The Green Hills of Earth
2005年01月13日(木) |
明確な理由は分からないですが… |
今日はちょっと横浜の方へ行ってきました。 今日はプログラムを入れ替えるだけと言う、多分一番お気楽な仕事であるため、気持ちものんびりゆったりドライブ気分でした。 これが、レジャー目的だったら、多分低気圧はマッハ15のスピードを出してでも私の上にのしかかるのでしょうけれど、今日は目的が仕事でしたので低気圧のやつもうっかりしていたに違いありません。こっちが仕事ではあるけどドライブ気分だったと知ってどこかに八つ当たりをしているかもしれません。猛吹雪だった地域があったら謹んでお詫び申し上げます。
報告されていた不具合の確認と対応もしてきたのですが、10時半頃に現地に到着し、12時前には客先を出ていました。横浜から帰る途中、きれいに富士山が見えていました。往路でもあちこちで見えては居たのですが、写真に撮れたのはここだけでした。
ここでも、富士山のてっぺんだけが見える程度ですし、写真にしてしまうと「ふーん」と言う程度にしか写らないんですけれど(←腕の問題とか言うのは重々承知)、実際に目で見ると富士山は「霊峰」って感じがしますよねぇ。私も田舎にいた時は富士山なんて世界の果ての滝が落ちる先に居る亀や象と同じく想像の産物でしかなかった訳です。だって見た事がないんですからね。ですから「富士は日本一の山」と言われても「霊峰だ」と言われても「ふーん」ってなものでした。でも、実際にこの目で目の当たりにすると、「それ」は一気に現実として押し寄せてきたものです。ゴキが多くの人に明確な理由無く不快感を与えるのと同じように、富士山は私に明確な理由無く魅入らせる山であった訳です。そして、それは多分、私だけではなく、多くの人に同じ感銘を与えているのでしょうね。だからこそ「霊峰」という言葉がついて回るのですから。しかし、常にそれが見えるところに居る人はそのありがたさ、その美しさを感じているのでしょうか。「美人は三日で慣れる」というのと同様、富士山も見続けていれば慣れてしまうものなのでしょうかねぇ。まぁ、富士山はその季節や天候で様々に表情を変えますから、同じ風景は無いよって分かれば慣れる事はないとは思うんですけれど、そんなに興味のない人にはいつでも同じと思うかもしれませんねぇ…まぁ、きれいと思う人にはいつ見てもきれいでしょうし、興味のない人にはどうでも良い風景。それはどんな風景でも変わりませんね。
帰りにラーメン花月へ久しぶりに立ち寄ってラーメンを食べてきました。期間限定の「金の鶏ラーメン」とかそんな名前のラーメンを食べたのですが、久しぶりにまずいものを食べてしまったと後悔しています。これ、マジでこんな味なのかな?作り損なったんじゃないかな?そんな心配が拭えません。なにが悪いと的確に指定出来る訳じゃないんです。ま、そんな事ができているなら評論家にでもなっていますよね。ただただ、味のバランスが変で違和感が残った。そんな感じでした。こんな事ならニンニクラーメンにしておけば良かったし、それより、家でサッポロ一番みそラーメンを食べていた方がましだったなぁ…そんな思いに駆られてしまいました。
それにしても(唐突ですが)、横浜近辺って山の中って感じですねぇ。どこへ行くにも上り下りが多くて、どこを見ても山の上にまで、谷の底にまで家々が密集して立っている感じがします。生まれてからこの方平野部にしか棲息した事のない私には、とても不思議な風景で、ある意味あこがれの地でもあるんです。ええ、私がはじめて出張したのは広島と山口の県境弥栄ダムの見学でした。その時、広島市内から山口の県境へ向かう国道1号線で、海のすぐ横に道路があって、そのすぐ横に山があると言う風景を見たのです。平野で育って、山は遠くにあるものと思っていた私にはとてもショックな風景でした。そしてそれから、「海からすぐ山」「山谷を埋め尽くす家々」という風景は私のあこがれになったのです。なぜ、そんな風景にあこがれるのか、明確な理由は分からないですが、兎に角山にも谷にも家がある横浜、あこがれます…住みたいとは思いませんが…だって、坂道の上り下り大変そうですもの。それともああいうところに住んでいれば自然とダイエットになるのかなぁ…
リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010
|