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2004年06月04日(金) 未成年の事件 / 携帯電話 / 欲求不満になる事とCommando.com

長崎の女児が女児を殺した事件、東京でアパートに侵入して遊ぶ金を盗んでいた中学生、石川で中学生が「死刑にして欲しい」と元同級生姉妹を金槌で殴打した事件。
どれを見ても、痛々しい感じがします。「なぜそんなことを」「子供といえども厳罰を」などという言葉が出てくるのかもしれません。

子供って、物事の判断がつかないから「子供」なんですよね。誰から見ても分かる嘘をついて取り繕おうとしたり、世間知らずの純粋さから大人を汚いと思ったりしちゃう訳です。
子供に「選挙権がない」「責任がない」のは、単純に年齢の話ではなく、そういう責任を取れない「世間知らず」「経験不足」であるからです。
誰でも子供の時代を経験します。親の言う事を聞くだけの子供から、屁理屈をこねる子供、そして大人になる直前の反抗する子供。誰でも多かれ少なかれ経験して、迎合して大人になっていくんですよね。世の中はどんどん変わっています。便利なものがさまざまに生まれ、昔に比べ暮らしやすく寿命ものびているのでしょう。しかし、子供にとっては大人になる機会がどんどん奪われているように思えます。子供は、わがままを通せばなんでもできるわけではないことをもっと学ばなければなりません。
視野が狭くて短絡的な(でも、その子供にとっては精一杯考えた)事を平気でする子供に「自由」があるとは私には思えませんし、「権利」があるとも思えません。子供を虐待するなんて論外ですが、子供に責任の取れない権利を押し付け、子供の教育も中途半端に世間に放り出すのはいかがなものかと思います。

自動車を運転するためには、まず教習所へ行って運転の練習をしてから免許を取り、更に一年間は初心者マークを付けて、「自分は初心者です」とアピールをして迎え入れてもらう訳です。子供はまだ教習所へ行く前の状態ではないでしょうか。その状態を大人とみなしたり、権利がある、自由があるというのは、教習所もいかず、免許も取らず、でも自由だからと車を乗り回すのと同じことではないかと思える次第です。

その結果がこのような事件の増加に現れていると思うのですがいかがなものでしょうか。


携帯電話規制

携帯電話をもって電話しながら運転をする。今までも一応は規制対象だったのですが、今度はその罰則規定が強化されたようです。

車の運転は単純にハンドルを握ってアクセルを踏めば良いって訳じゃありません。その都度前後左右の安全を確認しながら、どれくらいハンドルを切るか、アクセルをどれくらい踏むか、それともブレーキをかけなければならないかなどと常に考え続けなければならないのです。もしこれが、機械化された工場のラインのように作業が単純(化されている)なら、車の運転も、工場と同じように、単純作業を人間より正確に飽きることなく続けられる機械に取って代わるでしょう。ところがそんな機械に任せられないくらい複雑な判断を要求される仕事だから、未だ人間の判断に頼らざるを得ない訳です。
ところが、そこで携帯電話が鳴ると、運転をするために「常に」要求されている状況判断が、携帯電話を確認するために中断されてしまいます。これがとても危ない訳ですよね。
電話が鳴って、その電話(メール)が誰からのものかを確認し、その相手に電話をかけなおしているように見える動作をする人を良く見かけます。大抵、この電話の確認をはじめた運転者は注意力が疎かになっています。
この一連の処理が交差点の直近で始まって、歩行者が横断中なのに気付きもせず、歩行者が逃げるように道路を空けているのにも気付かず、電話に集中し、一時停止も無視して走り去る車も多いのです。これはもう、単に運が良いだけですよね。

そのような状況を見る限り、規制されなければ自分で安全運転すら出来ないというのであれば、規制されるのも止むを得ないでしょう。本当は、こんなことは各人の裁量で、やってはいけないことに分類されるべきなんです。そんなことまで規制されなければならないなんて、情けない話だと思いませんかねぇ。

でもねぇ....運転中の携帯電話を規制するなら、国会開催中の議場内でのメールや携帯でのゲームも禁止して、罰則を作って欲しいものです。ついでに新聞を読んでいたり、居眠りしている人にも罰則規定を作って欲しい気持ちで一杯です。
国を代表する議員に対して、こんな事をいわなければならないなんて、更に更に情けない話ですよねぇ。


欲求不満になる事とCommando.com

今日のように天気の良い日に、外ではなくジムのランニングマシンで走る人を見ると「な〜ぜ〜」と思ってしまうのですが、空調が効いて程よい気温になっている室内でテレビを見ながらというのも良いのかも知れません。車と縁のない緑に囲まれた散歩専用道でもあれば外を走ったり歩く方が楽しいと思うのですけれど、残念ながらそんな洒落たものがないのですから、トラックの排気を浴びたり、乗用車に轢かれそうになったりしながら喧騒の中を走るよりはジムの方がマシというもですね。

そう、ジムの中には数種類のランニングマシンやバイク(自転車)が置いてあります。
そして、その大半から数台のテレビが見られるようになっています。数種類の映画と民法が映っているようです。一部のランニングマシンとバイクは耳に心拍をとるセンサーを付けるのでテレビは映像だけですが、他のところではヘッドフォンを付けて音声も聞きながらのんびり運動が出来ます。
バイクは有酸素運動を行うために利用するので、負荷を調整して心拍が110〜120、ペダル回転数が55〜65に収まるようにしながら、のんびりゆっくり呼吸をしながら漕ぎます。時間は40分程度で、長くても60分。これ以上は意味がありません。

先日から映画で「スピード2」「ハリーポッター」「M:I」などさまざまなものを見てきましたが、まぁ皆様お気づきでしょうけれど、映画は2時間かそれ以上、そして運動は40分。そう常に中途半端なんです。最初から最後まで見られないんですよ。
先日はハリーポッターを30分ほど見ました。よくテレビCMでも使われていた、空中での球入れゲームのシーンの前後でした。私は天邪鬼といわれようと、ハリーポッターをたとえ100円でも金を出してまで見たいとは思いません。見なくたって構わないんです。でも、こうやって途中まで見ちゃうとねぇ....ここで、ついつい見てしまった場合、最初しか見られないもの、途中しか見られないもの、結末しか見られないものがある訳ですが、そのどれにしても欲求不満。ようやく今頃になってそれに気付きました。かなり鈍感かもしれません。

6月下旬に地上波でハリーポッターやるんですね。見ちゃおうかな。お金かかんないし。
お、コマンドーも久しぶりにやるんですね。この映画、それなりに好きですけれど、なによりも、古の「Ah!SCII」で「Commando.com」なんてパロディで紹介されていたのを思い出しちゃうんですよ。この「Commando.com」と「Basicでunix環境を実現したuni+(ゆにくろす)」って言う二つはなぜか脳裏に焼きついているんです。うん、最高の名作だと思いました。


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