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2004年08月23日(月) 正直者が損をする.... / 失礼だったかも....(オリンピック結果ばれあり) / お詫び

駐車違反で反則金を納めるなんて馬鹿らしいことですから、どこかに車で出かけるときは極力駐車場へ入れるようにしています。

以前、東京文京区に用事があって出かけたとき、近くに駐車施設がないので仕方なく路上駐車をしていたところ、見事に駐車違反にされてしまいました。そこで警察に行って「駐車施設があったらそこを利用するが、どこにあるのか?」と問い合わせたところ、「2kmほど離れた場所にファミリーレストランの有料駐車場があるのでそこを利用してくれ」と言われ「バカ言ってんじゃないよ。2kmって言ったら単純に30分の距離じゃないの。それもファミリーレストランの駐車場とは何事? 捕まえるのは仕事だから良いとは思うけれど、それは、きちんと駐車施設を備えているにもかかわらず違法駐車する場合の事ではないのか。こちらはあればそれを利用するが、用意もせず取り締まりだけと言うのは如何なものか」と問い詰めた事があるんです。結局、警察は「駐車場を作るのは警察の仕事ではない」と言う事と「最近周辺で夜間に路上駐車した車にバイクがぶつかって死亡事故がおきているので、取締りを強化している」という話をされました。それでも私が「納得できない。私はここには時々来る。その時は行政が駐車施設を作らなければ、また路上駐車するしかない。どうしたら良いのか」と食い下がったところ、「では、きちんと連絡先を明記した紙を分かるように置いてください」という処置を指示していただきました。多分、これはまともな警察官に当たった希少な例だったのだと思います。
警察官個人がどれだけ立派かは別にして、多くの場合は駐車違反やスピード違反については小遣い稼ぎとは言いませんが、基本的には上から指示されたノルマがあって、本来は交差点の近くなど事故の元、渋滞の元になるところを重点的に取り締まるべきなのに、その場所は止めにくい、作業しにくいなどの理由で、そこに長時間車を放置したところで誰にも迷惑をかけないような(作業が楽な)場所で取締りを行うのが警察の基本のようです。そして、理論的な反論には「違反したのは事実だろ」という屁理屈で対応するんですよね。

私の友人は、バイクで走行していて、前の車を追い抜いたら「追い越し違反」で捕まったそうです。で、彼は警察に「私は追い越しはしていない。追い抜いたんだ」と説明をしました。さて、問題です。追い越しと追い抜きの違いはなんでしょう?
分かりますか? 免許を持っていれば、分からなければならないことになっているんですが、追い越しは進路を変えて前方の車両を抜く事で、追い抜きは進路を変えずに前方の車両を抜く事なんですね。で、彼は追い越し禁止区間だけど追い抜きをしたと主張した訳です。すると、警察官は「本当に進路を変えていないのか?1cmもか?」と聞いてきたそうで....思わず友人が「バカかお前は」と言っちゃったそうです。
実はこの友人交通指導員の資格を持っていて、その証明書を見せたら警察の態度が変わったんだそうです。で、いつの間にか捕まった事もうやむやに....ま、それが警察の実態だと私は思っています。皆さんがどう思われるかは皆さんのご自由に。

