々理解していますけれど、それでも、できるだけ「ヨコモジをカタカナしただけの単語」は使わないようにしています。
今日も某所で「私がリスペクトしている○□さんが〜」 なんて表現があったんですけれど、本当に皆さん、「リスペクト」って何の事かを理解して読まれているのでしょうか。いちいちここでこんなのもあるなんて示したりはしませんけれど、カタカナ言葉にすると恰好は良さそうだけれど、実は意味が全く伝わっていないなんて事もあるんじゃないかなぁ。 少なくとも、私はこの文章を拝見してすぐに「goo辞書」や「Google」を利用して「respect」を探して意味を確認させて貰いましたけれど、書かれた方が、ほんの少し苦労してくれて「私が尊敬している○□さんがから」とか 「私が大好きな○□さんが〜」 って書いてくれていたら、読む側は辞書を引いたり検索したりする手間が大幅に省けるし、書いた人がどんな気持ちだったのかとても素直に伝わってくるように思えるんですよねぇ。
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