The Green Hills of Earth
テレビなどで「花粉症」が取り上げられる季節になってきましたね。
ニフティが2006年3月末をもって「ワープロ・パソコン通信」サービスを終了するそうです。1987年から始まったサービスで私もそれなりに利用させていただきましたので「ついにその時が…」という思いもあります。しかし、インターネットの普及とともにフォーラムも移行をしている訳で、いま現在でも2万人の利用者がいるというのが逆に驚きの対象でもあります。もしかしてその2万人とは、私のような「Niftyserve」のIDは持っているけど、それ以降のサービスへの移行手続きを全くしないまま放っている「幽霊」ユーザーも含んでいる数なんでしょうね。 兎に角PC-VANとともにパソコン通信という土壌を作って裾野を広げた功績はとても大きいと思います。もっと評価されて良いんじゃないのかなぁと思うんですけれどねぇ…
先月仙台へ出張した折り、昼飯にとサイゼリアへ寄ったのですが、そこのメニューに期間限定として「新鮮なキャベツを使った料理4種類」というのがありまして、それがすごくおいしそうだったので食べたかったのですが、時間がおしている都合上、泣く泣くランチを頼んで「家に帰ったら絶対に食べに行く」と決めていたのです。が、私は勝手にそれは全国一斉のものだろうと思っていたら大間違いで、地域ごとに数種類の「限定メニュー」を回しているのだそうで、私の住む地域に「キャベツメニュー」が来るのは2月中旬からと言うことで、ずっ〜と待っていたんですよ。で、「助さん、角さん、もう良いでしょう」と昨日の夜、サイゼリアに行ってみたら「今日からメニューに載ったんですよ」と注文をとる側も、入力する時に戸惑っている様子でした。 兎に角、キャベツが食いたい。そう言う思いから今回は「キャベツとキノコの具だくさんポトフ(ソーセージ・ハンバーグ入り」というものを注文してみたのですが…ポトフってどんな料理ですかね。私のイメージではジャガイモや玉ねぎ、牛肉などを煮込んだものであり、兎に角、中に入っている野菜は煮込まれて「ホクホク」「くたくた」と言う擬音が似合う状態になっているものじゃないかなという認識がある訳です。翻ってこのポトフはと言うと、まず最初にハンバーグはなぜか出てきた時から半分に割れて積み重なっていましたし、小さめのキャベツが1/4程入っているのですが、これは「バリバリ」「ボリボリ」という擬音が丁度良いくらい…有り体に言えばほとんど「生」の状態で乗っかっているのです。で、キャベツ以外の野菜はまるでクラムチャウダーでも頼んだかのように小さくさいの目状に切られていますし、これって本当にポトフ?と言いたくなるものでした。 まぁ、キャベツは生でも煮ても焼いても食べられるものですから、食べられないことはないのですけれど「本当にこれで良いの?」と思いましたので、こっそり店の人に「これって、本当にこれで正解?キャベツが生なんだけど…」って聞いてみたら、どうもその料理、本当に私が最初に頼んだらしくて、料理を担当した人が出てきて「私もマニュアル通りに作ったつもりなんですが…そして、キャベツの食感を残したかったんですが…」と素直に答えてくれました。「自分たちも悩んでいます」って言われると、食べられないものが出てきたら困りますけど、今回はそうでもありませんでしたし、じゃあ次回はもっとおいしいものを食べさせてね。とこちらも期待出来る分だけ楽しくなります。多分マニュアルには「キャベツの食感も残して煮込む」とかその程度にしか書いていないんでしょうね。で、食感は文字では書き表せませんから、多分お店毎に違ってくるのではないでしょうか。 今回の件はトラブルと言えばトラブルになるのかもしれませんが、やはり店の対応の仕方一つで結果は全然違ったものになりますね。お店の人が接客係はにこやかにはきはきと、そして料理担当者は真摯に正直に接してくれたのでこちらも気持ちよく対応することができましたが、もしこれを「仕様通りです」と突っ張るようだったなら、「もっと料理を勉強してこい」と怒りの対応となったんでしょう。 キャベツが好きな人はサイゼリアに注目です。それも可能なら複数の店に行って食べ比べることをお勧めします。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |