The Green Hills of Earth
先日テレビでやっていたのですが、最近の銀行強盗はATMと本店との通信を盗み取り、偽造カードで現金を引き下ろすのだそうです。 その番組でやっていたのは、ある男性が東京のATMでカードを使った数分後に、仙台で偽造カードを使って残りの預金を前部引き下ろされていたそうです。ATMは挿入したカードの写真を撮る機能がついているらしいのですが、それを見ると、そのカードは全く別の女性の物で、その本人にインタビューをすると、そのカードは盗まれた物だと言う事でした。その盗まれたカードの磁気テープ部分に盗んだ情報を書き入れ、それで預金を下ろしてしまうって事なんですね。 ATMと照会用コンピュータの通信を盗まれてしまっては、情報は隠しようがないんですよね。このカードを盗まれたと言う女性は本当に盗まれたのか、それとも売ったのか、それとも窃盗団の仲間なのか、それは分かりませんし大した問題ではないでしょう。問題はその盗まれた金は誰が補償するのかと言う事です。多分、現状では銀行は責任を持ちませんと言う事になっているのでしょうけれど、それは本当に正しいのでしょうか。 預金者は、銀行から与えられたカードを使って、銀行が用意したATMを使って取引をしました。全く落ち度はありません。翻って銀行はと言えば、通信を暗号化もせず(しているとしても、破られてしまっては意味がない)、暗証番号も未だ4桁の数字の組み合わせ。これで盗まないでくださいと泥棒にお願いをしているのですから、落ち度がないと言えるのでしょうか。少なくとも今回の事件のように、明らかに他人名義の磁気テープ部分が偽造されたカードでお金を引き出された場合の責任は銀行にあるのではないかと思います。盗まれたお金は補償するべきじゃないですか。 まぁ、銀行に責任があるとなったらすぐに自分の口座から偽造カードを使って金を引き下ろして「盗まれたぁ」と言う人が続出するでしょうから頭を痛めるところではありますが、少なくとも今のままでは、金利も限りなく0に近い辺りをさまよっていますし、銀行に預けておく必要が本当にあるのかと思ってしまいます。指紋認証なども普及してきていますし、様々な分野で暗号化技術なども進歩しています。安心して預金できるシステムを考えてみる必要があるのではないですか?
昨日、父親から電話が来ました。今年は母が亡くなっているので年賀状を欠礼する訳ですが、その葉書を書かなければならないのに、リュウマチになってしまってパソコンの前に座っているのが辛いと言う話でした。データをこちらに送るから作って出してくれと言うお願いだった訳ですが、私の実家にはまだ通信環境がある訳でもありませんので、送るというと本当にFD等に落として郵送してくることになる訳です。 パソコンの前に座るのが辛いからと言っている親に対して、FDに落とせとも言えないでしょうと言うことで、明日実家にかえって葉書を作って出してくる事にしました。午前中はジムで筋力トレーニングの予約を入れてありますので、それが終わってから出ることにしました。私の車にはETCがついていますので、午前0時から午前4時の間に高速道路を走れば30%の割引が適用されます。(link) しかし、そのためだけに半日を無駄にするのももったいないので、ジムが終わったらすぐに出かける予定です。ちょっと怖いのはその一番の近道が関越自動車道を使うって事なんですよね。関越自動車道を使わずに東北自動車道を使う手もあるのですが、微妙に遠回りになってしまいます。とは言っても、関越自動車道でも被災地付近は対面通行とか速度制限があると聞いていますので、もしかして遠回りの方が時間的には近いかもしれませんが。 それにしても、まだ余震の続く新潟地方だけに、ちょっと緊張するドライブになりそうですが、とりあえず、運を天に任せて、葉書を作るだけではなく、多少の親孝行もしてこようと思っております。多分更新が滞る事はないと思います。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |