The Green Hills of Earth
野球のニュースを見ていると、日本人ってこういうものなのかな?と言う疑問が沸々と湧いてきます。なんというか、その昔「ネマワシ」なんて言葉をバカの一つ覚えにしていた島根の猿がいましたけど、それとおんなじですよね。なんちゃら会議なんてする前にもうどうするかが決まっていて、その会議自体何の意味もないポーズだけの場になってしまっているんですよね。
日本のプロ野球は、選手それぞれが個人事業主として独立していて、各球団と契約をしている格好になっていると言う事ですから、ヤクルトの古田選手会会長や一部ファンの言うところである「選手やファンの言う事をもっと聞いてくれ」というのは正しい意見ではないと思います。 球団を経営するのは球団の仕事であって、選手は契約をした球団で野球をするだけのものですし、ファンは好きな球団を応援するだけの存在でしかなく、経営に口を挟むなどとは、どちらの立場も甚だしい越権行為であると言えます。ただ、選手あっての球団、ファンあっての球団ですから、そのバランスは微妙だと思いますけれどね。
球団として経営が成り立たないのは、だらだらと魅力のないプレイしかしないのに、「俺はプロ」と思いあがってファンをないがしろにする「自意識だけ一流」の三流選手たちと、人気のないチームとの試合だと数千人しか入らないのに、それに危機感を感じず何の対策も取れない無能な経営陣、更に優勝したときや今回のような時にだけ「根っからの大ファン」という、興行に協力しようともしない無責任なファンの三つ巴の結果なんだというのは誰が見ても明らかであって、これが1リーグになって、「全チームが巨人と試合できる」事で興行収入を見込めるのだとしたら、結局は何の解決にもなっていないんですよね。
前々から言っているんだけど、だらだらした試合やめようよ。 機械が試合をしているんじゃないんだから、いくらプロはミスが少ないといっても、黒酢プレイになれば失敗が生まれるんです。たとえピッチャーゴロでも全力疾走してよ。ホームランか?って止まったまま打球を目で追いかけていないで、全力疾走してよ。二塁打より三塁打の方が格好良いよ。「プロなら内野ゴロで走るな!」なんてバカな事を言う奴はダメです。経営を決めるのは経営陣ですが、野球を形成するのはファンであり、選手です。もっと考えて欲しいですね。最近の野球、魅力全然ないですよ。
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