The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2004年11月19日(金) 脱力

今日は東京の客先へ立ち寄った後、ちょっと用事があって方南町へ立ち寄ろうと思いました。

客先は品川区で、環七をまっすぐ走ればそのまま方南町に着きます。しかし、時間はちょうど帰宅ラッシュの時間帯なので、わざわざカーナビをセットしようと思った次第。そうしておけば、大体の到着予想時刻を表示してくれますから。

そして場所をセットして検索させた結果が下の写真。

Carrozzeriaってすごいと思う写真


地図は東京です。赤い矢印が自車位置で国道1号線と環七の交差点付近にいます。そしてその先緑の太線で表しているのがCarrozzeriaのカーナビが探した推奨ルートです。方南町の交差点まで、途中で少し回り道をする設定ですが13.2kmです。そして、信じられないことに所要時間は「4時間13分」を示しています。(13.2÷(60×4+13))×60=3.1304347824km/hと言う計算でしょうか。
DVD時代のカーナビなら、自車の走行速度を元に到達時刻を計算すると言う便利な機能がありました。渋滞にはまると10km進むのに23時間かかる計算をしてくれるなど実用的でした。嫌みではなく、今の自車速度で計算してくれるので到着時刻の予想がつけやすいのです。が、その機能はHDDタイプになった頃になくなってしまい、初期設定で設定された「一般道での平均速度」「高速道路での平均速度」を元に計算するようになっているはずで、こんな数値になるはずはないのです。ちなみに、通常はここは早ければ30分、渋滞していても1時間半くらいで駆け抜けられる距離です。

理由は全く分かりません。でも、こんな事はしょっちゅうです。どうしてこのメーカーが人気No.1なのかすごく不思議です。
と言いつつ自分で分析をしてみると、カーナビ自身結構高いものですからそう頻繁に取り替えはしないし、一度一つのメーカーで操作に馴れると、他のメーカーの操作は使いにくく感じるものです。そんな事が他のメーカーと公平に比べる機会を失う原因となり、宣伝のうまい会社、古い会社が有利なのかなと思った次第。私はCarrozzeria使用歴は長いですが、道案内に関してはPanasonicの方が数十段上手だと思います。Carrozzeriaでカーナビの案内ではよく分からないと感じる回数を100とすると、同じ時間同じように使って、Panasonicの方で「分からない」と感じるのは5回くらいもあるかどうかだと思います。それ位の差があります。でも、Carrozzeriaは道案内ではなく、ドライブシミュレータとか周辺施設案内が結構充実しています。地名入力で郡の名前まで要求するのは致命的なアホさ加減ですが、それでもその辺りの使い勝手が良いからデート目的、家族サービス目的の人には良いかもしれません。ただし、その分運転には神経を使いますけれど。
私は次回は又Panasonicにしてしまおうかなって思っています。CarrozzeriaのHDが取り外せて、そのままUSBでパソコンにつなげるのもいいし、専用マイクでテスト信号を拾って音場を自動調整してくれる機能もおもしろいけど、そろそろいい歳なので、カーナビ任せで楽に運転したいですもの。

ほんと、どうやったらこんな計算ができるんだろう。どうしてこんな程度で製品になっているんでしょう。不思議ですねぇ。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010