The Green Hills of Earth
2004年07月02日(金) |
日記を読ませてもらうと言う事 |
私は、他の方の日記を拝見する時には、ジャンルに関係なく目を通します。たとえば日記才人なら「総合新作リスト」のように、アダルトも含むジャンルを問わないリストを見ます。アダルトであれ、非アダルトであれ、面白い(うまい)文章はジャンルに関わらず読ませてくれるものだと思うからです。ですから、私のお気に入りの日記の中にはアダルトジャンルのものも何個かあります。
そのひとつに若くしてソープ嬢をされている方の日記があるのですが、この方の文章はとても好きなんです。その表現のうまさ、文章のきれいさ、情景の思い浮かぶ言葉遣い....とてもすごいと思います。 私は、この日記の作者に対して「すばらしい文章」に対する憧れと尊敬の気持ちは持ちえますが、それ以外には特別の感情はありません。実際にお会いする機会があったとしたら、まぁその人との関わり方によって、何かしらの意見や行動が伴う事もあるかもしれませんが、現実としては日記にかかれたことしか知らない人ですし、それでその人を分かったつもりになるというのもおかしい話ですから、その人のかいたことをそのまま受け入れている感じでしょうか。ところが、世の中には不思議な人が居るもので、日記でかかれたことしか知らないだろうに、「ソープ嬢なんてやるべきではない」とか「せっかくすごい文章を書くのにソープ嬢なんて」という愚かでくだらない、人を見下す事で優越感を持っているだけの取るに足りない意見をさも素晴らしい発明でもしたかのように書き捨てる阿呆があとを絶たないみたいなんですよ。
その日記を読むならば、日記を書いている人と読んでいる人は対等であるか、若しくは読み手が書き手の書いたものを「読ませてもらっている」という立場を守るべきなんじゃないでしょうかねぇ。
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