The Green Hills of Earth
エンピツのカウンタですが....
私の見た目として、トヨタのカローラと日産のサニーを比べた場合、同じ大衆車の代表で、同じような排気量、同じような価格、同じような客層で作られたの車なのでどちらも性能的に大差は無い筈なのですが、比較するとトヨタの方が幾分豪華に見えるかなと感じます。日産ファンの人には日産ファンのこだわりがあるでしょうけれど、はっきりと「アンチトヨタ」と公言している私の目で見ても、その豪華そうに見える内装の作り方は、日産とは明確な差があると思います。ただ、それは見た目の問題で、同じ車でもない装飾が変わると途端に安っぽく見えたりもするのですけれど、実際に「車なんか走れば良い」程度に考える人にとって、実際の(普通に走る以上の)性能がどうであるかより、運転するときに目に付く部分がいかに豪華そうに見えるかの方がセールスポイントになることがある訳です。作る側がどんなに思いを込めても、それがオーバースペックな部分であったなら、その思いは伝わらないかもしれません。逆に性能に関係ないか、性能に差が出ることを知らないことなら、余程宣伝をしなければ見逃されることがあるのではないかなともいえるのでしょうね。 先日、テレビの通販番組で爪切りを宣伝していました。そのメーカーが如何にすごいか、その爪切りの歯がどれだけきっちりできているか一通り説明したところで、テレビ通販番組の定番である「更に」とおまけの話が始まりました。それは「この爪切りを入れる「皮製のケース」をお付けします」だそうです。 また、あるインターネット通販では、自動巻き腕時計を保管するケースで、「多くのケースはガラスや木製で、大きく嵩張るから、今回革製のケースを用意しました」なんて宣伝しています。 革は保存のために塩漬けにされたりしているのを塩抜きしてなめすのですけれど、幾ら塩抜きをしたと言っても金属などを入れっぱなしにすると錆びの原因になってしまうんですよね。そういう事に対して全く言及せず、ただ、ケースが付いたから便利だよとセールスだけをするのは果たして許される行為なんでしょうか。それとも、いい加減なものだからそんな心配は無いんだよということなんでしょうか。 そのインターネットページには別途激安の羽毛布団も載っていました。羽毛とは言え、こんな値段なら品質も知れているよねと思ったら、しっかり仕様の中に「羽の中下部を使っていて、上部(ダウン)とは明らかに違っています」という件が説明されていましたが、「羽毛」という言葉に騙される人はたくさん居るんでしょうねぇ。 私が以前インターネットの通販ページを見て買った腕時計も「そのギミック(アナログ時計だけど、万年カレンダを装備しており、ボタンを操作することにより三針で現在の日付を表現する)がとても素晴らしくて、お見せできないのが残念です」という事を物凄い美辞麗句を並べ立てて表現されていたのですが、実際に買ってみたらそのギミックは一度見たらもうたくさんというか、そんなに楽しいものでも、人に自慢したくなるものでもなかったし、それ以前に商品紹介のページの写真では一切見えなかった細かい線が文字盤にあり、私はシンプルな見やすい文字盤だから購入を決めたのに、実は線がうるさくて見難い時計だったなんてこともありました。その時計を手に持って、改めて通販ページの説明を読んでみると、如何に嘘ではないけれど、ぎりぎりすれすれの表現で客を騙そうとしているかという悪意を感じてしまった次第。 全ての通販業者がそうだとは思っていませんし、通販というものはそういうリスクを購入者が負うことで成り立っているものだと認識はしていますから、私としては、その業者を訴えるとか、糾弾するとかそういう事ではなく、単にカタログは信用ならない。けれど、自己責任だからもっと気をつけなければならないと思った訳なんですよ。
ここ何年かの間にさいたま市や千葉市などが政令指定都市となりました。 政令指定都市とは何ぞや?と聞かれたら「人口100万人程度の市が、特例として本来県が持つ機能を市が持てるようになる」という程度に思っていました。その程度です。 ところが、先日知り合いから「新潟市が周辺の市町村と合併して、政令指定都市になるらしい」という話を聞きました。「ま、新潟市なら新潟県の県庁所在地だし良いんじゃない」と思かもしれませんが、新潟市って人口が40〜50万人程度しかないんですよ。米どころ新潟ですから、その近隣の市町村なんて集めたって人口はたかだか知れています。新潟市のすぐ隣の白根市だって新潟平野のど真ん中で田んぼが広がっている地域ですから、どれだけ集めたら100万人になるの?と思ってしまう訳です。