The Green Hills of Earth
2004年11月10日(水) |
ニュースから / 困った |
- 業務停止の行政処分を受けた医師、7割が現場に復帰
- 98年から5年間で医療過誤などの刑事事件を起こして業務停止の行政処分を受けた医師114人の内、80人が臨床現場に復帰している事が厚生労働省の調べてわかったそうです。
医師は行政処分さえ終わってしまえば「禊ぎは済んだ」と現場に復帰する事に何の規制もないのだそうです。私はこの2月に自分の母が亡くなった時にも書きましたが、何でもかんでも医療ミスと言い過ぎるのではないかと思うところがあります。私の母も自発呼吸が困難で呼吸補助の機械をつけていたのですが、それを新しい型に変えて、調整にとまどっている間に亡くなったと聞いています。苦しみはなかったと人は言いますが、その話を聞いたら窒息死でしょ。とても苦しかったんじゃないのかなとは思うんですけれど、一生懸命やった結果を「おまえがあのとききちんと調整していれば」などという気にはなりませんでした。別にだからといって母親への愛情が足りないからだとは思いませんし、その医師なり看護士が乱暴に扱ったとかさぼったとも思いません。努力の結果として亡くなった。それだけですね。 飲むべき薬を注射したり、明らかにミスをしたというのは処分されるべきですが、この状況でどうするべきか。A薬を10ml注射するのが正解なのか、B薬を30ml点滴するのが正解なのか、医者はその時々でいつも瞬間的な判断を要求されているのでしょう。その結果望まない結末になったとき、遺族があのときA薬ではなくB薬を使えば良かったんだ。医療ミスだ!と騒ぐのは見苦しく、医療の発展を妨げる幼稚で我が儘で愚かな行為だと思う訳です。その判断が信じられないなら、その医師に最後の命を任せた家族の判断ミスであったのだと考えるべきではないでしょうか。 そして、この114人の行政処分を執行された医師の内、何人が言い訳のできないミスだったのか、それが明らかにはなっていないので、私はこの医師たちに対して同情すべきなのかそれとも、おまえらは信用ならないから医師に戻るべきではない。人の命とは無関係の職業に就けと言うべきなのかわかりません。それでも、もし、その処分が「初犯」であったなら、私はそれは許されるべきなのだろうと思います。行政処分がどれほどの物かわかりませんが、単に業務停止○日ではなく、資格試験をもう一度行って合格できない医師は免許を取り消す位の荒療治をしたらいいのです。そして、二回目、三回目と繰り返す医師にはもう免許を取り消すような処分が必要ではないでしょうか。人の命を預かる職業。それはそれくらい責任が重いと思いませんか。
それは人の個人情報を扱う責任者などにもいえる事だと思います。 そして、私は不思議なのですが、今回交通事故を起こした俳優(?)の萩原健一。彼は、そのまま職場復帰をするのですか。過去には麻薬所持でも捕まっているんですよね。どん底からはい上がってきたヒーロー」なんて書くと格好良いですよね。「努力をしたら誰にでも可能性はあるんだ」と力説したらサクセスストーリーじゃないですか。それで萩原がヒーローになったら、「麻薬をやったって大丈夫。ヒーローになれる。いや、麻薬をやった方がインパクトが大きい」なんて事になるのでしょうかね。なんかね、私は違うと思うんですよ。何事にも許容範囲がある。麻薬をやったやつを人間扱いするなとまで過激な事は言いません。けれど、その人たちがテレビに出ているというのはどうにも理不尽を感じます。交通事故の場合はまだ示談が成立するなら、それはそれで問題なしでも良いでしょう。しかし、麻薬をやっていました。持っていましたで捕まって復帰できるって何か違うんじゃないですかね。 田代まさしは三度目の麻薬所持で捕まって漸く「もう芸能界には復帰できないだろう」と言われました。正直私は田代正が好きでした。人をこき下ろすのではない、本当に話術で人を楽しませる事のできる人だと思っています。でも、どんなプレッシャーがあるにしろ、麻薬をやった時点で、人の前に出るべきではない。医師の話と一緒にするなら一度は許しても二度目で表に出る事をあきらめるべきではないかと私は思うのです。しかし、それを「私はその生き方に感動した」「好きだからがんばってほしい」という意見があるのにはびっくりしています。好きだからこそ突き放す必要があるんじゃないのかなぁ。まぁ人それぞれの意見ですけれどね。
- 高一少女、友人を医師らに売春周旋し逮捕
- 高校一年の少女が、中学時代の友人などを医師などに売春目的で周旋したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは少女のほかに、調布市の66歳の内科医と町田市の50歳のゼネコン社員だそうで、その医師は診察にきた若い女性に「援助交際できる若い女性を紹介してくれ」と頼んでいたんだそうです。それでその少女が友人を紹介して一人につき3万円の紹介料を受け取り、この男たちは少女と売春行為を行いつつ隠しカメラで行為を撮影して悦に入っていたらしいですね。 うーん、言葉もないっていうか、職業で人の正確が分類できる訳ではないですから、医師だろうとゼネコン社員だろうとそれはそれで良いのですが、50歳、66歳と言えば、普通に考えたらもうその年の子供や下手したら孫がいてもおかしくない歳でしょ。 いや、獣と言われるかもしれませんが、確かに最近の若い女の子の、パンツの見えそうなスカート丈にはドキドキさせられますし、自分たちの時代の女性よりは本当格段にスタイルが欧米化されているなぁとは感じます。けれど、わざわざ援助交際をしたいと思う物なんですかねぇ。いやいや、そう思う人がいるんでしょうねえ。でも、私には自分の子供や孫と同じ年頃の子供とベッドをともにしたいとは思えないなぁ…どっちが正常なんでしょうねぇ。
ただね、この事件は確かにこの医師やゼネコン社員が「ケダモノ」と言われるのでしょうけれど、この周旋した女子高生や売春に応じたその友達も悪いんですよ。こう言う時だけ子供だから善悪の区別がつかないと言うなら、そんな善悪の区別もつかない判断能力のない子供を監督するべき親の責任を問うべきです。車の事故だってお互いが走っている限りは100対0って事がないのと一緒で、たとえ相手が未成年だって、その親も含めて何らかの責任をとる方向にしないと、子供の無責任ぶりは増長する一方じゃないのかと私は思います。 子供が責任をとれないならその親にとらせましょうよ。それが親子であり教育って物じゃないですかね。
うちのトイレのウォシュレットが壊れたかもしれないです。 TOTOのapricot(アプリコット)と言うのを使っているのですが、どのボタンを押しても反応をしなくなってしまいました。コンセントを抜き差しすれば、初期動作としてノズルが出て引っ込むのでその辺りの胡椒じゃないんですよね。更にリモコンの「ノズル掃除」というボタンを押せば、便座に人が乗っているかどうかに関わらずノズルが出てくるはずなのですが、それすら出てきません。リモコンの電池は新品にしてみたし、リモコンに頼らず本体のスイッチも試してみたけどウンともスンとも言いません。このお金のない時に、壊れてしまったとしたら痛いなぁ。果たして何が原因なんでしょう…原因は私の体重だろうなぁ。
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