The Green Hills of Earth
2005年03月19日(土) |
和泉流… / 今日は… |
昨日、東京地裁で和泉元彌親子が「能楽協会の退会処分は無効だ」と主張していた件について訴えを棄却する判決が出ました。
能楽協会の言い分は「遅刻、ダブルブッキング、公演の中止などを繰り返し、能楽協会を中傷する発言も繰り返していた」と言うことで、これに対し「遅刻などで迷惑を掛けたことはない」と反論していました。 裁判所は遅刻があったことを事実と認定し、退会処分についても違法性はないと判断をしました。また、宗家継承の問題についても、単に仙台の子供と言うだけではなく、流内の総意が必要であるが、今回の場合は流内に反対が多く、宗家ではないと信じる理由があるとしました。 この判決に対し、和泉(母)は「567年の歴史を信じて、和泉流宗家を信じて、私どもの命を信じて一生懸命狂言に励ませていただいております。ですから、戦後できました能楽協会さん、そして宗家会さんからうんぬんということがあって、その芸が戸惑いを受けてはいけないと思っております」と言うコメントをしました。
…何というか…歴史があるというなら、テレビの芸能活動はもっと自粛したら良かったんじゃないですかね。出るなとは申しませんが狂言とは全く関係のないバラエティ番組などに多数出演していて「命を賭けて狂言に励んでいます」と言われてもねぇ。知らない人が見たら、狂言の世界って片手間にできることだと思うんじゃないですかね。狂言の世界だけではなく、職人、名人と言われる人はその世界で常に精進に励んで居ますね。どの世界でもそう言う人は「何年やっても勉強することはある」と真剣に取り組んでいますし、たまたま跡継ぎとして生まれてしまった人は、先代に恥じぬよう、先代を超えるよう、プレッシャーに押しつぶされそうになりながら頑張っていると思います。それに比べて和泉家って楽そうですよね。自分が跡取り息子なんだから自分が継いで当然。と言うおごり高ぶりがあったと言われても反論出来るとは思えませんね。
その和泉(母)のコメントがとても虚しく伝わってきました。
昨日「オペラ座の怪人」を見てきたのですが、とても良かった。そして今日は「ナショナル・トレジャー」を見に行きます。順番が逆だったら良かったなぁ…多分、「ナショナル・トレジャー」ははずれです。少なくとも大満足はしないでしょう。いや、正直に話すと昨日の「オペラ座の怪人」もそんなにおもしろいとは期待していなかったのですけれどね。二日続けて(良い意味で)期待はずれって事は無いでしょうねぇ…
夜9時過ぎからのレイトショーを見に行くのですが、つい先ほど、賞味期限を1ヶ月過ぎたフルーチェ(マンゴー)を食べてしまいました。一ヶ月前から早く食べなきゃと思っていたのですが、ちょっと荷物の下に隠れていて気付いたら一ヶ月も過ぎていた。えーい大丈夫だろうと思って食べたのですが、ちょっと喉に引っかかる感じがします。映画の途中でトイレの住人になったらどうしよう…
夕方になって近くに新しいスーパーがオープンしたことを知りました。 自転車に乗りたかったので、自転車で行ってみたのですが、どうも安かろう悪かろうと言う品揃えというイメージです。しばらく様子を見てみますが、あんまり利用したくないかも。
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