The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年02月18日(金) 花粉症 / パソコン通信 / ポトフ

テレビなどで「花粉症」が取り上げられる季節になってきましたね。
幸いなことに、私は花粉症にはまだ掛かっては居ないのですが、花粉症はいつ発症するか分からないというものらしいですから、それなりに見てしまうんですよね。
先日のテレビ番組では「花粉は室内に侵入したら絨毯やカーテンにたまるだけではなく、スリッパなどにも付着する」「立体成型のマスクもあまり効果はない」「花粉は換気扇のある洗面所に向かって流れる」と言う事を言っていました。私の家をその目で見るとカーテンと台所のロングマットはありますが絨毯は一枚も所有しておりませんし、スリッパは革製なので花粉も付かないでしょう。そう言う意味ではある程度花粉症に優しい環境になっているでしょうか。立体マスクはその下になにやらガーゼなどを追加すると良いらしいですけれど、これはいまの私にはまだ必要のないことと思っていて良いですよね。あと、花粉が洗面所にたまるというのはどうなんだろう。普段は結構気密性のあるリビングと廊下を隔てるドアが閉まっていますし、洗面所のドアも閉めていることが多いですから、それでも本当にそこに流れるものなんでしょうか。うちの場合はドアで密閉されたリビングに空気清浄機能付きのエアコンとそれに対面する床面に単独の空気清浄機をおいて空気を循環させておりますので、リビングの中で花粉は処理出来ていると信じたいですね。

番組を見ていて、特に立体成型マスクの効果測定などはどことなく番組を盛り上げるための誘導みたいなものが感じられましたし、新しい学説などに飛びついている感もありましたので全体の信頼性は半分かそれ以下と私は思っているのですけれどね。学者の発表する学説って結構突拍子もないものがあるんですよ。例えばちょっと汚い、そしてちょっと呆れる話ではありますが、「女性は男性より優柔不断である」という発表があり、その根拠はと言うと「男性はトイレにはいる時、大か小か決めていくのに対して、女性は途中で切り替えることができるから」というものなんです。まぁこんなのは極端に「アホらしい」例ではありますけれど、実際の所それまでコレステロールの塊だからと言われ続けた「イカ」が、ある日突然「イカにコレステロールを分解する機能があることが分かりました」なんて事になった実例もありますし、ある単機能に限定して「これを食べると効果がある。これだけ○×を含んでいる」なんて宣伝しているものが、実際にそれを意識して食べると食のバランスが悪くなって別のところで体調を崩す原因となったりする場合もある訳です。私はこの手の「○▽には□◎が効果的」という言葉にはかなり否定的というか、踊らされる人を冷ややかに見ています。そんな事より長い月日を掛けて確立してきた郷土料理などの方に注目すべきものが多いように感じます。

番組の情報をどう取捨選択するかは視聴者の側の問題って事なのかもしれませんが、ちょっと無責任な情報垂れ流しが多いように思えます。情報を持っていない視聴者に対して情報を与える番組が「信頼出来る情報」と「視聴率を稼ぐ事が目的のやらせ情報」を混在して無責任に投げてくる状況で視聴者に「視聴者の責任で」情報を取捨選択しろというのはあまりにも無責任じゃないでしょうか。その辺りの姿勢に疑問を感じるのですが、疑問を感じること自体「テレビに踊らされている」と言う事なのかなぁ…


パソコン通信

ニフティが2006年3月末をもって「ワープロ・パソコン通信」サービスを終了するそうです。1987年から始まったサービスで私もそれなりに利用させていただきましたので「ついにその時が…」という思いもあります。しかし、インターネットの普及とともにフォーラムも移行をしている訳で、いま現在でも2万人の利用者がいるというのが逆に驚きの対象でもあります。もしかしてその2万人とは、私のような「Niftyserve」のIDは持っているけど、それ以降のサービスへの移行手続きを全くしないまま放っている「幽霊」ユーザーも含んでいる数なんでしょうね。

兎に角PC-VANとともにパソコン通信という土壌を作って裾野を広げた功績はとても大きいと思います。もっと評価されて良いんじゃないのかなぁと思うんですけれどねぇ…


ポトフ

先月仙台へ出張した折り、昼飯にとサイゼリアへ寄ったのですが、そこのメニューに期間限定として「新鮮なキャベツを使った料理4種類」というのがありまして、それがすごくおいしそうだったので食べたかったのですが、時間がおしている都合上、泣く泣くランチを頼んで「家に帰ったら絶対に食べに行く」と決めていたのです。が、私は勝手にそれは全国一斉のものだろうと思っていたら大間違いで、地域ごとに数種類の「限定メニュー」を回しているのだそうで、私の住む地域に「キャベツメニュー」が来るのは2月中旬からと言うことで、ずっ〜と待っていたんですよ。で、「助さん、角さん、もう良いでしょう」と昨日の夜、サイゼリアに行ってみたら「今日からメニューに載ったんですよ」と注文をとる側も、入力する時に戸惑っている様子でした。

兎に角、キャベツが食いたい。そう言う思いから今回は「キャベツとキノコの具だくさんポトフ(ソーセージ・ハンバーグ入り」というものを注文してみたのですが…ポトフってどんな料理ですかね。私のイメージではジャガイモや玉ねぎ、牛肉などを煮込んだものであり、兎に角、中に入っている野菜は煮込まれて「ホクホク」「くたくた」と言う擬音が似合う状態になっているものじゃないかなという認識がある訳です。翻ってこのポトフはと言うと、まず最初にハンバーグはなぜか出てきた時から半分に割れて積み重なっていましたし、小さめのキャベツが1/4程入っているのですが、これは「バリバリ」「ボリボリ」という擬音が丁度良いくらい…有り体に言えばほとんど「生」の状態で乗っかっているのです。で、キャベツ以外の野菜はまるでクラムチャウダーでも頼んだかのように小さくさいの目状に切られていますし、これって本当にポトフ?と言いたくなるものでした。
まぁ、キャベツは生でも煮ても焼いても食べられるものですから、食べられないことはないのですけれど「本当にこれで良いの?」と思いましたので、こっそり店の人に「これって、本当にこれで正解?キャベツが生なんだけど…」って聞いてみたら、どうもその料理、本当に私が最初に頼んだらしくて、料理を担当した人が出てきて「私もマニュアル通りに作ったつもりなんですが…そして、キャベツの食感を残したかったんですが…」と素直に答えてくれました。「自分たちも悩んでいます」って言われると、食べられないものが出てきたら困りますけど、今回はそうでもありませんでしたし、じゃあ次回はもっとおいしいものを食べさせてね。とこちらも期待出来る分だけ楽しくなります。多分マニュアルには「キャベツの食感も残して煮込む」とかその程度にしか書いていないんでしょうね。で、食感は文字では書き表せませんから、多分お店毎に違ってくるのではないでしょうか。

今回の件はトラブルと言えばトラブルになるのかもしれませんが、やはり店の対応の仕方一つで結果は全然違ったものになりますね。お店の人が接客係はにこやかにはきはきと、そして料理担当者は真摯に正直に接してくれたのでこちらも気持ちよく対応することができましたが、もしこれを「仕様通りです」と突っ張るようだったなら、「もっと料理を勉強してこい」と怒りの対応となったんでしょう。

キャベツが好きな人はサイゼリアに注目です。それも可能なら複数の店に行って食べ比べることをお勧めします。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010