で、なんでそんな話を書いたかというと、別に今日捕まってしまったという訳ではないのですが、実は昨夜から客先に仕事用のパソコンを持って車でお邪魔していたのです。その会社のすぐ横にはパーキングメータの駐車施設がありますが、日曜なので無料なんですね。で、そこに車を止めて、昨日は女子マラソンと、男子砲丸投げを見てから寝ました。9時頃に起きると丁度パーキングメータが動き始めたところだったので、一旦車を出してパーキングチケットの販売機を探しに行ったんです。そしたらどこにも見当たらないんですよ。おかしいなと元の場所に戻ってみると既に他の車が止めていて、空きはありません。仕方なくその近くに路上駐車して一時間くらいで戻ってみたら、しっかり後輪にチョークの跡が。「親父にもかかれた事ないのに!」とアムロなら叫ぶかもしれません。いままでタイヤにチョークを引かれたことなど一度もなかったのに、凄い屈辱感です。しかし周囲を見渡してもパーキングは空いていませんので、仕方なく場所を移動して更に一時間後に車を見に行ってみると、今度は前輪にチョークの跡が....くっそー!!!ってなもんです。
そこでまた一周してみると、今度は運良くパーキングが空いていたのでそこに放り込んだのですが、パーキングチケットはどこで?10分ほど歩き回ったんですけれどどこにもありません。車に戻ってパーキングの機械を見たら....何のことはない、そこに直接お金を入れるタイプだったんですね。まぁそんな訳で一時間安心して止めて仕事を終えて車に戻ったら、レッカー移動の車が待機していましたまぁ、確かに違法駐車が一杯いましたからねぇ。でもね、私の目が悪いのかもしれないんですけれど、その辺りで違法駐車している車にチョークの跡はないんですよ。で、邪魔になりそうにないところ(移動しやすそうなところ)の車にはビシバシチョーク跡がある。私もできるだけ邪魔にならないようにと駐車をしたらチョークがつけられていた訳で、そっか、これからは人様に迷惑はかかるけど、レッカーで移動しにくい場所に止めたら良いのかと凄くもやもやしながら納得した次第。だって、そこは中央分離帯のある道なんですけれど、道路の左、歩道側はパーキングになっていて、その間とか中央分離帯の脇に何回も切り返しをしないと出られないくらいに隙間を詰めて車が止まっているんですよ。それも交差点の中ほどまで(そこはT字路)はみだす形で。その端っこの方は簡単にレッカーで持っていかれそうに見えますが、交差点の中でそんな作業をしていたら通行の邪魔になるでしょう。だから多分作業できない。そして中ほどはその車を出すのが面倒で作業できない。いやー皆さんうまく協力しあっているんですね。そう感じましたよ。
って事で、多分遠慮がちに邪魔になりそうにないところに置いた車の持ち主だけが損をするという公式になるみたいです。

税金を払わせることより、本当に渋滞や事故をなくすことを考えて欲しいものですね。警察の皆さん。


失礼だったかも....

男子砲丸投げが終わるまで放送を見てから寝て、客先での用事を済ませて帰路についた訳ですが、その間テレビの放送で「レスリングの浜口京子の親が顰蹙を買っている」という話をしていました。まぁショーレスラーの人ですから小うるさいのも仕方ないとは思っていたのですが、開場でも騒ぎまくって対戦相手のチームから「うるさくて試合に集中できない」というクレームがあったりしたようです。

そんな話を聞きながら、夕方ジムへ行ったのですが、着替えて出てみるとまさにその浜口が準決勝を闘っているところでした。見た時点では3対0で負けていたのですが、丁度同点に追いついたところだったんです。そのまま見て居たかったのですが、今日は時間が決まったプログラムのため、仕方なく途中で抜けていったんです。
プログラムが終わったら「浜口が負けた」という話が飛び込んできて、テレビの前に行って見ると「浜口 判定負け」と出ていました。テレビではそれでレスリングの話題から離れてしまったため、どんな負け方だったのかはその文字しか分かりませんでした。
柔道などでは判定負けと言えば同点のまま勝負が付かず、最後の最後に主審と副審2人が判定を下す事を指しますよね。レスリングもそうなんだろうと思ったんですよ。で、隣にいた人と「父親があれだけうるさかったからねぇ。勝負が付かなくて、父親のうるささに審判が浜口の負けを宣告したんじゃないの」なんて話をしていたんです。だってー!!!!レスリングなんて私にとって、いや身内にレスリングをする人がいない家庭では多分どこでも、オリンピックのときだけ、4年に1回だけ見るスポーツだと思いません? 自分に限って言えば間違いなく4年に1回しか見ないスポーツです。ですからルールなんて覚えていませんって。フォールなどで一本勝ち以外は「判定勝ち」といわれるなんて覚えていませんでした。すみません。浜口はきちんと実力で負けたんですね。決して父親がうるさいから「あの親子追放」って訳じゃないんですね。どうも失礼致しました。
それにしても、試合中に乗り出すようにしてがなり声を上げながら応援する父親を現地スタッフが押しとどめるように、つっかえ棒になるように抑えていたのが結構笑いを誘っていました。ええ、私の通うジムではその画面が映る度「クスクス」という声が漏れていました。あれだけのパフォーマンスが士気を鼓舞するためのものだとしても、負けてしまうと大騒ぎした分だけむなしい気持ちになってしまいます。それも選手じゃなくて、その親ですからね。親ばかもいい加減にしろよと思う一方、オリンピックの場に「アニマル浜口」だの「長嶋ジャパン」だの個人的な感情として、どうでも良い個人の名前を出さないで欲しいと思ったのでした。

