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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2004年09月24日(金) WindowsXP SP2を入れてみました / プロ野球スト回避は妥当か?

掲題の通り、WindowsXPにSP2を入れてみました。

とりあえずあれは使い物にならないと言う話も聞かないし、そろそろ入れてみてもいいかと思ったので、Windowsのアップデートへ行ってインストールの条件を見てみたのですが、必要なHDの空き容量が1.8GBとか書いてあります。心配になって調べてみると、現在のHD(C:)の空き容量は2GB…まず、いらないものを処分しなければ!

私が使っているノートパソコン(Panasonic CF-W2)のHDは先日リカバリをした時にHDを20GBとその残りの二つのパーティションに分けました。基本的にC:にはシステム関連とアプリケーションプログラム本体をおいて、D:にはデータを置くという方法を取っているのですが、某地図ソフトがデータも全て同じパーティションにあることを要求しているので、それがC:を圧迫しているんですよね。こんな事ならそのソフト自体をD:に追いやればよかったと後悔しているのですが、ではもう一度このソフト(DVD10枚分)をD:にインストールしなおすか?と考えると、そんな面倒な事は勘弁だぁと、重い腰を上げられない状態になってしまう訳です。
とりあえず、最近「Lunatic'sむにゃむにゃ」の方へアップしている写真の加工残滓などがゴミ箱やデスクトップに置いたフォルダの中にありますので、それらを削除したり整理したりした結果、C:の空き容量は4.5GBに増えました。あぁ家の中だけではなく、パソコンの中でもゴミと共生していたんですねえ。

容量も確保できた事ですので、SP2をダウンロードしました。93MBもあるそうで、昔ならこれを落とすだけで半日とかかかったんだろうなぁ。時代の進歩とはすごいものだなぁと感心しながらダウンロードおよびそのインストールを完了させました。
困った事は、まぁ、私は思いつきでアップデートをしたので、このSP2をインストールするとセキュリティがかなり強化されたって程度の事しか情報を持っていなかったんですよ。で、インストール後再起動をしたら、Windowsが勝手にファイアウォールだのウィルス対策なんてものを「セキュリティセンター」と称して入れてくれちゃって居るって事なんですよ。いや、そういうものまでここに入れてくれるのはある意味ありがたいことなんですけれど、今までそう言う事をしていなかったので私はNorton SystemWorksを使っているんですよね。サーバとして使っているパソコンではウィルスバスターが稼動しているんです。パーソナルファイアウォールなんてそこで動いていますし、今更Windowsにウィルスチェックなんかしてもらわなくても、お金を出して買ったものがあるんです。Microsoftのそれが、長期的に観察して信頼できると判断した後なら、同じ信頼度の物にお金を払うのはもったいないと言う観点でMicrosoftのものに変えてもいいかもしれませんが、今時点で実績のないものを信頼する訳にも行かないので、私個人としてはこのファイアウォールとウィルス対策は「無効」にしたいのですが、どうもできないみたいなんですよ。あ〜あ、また始まったよ、Microsoftの押し付けが。Office製品でも(今のは知りませんけれど)それぞれのWordだのAccessだのExcelは使うけど、余計なツールバーや検索ソフトだの統合ツールは不要だからとインストール時にカスタムを選択してチェックを外してもインストールされてしまうあの腹立たしさ。そこにインストールされるのはある意味仕方ないと諦めます。その機能だけを抽出してインストールしないって、本来できて然るべきだと思うんですけれど、まぁできなくても良いです。しかし、ユーザが不要と判断した機能を強制的に使わせるのは勘弁してほしいものです。
一昔前にWindows搭載機に強制的にOfficeをバンドルさせて、独占禁止法とか何かで排除命令出ませんでした?少なくとも問題になっていましたよね。今度はウィルス対応ソフトの市場荒らしですか。なんかねぇ、OSメーカーはOSだけ作ってくれたらいいと思うんですけれどねぇ。大体ウィルス対策でいつも結構下手を打って笑わせてくれているMicrosoftにまともな対策ができるのかすっごく心配なんですけれど如何なものでしょうか。

インストール自体は面倒なく終りましたが、不要と思われる処理を無効にできないこれ、本当にこれで大丈夫なのかとても心配になってきました。


プロ野球スト回避は妥当か?

昨日、日本野球機構(NPB)と労働組合日本プロ野球選手会は来期の新規参入などの問題で合意に達したとして合意書にサインをし、今後のストを回避させることとしたと言う事です。古田選手会会長は「非常にいい内容で合意できたと思っている」と語ったそうですが、本当に信じて良いんでしょうか。

私は抜粋した記事を読んだだけなんですけれど、合意書の内容は単に「審査を開示し透明化する/審査を早急にする/新規参入が決まったならチーム立ち上げに協力しましょ」と言うだけで、この文面を見る限り、ライブドアと楽天が名乗りを上げている現状で、それを速やかに審査しますよとは言っているのですが、「必ず参入させる」と約束はしていないんですよ。審査はNPBの下部組織である小委員会が担当する訳ですから、いくら情報を開示するとは言え、小委員会が「今期参入は無理。不適切」と判断をしたら、それは合意条件に則っての否定ですから選手会側も了承するしかなくなる訳でしょ。これだけ大騒ぎをして合意書を記者の前でお互いにサインしあうと言う形まで見せたのに、本当にこんな危ない橋で大丈夫なの?と私は思ってしまうんですけれど…

NPB側は今まで独自で営業をするという努力をしたかどうかは兎も角、巨人に頼らなければ運営は無理と言う認識で1リーグ制へ移行するという事を目標に進んで来た訳ですけれど、まぁそれが間違えていたと言う訳です。そして世論の波の中で、巨人に言われるがままの現状では反発を買ってファンが離れていくだけだと漸く気付いて方向を転換したように見受けられる訳ですけれど、経営者側としては、対巨人戦という何もしなくても金が入ってくる試合ができると言う皮算用が崩れると言うのはとても大きな痛手だと思うのです。まぁこれだけの世論に逆らって「ライブドアも楽天も不適切です。よって来期参入は認められません。従いまして野球機構は再来年の1リーグ制実現に向け邁進します」といえる雰囲気ではないと思うのですけれど、果たして彼らにそれが分かっているのでしょうか。それが問題です。逆に、ライブドアなり楽天が参入したとして、パ・リーグはそんなに活性化するのでしょうか。そりゃ、ライブドアは仙台に本拠地を置いて、更に東北六県で試合をしたいと構想しているようですから東北地方の各県は喜ぶでしょう。そして一年目はそれなりに人が入るとは思いますが、安定した集客を見込めるんでしょうか。新規参入チームだけではなく、他の全ての球団が巨人依存から脱却し、地域密着を計らないと成功しないように思います。

ここからは冗長な話です。
この話が一段落したらナベツネは以前Jリーグに対して「地元密着なんて甘い事を言っているからダメなんだ」と言った事に対して土下座をして謝るべきです。って、もう二度と表に出てきてほしくないですけれどね。
そういえば根来泰周コミッショナーは辞任してすぐ、別の怪しい新団体「消費者機構日本」の会長に納まったそうで。自分はエリートだから、自分が失敗したのではなく、他がアホだからうまく行かないんだ。なんかそんな感じ丸出しの対応をする人でしたね。役所に就職した無能力者ほど自分に権力があるんだと誤解しやすいものなんですが、この人ってその典型のような気がします。何もできなくても飾りで居てくれたら、元○○と言う肩書きだけで箔がつくって事で飾られているだけの人ですね。それに給料だの退職金が何億も支払われるんですからどこか間違っていると思いますよ。


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