とりあえず調べてみようと「新潟」「政令指定都市」をキーにGoogleで検索をかけて見つけたのが「政令指定都市の概要」というページです。 こちらを拝見すると、本来政令指定都市には50万人の人口があれば要件を満たすことと規定されているけれど、実質的要件として、今現在80万人以上で将来的に100万人の人口が見込めること、一次産業従事者が全人口の10%以下であること、人口密度が1km辺り2,000人程度であることなどがあげられているようです。 新潟市が今合併をしようとしているのは、新津市、白根市、豊栄市、小須戸町、横越町、亀田町、岩室村、西川町、味方村、潟東村、月潟村、中之口村と新潟市の13市町村で、人口は約78万人で人口密度は約1,200人、第1次産業就業人口は4.7%となる見込みだそうです。 びっくりですね。でも、新津市と豊栄市が入るのが結構大きいんですね。それにしても、農業従事者比率4.7%ですか? 皆片手間に農業をせざるをえないということなんでしょうかねぇ。 兎に角です、平成17年までに大規模合併をして政令指定都市になりたいなと要望した場合、多少規制を緩和しますという条件があるそうで、これならこの条件でもなるんじゃないかということらしいですけれど、私は、仕事柄、札幌、仙台、埼玉、千葉、川崎、横浜、名古屋、京都、大阪、広島、北九州、福岡と神戸を除く他の政令指定都市をあちこち見ていますけれど(神戸は行ったことはありますが、殆ど見ていないのと一緒程度でしかないです)、仕事で何度も見ている新潟及びその周辺が政令指定都市となったとしたら、本当に今までの政令指定都市とは「異質」の不思議な政令指定都市になるんじゃないかなと思えます。だって、他の政令指定都市は、どこを見ても大都市という感じですけれど、新潟は今現在新潟市である地域を一歩出ると田んぼが広がっているんですよ。日本の米どころですからね(しつこい)。関越自動車道(北陸自動車道か)を新潟まで行くか、国道8号線を新潟に向かうと、本当に田んぼの真ん中ですよ。周りには何も無い、見渡す限りの田園風景が広がっているんです。それが政令指定都市になるんですよ。本当に政令指定都市として機能するんですかね。 そんな話をしていたら、この4月1日から水原町と安田町、京ヶ瀬村、京ヶ瀬村、笹神村が合併して阿賀野市になったのだそうです。水原というのは城下町で、江戸時代から明治に切り替わったとき、たった数日ではありますが、新潟は「水原県」となった事があるという、まぁ歴史のある街です。安田町というのは、ここの安田牛乳とか安田ヨーグルトというのは、よく生協などでも販売されていますが、高いけどおいしい乳製品の産地です。そして笹神村も米どころ(ま、新潟なら大抵米どころなんですけれどね)で、私が利用している生協でもここや新潟市となる予定の白根市の米を時々買っていますので、ちょっとだけ知っている場所という感じがするのです。何度か言ったことがありますけれど、この4町村は本当(失礼ながら)田舎の農村という感じです。「あれが市になったの?」というのが正直な感想です。 で、更に「実は新発田市も豊浦町と合併したんだよ」という話を聞いて更にびっくりです。 というのは、新発田市というのは、新潟からの白新線と新津からの羽越線が交わる場所にあるのですが、この新発田市から新津市までの羽越線の駅は中浦(豊浦)→月岡→神山(笹神)→水原→京ヶ瀬→新津とあるのですけれど、今までは新発田市、豊浦町、笹神村、水原町、京ヶ瀬村、新津市と6市町村を結んで居たのですけれど、これが今では新発田市と阿賀野市と新津市を結ぶ単純な線になってしまったということなんですね。これで政令指定都市「新潟市」が誕生したら、白新線の方も新潟市と新発田市と(多分)聖篭(せいろう)町だけになってしまうんですねぇ。 聖篭町というのは、まことに失礼な話ですが、25年ほど前までは「ちょーうるとらすーぱー田舎でらっくすスペシャル」と言われていたところで、関東地方では「ハマ」といえば横浜でおしゃれな場所をイメージしますけれど、新発田市近郊では「ハマ」と言えばこの聖篭町をさし、イナカモノの代名詞だったんですよ。それが、あまりにも田舎で何も無いことから大規模店舗が進出し、今では新潟にも新発田にも依存しない都会になっているとの事です。 まぁ、たまたま昔から縁のある地域なので、そんな風に書かせてもらいましたが、新発田市も水原町も城下町ですし、確かにそのままでは開発も見込めない部分があるのかもしれませんが、変わって欲しくない部分もあるし、斬新に変わって発展して欲しい気持ちもあります。 知っている人は知っていると思いますが、月岡というところには温泉があります。