女子ソフトボールはかなりきついダブルヘッダーだったんですかね。
一試合終えて、その一時間後には次の試合があるなんて話をしていました。それが準決勝のオーストラリア戦。高校野球も無謀なスケジュールですけれど(それなのに、今回から準決勝を二日に分けた。えらいだろうと言う奴らの頭ってどんな構造?と思ってしまいます)、それ以上に無謀なスケジュールですね。ピッチャーは前回オリンピックのエースが投げたのですが、エラーがらみで満塁になった時に長打を打たれ3失点。打線も得点をとれず負けてしまい3位か4位が決まった訳です。試合後のインタビューでそのピッチャーが「すべて私の責任です」と言っているところを夜のニュースで流していました。これってなんなんでしょうね。浪花節にしてしまおうって事ですか。一生懸命がんばった結果として負けたのはピッチャー一人のせいじゃないですよね。打たれるリードをしたのはキャッチャーだし、球を取れなかったのは外野だし。点数を取れなかったのは打線の問題。いや、誰が悪いかってことじゃないですよ。皆ががんばって戦った結果負けたのなら、それは運が悪かったでも、実力が足りなかったでも、何でも良いんですけれど、それは個人の責任と言うのは如何なものかなと思うのです。それこそ浪花節じゃんって思います? 私は違うと思っています。お涙頂戴にするつもりはないんです。単に運を引き寄せる事も含めた実力が足りなかったんです。それは一人じゃなくてチームの問題よって事であって、チーム同士の戦いで個人を責めるのは変ですよって事なんですよ。本人がそういったのであっても、それはそのまま流すって言うのが如何なものでしょう。

今日柔道の選手が帰国したらしいですが、柔道で8個の金メダルだそうですね。それは素晴らしい事ですが、メダルを取れなかった人はつらいでしょうねぇ。特に井上某は一緒にいたらいたたまれないでしょう。選手団のキャプテン(?)として現地に残ったって言うのは、協会の思いやりなんでしょうね。そうであって欲しいです。
谷亮子が優勝した折、「田村で金、谷で金」と言ったことを、私は「次は長谷川で金か?」と茶化した訳ですが、ある人は「それに谷亮子の優しさを感じた。」と書いておりました。「どうしてそう思われるのですか?」と質問をしたのですが、私が茶化しているのが悪かったのかお返事を貰えないので、未だに悩んでいます。「個人の戦いであっても、応援してくれる人、支えてくれる人がいる。それに感謝。」と言うのは理解できます。しかし、それに「谷でも金」と言うのがどうつながるのか、はたまた、全く違う私の思いもよらない経路でどこかに優しさとつながることがあるのか私には分からない。どなたか解説又は推理して私に教えてくれませんか。



「ある人」の書かれた文章を要約したつもりでしたが、「ある人」の意図しない言葉まで私が勝手に入れてしまいました。謹んでお詫びするとともに、文章を訂正させていただきます。また、「ある人」が返事をくれないと書きましたが、実は返事は送ってくれていたのだそうですが、何がどうなったのかそれが私のところに届いていませんでした。先程そのメールを再送いただき、すっきりさせていただきました。
私には谷亮子に対して、何かとタレントのように振舞う事への嫌悪感とでも言うような感情があるのだと思います。それが自身が強いために寄って来るマスコミへの思いやりなのかもしれないという考え方もあることは判るのですが、私としてはそちらの方へ感情が傾いてしまっていたと言う事です。「ある人」はそれを私とは逆の方へ考えられているのだろうなと感じました。一つの事は裏と表がある。と言う事を強く実感した次第です。
因みに、削除したのは「分からない人には分からないだろう」という一文です。これは「ある人」が言った事ではなく、別の場所で別の話題で見かけた言葉でした。混同してしまい、更にきちんと調査もせず書いてしまった事を深く反省し、改めて当事者の「ある方」にお詫び申し上げます。ごめんなさい。


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