The Green Hills of Earth
2004年06月25日(金) |
撥水加工と、ケーキと牛の肉の日 |
二日続けて客先に行くなんて、本当に久し振り。 それにしても連日片道200km近いドライブは、まぁ休憩なしで500km走るよりは楽ですけれど、やはり快適とは言いがたいものがあります。
5月の末に車のフロントガラスが割れて、新しいガラスに交換したのですが、今まではガラスに撥水加工をしていたのに、新しいガラスでは撥水加工をし忘れたまま雨中走行をする羽目になりました。昔あるところで窓の撥水加工について「それが本当に有効ならメーカーが標準装備にするだろう。そんなものは何の役にも立たない」と切り捨てた意見を言う人が居ました。まぁ、同じところに出入りはしていますが、私とは何の利害もないし、こちらの意見を言ったところで不毛だろうと思ったので、そこでは意見を言いはしませんでしたが、実際には物凄く役に立っていると思います。標準装備にならないのは、定期的に加工をしてやらなければならないからで、永久に持つ撥水加工が発明されたとしたら、ワイパーの役目はすぐにでも終わるでしょう。特に何の撥水加工もしていないガラスに突然戻って一番に思う事は「とにかく、本当に見難い」と言う事です。撥水加工がしてあれば、ガラスに当たった雨は球になって視界は確保されます。しかししていないガラスでは雨が前面に広がって視界を妨げます。「そんなのワイパーを動かせばいいじゃないか」と思うかもしれませんが、雨脚が弱い場合、ワイパーの払拭が早すぎて鳴いたり、遅すぎて見難かったりする訳で、更に言えばこれは私の実体験ですが、雨が上がった後の道を走って信号のない交差点に差し掛かった時のこと、全部の方向から車が顔を出しており、誰がどの順で行くか一瞬の判断が必要な状況でした。本来なら優先道路を直進する私が一番優先のはずなのですが、向かいから右折仕様とする車が飛び出してきたんです。更にその車が私の前に達したとき、おおきな水溜りから水をはねて、私の車のフロントガラスが水で視界を奪われてしまったのです。「うわー」と思ってワイパーに手を伸ばしましたが、その間にも車は動いています。全く視界のない中でよくぶつけずにすんだと思いました。もしこの時ガラスが撥水加工されていたなら、水は一瞬で弾かれて、視界はすぐに回復していたでしょう。 とにかく撥水加工に効果があることは重々承知しているのに、ついついし忘れたまま結構な雨の中の走行をする羽目になったので、今日は結構神経が疲れました。こまめにワイパーの速度を変えてみたり面倒ですね。
今日は年に1回堂々とケーキを食べられる日だった訳ですが、いつもはケーキを数個又はホールでひとつなんてバカ食いをしていたんですけれど、更に言えば少し前までは、今日と半年後のクリスマスには生協から岩手の短角和牛の肉を数kg取り寄せて、それを大体厚さ10cmくらいに切り分けて炭火で焼いて食べていたんです。お店でステーキ用って言うと、たいていが厚さ1cm程度の「薄切り」で売られていますけれど、あれじゃあお肉のおいしさは出てこないと思うんですよ。炭火で焼いて外は香ばしくこげて、中はほんのり温かく、そしてフォークを刺すと「モー」と鳴くような肉が一番おいしいでしょう。 しかし残念ながらBSEなどの問題で最近は良い肉を手に入れるのが難しくなってしまいました。多くの「高級和牛」は霜降りを好しとしておりますが、私は赤み肉を好んでいるんです。ですから短角和牛はとても気に入っていたのですが、最近は扱いがなくなってしまって寂しい思いをしています。早くこちらでも手に入れられるようになって欲しいものです。 牛肉もなく、ケーキも寂しいものでしたが、ま、年が年なんだから、もうバカ食いは卒業したほうがいいですよね。来年はどうしよう....年のせいで折角続けていた事ができなくなるのは寂しいものです。
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