田んぼの真ん中に温泉がわいている。そんな感じのところです。昔はこの月岡に行く国道290号線は冬になると道路が割れて、よく車が飲み込まれていたんです。はまって動けなくなるって事です。でも、最近は東京からはとバスが行くようになったみたいでかなり整備されたらしいんです。実はね、私この月岡温泉のすぐ近くに土地を持っているんです。本当は別のところに買う予定だったのに、知人の策謀にはまってそんなところを買わせられた(怒っては居ませんけどね)んです。今住んでいる集合住宅の頭金にしたかったので、売却したいと不動産に持ちかけたら、買い手が居ませんと買取を拒否された土地です。80坪近くあるんですけどね。バブルではじけた株と一緒で、すぐに売ってしまったら損をしますけれど、気長に持っていればいつか価値が出るかもしれません。この場所は新発田市ですので、新発田市がうまく発展してくれたら、一躍長者になれるかもしれません。淡い期待ですが.... 兎に角、これからどうなっていくのか見守りたいと思います。
はぁ、またVDSL回線が不通です。昨年末にも不通になり修理にきて、結局原因不明になって「来年原因を調査しましょう」と言う言葉だけ残して約100日。その間一切の連絡も無く、故障したら「夜間は修理していません」だって。こんな無責任な会社あるのかな。ベストエフォートの回線ですから速度が遅くなることには文句は言いませんけれどね。つながらないって言うのはどういうものでしょうねぇ。そして、今度調査に伺いますと言って音沙汰無しって言うのは企業として如何なものでしょう。 困ったものです。そして何よりも困ったのは、もう頭来た!って事で、東京電力の「TEPCOひかり」に乗り換えてやる!と息巻いていたのですが、調べてみたら、私の住む町は対象圏外でした。冷静に考えればこんな田舎町、まだ利用できなくて当たり前なんですけれどねぇ....去年の2月にVDSL回線に変えて約1年。その間にVDSL装置を交換すること3回。その装置が悪いんじゃないでしょう。どこかに欠陥があるんです。もういい加減にしてほしい。そんな気持ちです。どなたか他に同じようなトラブル経験者いらっしゃいませんかねぇ。
最近は家で仕事をする機会が多いのですが、会社に詰めているときも、私の会社では昼休みはCXの「笑っていいとも」をずっと見ているんです。その影響でか、家でも昼はそれを見て、そのままCXを続けて流していた関係で、たまたま「牡丹と薔薇」も見る機会があったのです。 でもね、私の感想は「変」の一言ですよ。最初の頃は結婚したいがために子供ができたと嘘を言って、腹に詰め物をする人が居て、暫く後には姉妹なのに片方があれだけ憎悪を見せる。そして、普通に考えたら、そんなことまでしたら警察沙汰でしょみたいな事を平気でする。局は違うけど「渡る世間は鬼ばかり」みたいに「ありえない」話ですよね。 でも、それを無視して見続けていると、小沢真珠の目の表現が豊かだと感動し、結構楽しめるようになりました。 結局、ばかばかしいけれど、暇つぶしにはなる程度ではありますが、ま、面白かったんじゃないですかね。でも、私には未だ分からないのが、人間関係です。最初に北原佐和子が男をつかまえるために妊娠したと演技をします。そこは分かりました。でも、その後男は別の女と結婚をして、その二人の間にできた子供を北原佐和子が盗んでいませんでしたか? そこからどうやってあの姉妹とつながるんでしょう。なんかその辺りが全然分からないので、先日のテレビ番組「クイズ!ヘキサゴン」がいまいち楽しめませんでした。 しかし、これを書くにあたって、牡丹と薔薇のページを探してみたら、しっかりあらすじも書いてあって謎は解明いたしました。そういう事だったんですか。早くに見ておけばよかったかもしれません。 あ、これをかいている間に、人質3人が解放されたというニュースが飛び込んできました。開放されたのなら、改めて言いますが、すぐに強制送還させて、騒乱罪で逮捕でもしたほうが良いと思います。はい、無事に開放されて本当に良かった。でも、国を大騒ぎさせた罪って言うのは忘れちゃいけません。雪山で遭難した人は、無事生還したら、捜索に掛かった費用を支払います。鉄道事故を起こした人もそうでしょ。無事でよかったということと、騒動を引き起こしたことは別ですからね。本当無事でよかったですよ。はい。 閑話休題 4月23日に2時間枠で完結版をやるそうですね。ちょっと楽しみかもしれません。多分、ドラマを見たいのではなくて、小沢真珠目当てかもしれない.... リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |