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2004年10月14日(木) 子供が強盗殺人を犯すのは正しいのか

明るい話題に目を向けたいものですが、どうしても暗い話題に目が行ってしまいます。

7月に埼玉県熊谷市の市道で65歳の男性が死亡していた事件で、別件で児童相談所に通告を受けた14歳少年と共謀して強盗殺人を働いた容疑で21歳、18歳、15歳2人の計四人を再逮捕したそうです。
子供だから、まだ何も分からないからと罪を償わせない。でも、それで子供は何をしても対して怒られないと調子に乗って輪をかけて共謀になる。われわれはどこまで我慢をすればいいのでしょうか。
21歳といえば大人ですが、多分にまともな環境で育てなかったため、この青年の精神年齢は普通に育ったなら小学校低学年レベルのモラルしか持っていないのだと思われます。ですから、ここでは青年ではなく少年として論じさせていただきますけど、少年とは大人になる準備をしている不完全なものなのです。だからショックを与えないように大切に育てましょうという話が今大手を振っている訳ですけれど、そうやって、大切に育てるというより、悪い事を悪いと教えずに育てたところで、その子供のためには全くならない訳です。今回つかまった少年たちは殆どが再犯で、悪い事をなぜしてはいけないのかがわかっていない訳です。若いうちはやんちゃでいいというのが、全く関係ない人を殺して金を巻き上げることを含んでいるとは到底思えません。

彼ら少年に権利を主張し、彼ら少年を甘やかし、彼ら少年を大人扱いしてやる。何の責任ももてないし、まだ視野が狭く正しい判断もできないにも拘らずです。なぜそんな必要があるのでしょう。責任を果たして初めて一人前であるべきなのではないですか。
少年の心に訴えて、暴力のない世界を作るという理想のために、何人の全く罪のない善良な市民が彼らの犠牲になればいいのでしょうか。
彼らが「少年だから」責任を問われないとするなら、彼らの親が責任を取るべきです。少年犯罪については、その親が目には目をと同じだけの被害を受け入れるべきです。それくらいの覚悟で子供の自由を主張してほしいものです。

少年犯罪が起きるたび、少年に鞭打ちの刑を新設するべきなんじゃないか、少年の罪を親が償うシステムを作るべきなんじゃないかと思ってしまうこの頃。司法はもっと被害者の側の立場に立って判断をするべきじゃないかと思います。


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